本資料は、電子情報通信学会NS研究会(2022年1月開催)における、招待講演「ネットワークの構造変化からIoTプラットフォームまで,社会に溶け込むコンピューティングの実現に向けた取り組みのご紹介」の発表資料です。
本資料の著作権は電子情報通信学会に帰属します。
本資料は電子情報通信学会の許諾の範囲内で著作者(菊地)が公開するものです。
さくらインターネット研究所では,コンピューティングリソースはより社会・生活に溶け込んでいくという想定のもとに超個体型データセンター構想を掲げ研究活動に取り組んでいる.社会に溶け込むコンピューティングの実現には,現状のクラウドの延長・発展だけでなく,MEC/エッジコンピューティングなどによるネットワーク構造の変化,端末とサーバの関係の変化(Fog コンピューティング),IoT やデータのプラットフォームの構築・普及(スマートシティ)など,既存のアーキテクチャを変更していく取り組みが必要であると考えられる.本講演では,これら新しいアーキテクチャ構築に向けてさくらインターネット研究所が取り組む種々の検討について紹介する.