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TransQuest: Translation Quality Estimation with...

TransQuest: Translation Quality Estimation with Cross-lingual Transformers

研究室のEMNLP読み会での資料です。
paper: https://www.aclweb.org/anthology/2020.coling-main.445.pdf

ryoma yoshimura

January 19, 2021
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Transcript

  1. Introduction
 • QEの目的は参照訳を使用せず翻訳の品質を評価すること
 ◦ 複数の翻訳システムから最適な翻訳を選択する
 ◦ 翻訳の信頼性をユーザーに提示
 ◦ 翻訳がそのまま使えるか,人手の編集が必要か,再翻訳が必要かの判断
 •

    現在はニューラル手法がSOTA
 • 既存の手法の問題点
 ◦ 多くは訓練された言語ペアに対してのみ有効で新しい言語ペアに対しては再 学習が必要
 ◦ 学習のために大量のアノテーションされたデータを必要とするため,リソースの 少ない言語ペアでは品質推定は難しい
 • これらの問題を解決し,SOTAの結果を得ることができる文レ ベルの機械翻訳品質推定フレームワークTransQuestを提案
 
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  2. Contributions
 • TransQuest を導入し,文レベルの品質推定の2つのタスクで SOTA手法を超えるアーキテクチャを実装
 • 複数の言語ペアに対して品質推定できるモデルの開発
 ◦ QEで複数言語ペアに対応した最初のモデル
 ◦

    複数言語ペアの品質推定環境を維持するために必要なコストが高い問題に対 処
 • 低リソース言語ペアにおける品質推定に取り組み,データ量 が少なくても転移学習の設定でSOTAを凌駕する結果
 • コミュニティに重要なリソースを提供
 ◦ オープンソースのフレームワークとしてのコードと,事前学習済みの品質推定 モデルを公開
 
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  3. Related Work
 • QEはWMT2012から毎年開催
 ◦ 毎年アノテーションされたデータが公開されている
 • ニューラル以前の手法
 ◦ QuEst

    [Specia et al., 2013], QuEst++ [Specia et al., 2015]
 ◦ 言語学的特徴に基づくSVRやランダムフォレスト
 • ニューラル以降の手法
 ◦ deepQuest [lve et al., 2018]
 ▪ predictor-estimator モデル ◦ OpenKiwi [Kepler et al., 2019]
 ▪ LSTM based predictor-estimator モデル ◦ 大規模なパラレルデータでの事前学習が必要
 
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  4. Related Work
 • mBERT [Devlin et al., 2019] 
 ◦

    多言語データで事前学習した BERT 
 ◦ クロスリンガルベンチマークでは良い結果ではなかった [K et al., 2020]
 • XLM-RoBERTa (XML-R) [Conneau to al., 2020]
 ◦ 104言語,2.5TBの大規模な多言語データでRoBERTaを学習
 ◦ MLMでのみ訓練
 ◦ クロスリンガルベンチマークでmBERTより良い結果
 
 
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  5. Training Details
 • Model: Transformers の XLM-R-large
 • Batch size:

    8
 • Optimizer: Adam
 • lr: 2e-5
 • linear lr warm-up over 10% of the training data
 • epoch: 3
 • early stopping 10
 
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  6. Dataset
 • Predicting DA
 ◦ Direct Assesment (1~100)
 ▪ 3人のプロの翻訳者が評価

    ▪ z-score で標準化して平均したものを予測 ◦ WMT 2020 QE taskのデータ
 ◦ Wikipedia から作られた 6言語ペアのデータ
 ◦ High-resource 
 ▪ English-German (En-De), English-Chinese (EN-Zh) ◦ Medium-resource
 ▪ Romainian-English (Ro-En), Estonian-English (Et-En) ◦ Low-resource
 ▪ Sinhala-English (Si-En), Nepalese-English (Ne-En), Russian-English (En-Ru) ◦ 全言語 train/dev/test がそれぞれ 7,000/1,000/1,000 文
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  7. Multi language pair QE
 複数言語ペアのための2つの学習設定
 1. 言語ペアを2つのグループに分ける
 ◦ ソースが英語の言語ペアグループ(En-*)
 ◦

    ターゲットが英語の言語ペアグループ(*-En)
 ◦ 特定方向のグループを合わせて学習に使用する
 2. 方向を考慮せずに全ての言語ペアの学習データを合わせて, すべての言語ペアについて単一のモデルを構築 (MTransQuest-m, STransQuest-m)
 
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  8. Result (predicting HTER)
 • 単言語ペアでのモデルとベースラインの比較(Ⅰ と Ⅳ)
 ◦ 全言語でベースラインより良く,ほとんどの言語ペアでベストより良い
 •

    単言語ペアと複数言語ペアのモデルの比較(ⅠとⅡ・Ⅲ)
 ◦ いくつかの言語で単言語ペアより複数言語ペアのモデルが良かった
 • MTransQuestの方がSTransQuestよりもわずかに優れている
 • mBERTより良い → クロスリンガルな性質が効いている
 
 
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  9. Result (predicting DA) 
 
 • TransQuest@WMT2020はアンサンブルとデータ拡張
 ◦ アンサンブルはXLM-R-base と

    XLM-R-largeの2つの重み付き
 ◦ データ拡張は評価する翻訳を生成したシステムの学習データを追加
 ▪ 1k~5kまでランダムに追加して実験,2k以上追加しても結果は改善されなかった ▪ 翻訳の品質は最大と仮定 ◦ 全言語で一位の結果
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  10. Result (predicting DA) 
 
 • 単言語ペアと複数言語ペアのモデルの比較(ⅠとⅡ・Ⅲ)
 ◦ いくつかの言語で単言語ペアより複数言語ペアのモデルが良い 


    ◦ どの言語ペアでも多言語にすることによってピアソンが0.03%以上低下しない 
 ◦ 複数言語ペアのモデルは2.1GB以下 
 • 複数言語ペアの2つの学習設定の比較(ⅡとⅢ)
 ◦ 言語ペアの方向を考慮したほうがわずかに良い結果 
 
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  11. Result transfer learning based QE
 • High resource 言語で学習した後に Low

    resource 言語で学習
 • 少ないデータ量でも高いピアソンの相関係数
 • アノテーションされたデータが少ない言語ペアにおいて有効
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  12. MTransQuest vs STransQuest
 • 7,000文の学習@Nvidia Tesla K80 
 ◦ MTransQuest:

    平均 4,480s
 ◦ StransQuest: 平均 3,900s
 • 1,000文の推論
 ◦ MTransQuest: 平均 35s
 ◦ StransQuest: 平均16s
 • 精度重視ならMTransQuest
 • 効率重視ならStranQuest
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  13. Conclusions
 • 機械翻訳の品質推定のための新しいフレームワークTransQuestを提 案
 • 文レベルの品質推定でSOTAの結果
 • 複数言語ペアでの学習と低リソース言語の転移学習の実験
 • 今後


    ◦ 文書レベルなどのモデルを増やしてTransQuestを拡張
 ◦ 英語を含まない言語ペアに対する転移学習
 ◦ 低リソース言語ペアでの教師なし
 
 
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