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数字で表すシリーズ 〜開発規模(工数⇔期間)の見積もり編③〜 / practice of es...
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Yu Kawanami
November 21, 2024
Technology
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数字で表すシリーズ 〜開発規模(工数⇔期間)の見積もり編③〜 / practice of estimate part3
Yu Kawanami
November 21, 2024
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Transcript
数字で表すシリーズ 〜開発規模(工数⇔期間)の見積もり編③〜 2024/11/21 BABYJOB 開発部 LT会 @kawanamiyuu
前回までのおさらい 2
おさらい①「工数」と「期間」の関係 • 「工数」と「期間」の関係は次の計算式で表すことができる 「期間(ヶ月)」 =「工数(人月)」÷「人数」÷「開発稼働率(%)」x「バッファ」 (例) 開発稼働率が 60 % の
4 人チームで、工数が 7.2 人月の開発の完了にかかる期間を求めたい。 時間バッファ係数を 1.5 とすると「7.2 人月 ÷ 4 人 ÷ 0.6 ✕ 1.5 = 4.5 ヶ月」 • 開発規模を数字で表すことができれば、定性的な営みにみえる “エン ジニアリング活動” を、観測可能な仕事として、”ビジネス活動” に接 続できる 3
おさらい②「バッファ」の正体 • 「バッファ」は先の計算式を変形して次のように表すことができる 「バッファ」=「実績工数(人月)」÷「見積工数(人月)」 • この式から「バッファ」とは “実績工数と見積工数のズレの大きさ” であり、その意味は「見積工数に対して、実績工数が何倍大きくなる と予想されるか」と解釈できる 4
今回のテーマにつながる疑問 「バッファ」自体が、未知の変数に依存している。 結局「バッファ」って何? 5 ∵ もとの関係式には 2 つの未知の変数がある 「実績期間(ヶ月)」・・・未知数 =「見積工数(人月)」÷「人数」÷「開発稼働率(%)」
✕「バッファ」・・・未知数
今回のテーマ 6
「バッファ」と 「バーンアップチャート」と 「プロジェクトマネジメント」 7
ー 見積工数 ー バッファ込み見積工数 ー 累積消化工数(楽観) ー 累積消化工数(悲観) 8 期間 工数 楽観計画での “最速”完了見込日
悲観計画での “最遅”完了見込日 不確かさの幅 完了希望日(ビジネス要件)が決まっていない場合
ー 見積工数 ー バッファ込み見積工数 ー 累積消化工数(楽観) ー 累積消化工数(悲観) 9 期間 工数 もし、完了希望日(ビジネス要件)が ここなら・・・
許容可能な 不確かさの幅 完了希望日(ビジネス要件)が決まっている場合
本シリーズのまとめ 10
バッファの正体 • バッファとは、プロジェクト(やタスク)の “不確かさ” を定量化したもの • バーンアップチャート等から、その不確かさが許容でき るのか・できないのかが分かれば、不確かさを解消する (=確からしさを増す)ためのアクション(例:より詳 細な見積もりを行う)の要否を判断できる
11
バッファの正体 • バッファとは、プロジェクト(やタスク)の “不確かさ” を定量化したもの • バーンアップチャート等から、その不確かさが許容でき るのか・できないのかが分かれば、不確かさを解消する (=確からしさを増す)ためのアクション(例:納期をずら す・スコープを削る・見積りをより詳細化する)の要否を判断で
きる 12
プロジェクトマネジメントとは • プロジェクトの不確かさを明らかにし、不確かさを低減 し、不確かさに対するステークスホルダーの期待値を調 整すること • また、その不確かさを実際に解消する活動こそが、エン ジニアリング ◦ 工数見積りの精度をあげる
◦ 不確かさを含むプロジェクトのリスクを低減する開発計画、設計・実装 13
プロジェクトマネジメントとは • プロジェクトの不確かさを明らかにし、不確かさを低減 し、不確かさに対するステークスホルダーの期待値を調 整すること • また、その不確かさを実際に解消する活動こそが、エン ジニアリング ◦ 工数見積りの精度をあげる
◦ 不確かさを含むプロジェクトのリスクを低減する開発計画、設計・実装 14