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成長し続けられるエンジニア組織を目指して / How to create Growth-Ready Engineering Team

成長し続けられるエンジニア組織を目指して / How to create Growth-Ready Engineering Team

PharmaX株式会社、株式会社ユーザベース、株式会社カオナビの合同イベント「事例で学ぶ!エンジニア組織文化を作る採用・評価の仕組み」で登壇した際の発表資料です。
https://yojo.connpass.com/event/286715/
コロナ以降のエンジニア組織での取り組みを説明しています。

株式会社カオナビ

July 19, 2023
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Transcript

  1. © kaonavi, inc. 自己紹介 2001/04 2005/08 2011/01 2014/10 2020/02 SE

    アーキテクト 都築電気 株式会社 株式会社 オープンストリーム エンジニア 株式会社 サイバーエージェント CTO 株式会社 トランスリミット CTO 株式会社 カオナビ 松下 雅和 / @matsukaz 株式会社カオナビ CTO 兼 CTO室長 • AWS, Node.js, TypeScript, PHP, Go • 二児(姉妹)の父 • 漫画, アニメ, ゲーム, 散歩, カメラ, 自転車 2
  2. © kaonavi, inc.   タレントマネジメントシステム市場シェアNo.1 利用企業数推移 業界シェア 導入企業数は年々増加 各種アワードも受賞 GOOD

    DESIGN AWARD 2016 グッドデザイン賞 HRテクノロジー大賞 2017 総合マネジメントサービス部門受賞 優秀賞 ASPIC IoT-AI-クラウアワード 2018 ベストイノベーション賞 ※1 ITR「ITR Market View:人材管理市場2022」人材管理市場-ベンター別売上金額シェアで7年連続1位(2015~2022年度予測) © kaonavi Inc. 8 年連続 導入企業 大手からベンチャーまで 業界規模問わず導入 4 ( 2023年3月末日時点)
  3. © kaonavi, inc. 9 withコロナ 月所定労働時間に±20時間の幅を設け、 各自で労働時間を調整することが可能です。 出退社時刻と勤務時間を自分で決めることができます。 ※1日4時間以上の就業、および月の所定労働時間以上の就業は必要 ±20時間制度

    スーパーフレックス 勤務時間と休憩時間を柔軟に組み合わせて 働くことが可能です。 スイッチワーク オフィス/自宅など働く場所を自分で選べます。 ハイブリット勤務 ±20 My Work Style制度
  4. © kaonavi, inc. 13 • 従来のTL (テックリード) ◦ 領域ごとに一人 ◦

    チーム外から支援する立ち位置 • 再定義したTL ◦ チームに一人設置 ◦ 技術でチームをリードするリーダーシップを重要視 ◦ リリース・運用・保守に責任を持つ ◦ TL同士が連携し、全体最適を図る エンジニアのロール再定義
  5. © kaonavi, inc. 14 エンジニアのロール再定義 PdM Director EM TL Expert

    技術領域 人・チーム 領域 プロダクト 領域 支援 支援 Expert=特定領域に優れた知識やスキルを持つエンジニアを CTO/VPoEが認定
  6. © kaonavi, inc. 15 コミュニケーションの活性化 • timesチャンネル • 1on1 ◦

    上長とは定期的に実施 ◦ EM/VPoE/CTOとも不定期で実施 • ななめ1on1 (会社制度) ◦ 希望すれば、他部署の管理職との1on1が可能 ( 2023年3月末日時点) チャンネル作成比率 73.2%
  7. © kaonavi, inc. 16 コミュニケーションの活性化 • エンジニア定例 (毎週) ◦ 各チームの状況・他チームへの影響を共有

    ◦ JOINしたエンジニアを歓迎! • エンジニア分科会 (毎週) ◦ テックリードが集まり、技術課題に対して方針を決定 • 全社スプリントレビュー (毎週) ◦ 週に1回、全社員を巻き込んだ共有・フィードバックの場 ◦ 毎回70名以上、多いときは100名以上が参加
  8. © kaonavi, inc. 18 学習機会の支援 • スナバ (週2時間の自己研鑽タイム) ◦ 未来の自分、未来の誰かのために、ゆとり時間を用意する制度

    サバイバルモード 学習モード 自己組織化モード • 学ぶ時間がない • 定期的に火消し作業 • 遅れと残業 • 十分なゆとり時間 • スキルの習得時間がある • 誤りを許容する • チームにスキルがある • 自分たちで意思決定できる • 衝突を内部解決できる • ゆとり時間を作る • 残業を減らす • 見積もりし直す • チーム自身で 自分たちの問題を解決 できるように教える
  9. © kaonavi, inc. 19 学習機会の支援 • カタリバ (社内勉強会) ◦ 2019年から隔週で開催中

    (現時点で97回) ◦ Message Screen (内製アプリ) で双方向コミュニケーション!
  10. © kaonavi, inc. 20 学習機会の支援 • ホンダナ (月に1冊、開発に関わる書籍を自由に購入できる支援制度) ◦ 以前からあった書籍購入制度の課題を解決

    ▪ 雑誌もOK、電子書籍はNG ▪ 購入した書籍は個人で保管 (不要なら会社に返却) ▪ 同一書籍の重複OK (別の人が購入した書籍でもOK)
  11. © kaonavi, inc. 21 学習機会の支援 • イドバタ ◦ 業務時間外で開催される学びの場 ◦

    お酒を飲みながらラフにメンバーと共有・交流することで、 カジュアルにコラボレーションを促す
  12. © kaonavi, inc. • 兼業推奨 (会社制度) • 兼業例 ◦ スタートアップで開発や技術支援

    ◦ ボイストレーナー ◦ 社交ダンスの先生 プロダクト組織の兼業率 28.8% 22 学習機会の支援 ( 2023年3月末日時点)
  13. © kaonavi, inc. 23 採用広報活動 • CTO室が主管 • 採用広報MTG (毎週)

    ◦ 有志メンバーを募って運営 ◦ kaonavi Tech Talk, イベント協賛など
  14. © kaonavi, inc. 24 チーム間の 連携が不十分 業務委託に依存 キャリアパスが 整っていない 課題に対する取り組み

    エンジニアの ロール再定義 学習機会の支援 コミュニケーションの 活性化 採用広報活動 エンジニアの ロール再定義