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20220727_東海大学健康学部PBL
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noriaki_koshiba
July 28, 2022
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20220727_東海大学健康学部PBL
東海大学健康学部でのPBL授業
くろべネットボタンのとりくみのお話
noriaki_koshiba
July 28, 2022
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Transcript
社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課課長補佐/経営戦略係 小柴徳明 地域における包括的な見守り支援体制 「くろべネット」 ICT利活用でできること、できないこと 20220728_東海大学PBL 本日の資料はこちらから https://speakerdeck.com/koshiba_noriaki
持続可能 市民参加
EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…
・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion
黒部と 社会福祉協議会 と私
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6 【仕 事】 ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略係 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー ◦国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルICTシステム研究室
協力研究員 〇一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー 【志 事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
福祉分野のDXを加速させるための組織 mission 3年間で福祉分野のデジタル化とDXを急加速させるための エンジンになる。 vision 福祉の現場でICT利活用やDXが進み、より本来の仕事に注力できるようになり、 働きやすさと共にやりがいが生まれる。
【福祉分野を「smartふくし」に押し上げるエンジンに】 3年間で一気に、福祉分野をsmart化する。 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 福祉団体・組織・法人 Smartふくし 【フェーズ①】 ネットワーク化 課題の棚卸し、整理と集約 【フェーズ②】
デジタル化 紙からデジタルへの置き換え 【フェーズ③】 DX (デジタルトランスフォーメーション) 業務改革 【フェーズ④】 全体最適化 持続可能な地域・体制整備 Smartふくし Engine 機能強化 【シンクタンク】 データ活用 データの見える化・EBPM 機能強化 【シビックテック】 人材育成・場 活動の担い手、場づくり 【市民参加】 住民主体のまちづくり じぶんのまちを自分たちで良くしていく
【黒部市社会福祉協議会との関係性】 〇広域的な活動のプラットフォーム ・黒部市内に限らず、近隣との連携や全国各地との共同研究など、広域で活動を行うためのプラットフォームになる。 【2022年度】 ①国・県のモデル事業「小規模法人ネットワーク化事業」(黒部市、入善町の6法人で構成)の事務局 ②トヨタモビリティ基金との共同研究事業「福祉版移動シェアサービス SW-MaaS開発」(黒部、豊岡、高崎) 〇調査研究機能の強化と独立 ・黒部市社協の経営戦略係で進めていたシンクタンク機能、新規事業開発等の事業の一部を社団法人へ移行。企業との共同研究 や民間財源を活用し、調査研究機能を強化していく。行政や社協からの助成金は受けず(事業受託はあり)、独立性を担保して活動
を進めていく。 〇持続可能な事業推進体制 ・2022年度は、市社協職員2名を出向(財源はトヨタモビリティ基金の研究事業費)で専従となり、総務課経営戦略係から1名を 兼務の体制で立ち上げ支援を行う。以降、次年度より自主財源での運営を確立し、持続可能な体制をつくる。 広域的な活動と調査研究機能の強化と独立
SMART ふくしラボ 学び合う場 learning 実験する場 experiment 研究する場 laboratory ビックデータ 蓄積/利活用
福祉分野の デジタル化・DX 研究 民間企業との 共同研究 地域での 実証実験 フォーラム 開催 リテラシー 向上 ビジネスモデル 事業化 プログラム 開発 セミナー 勉強会 ローカライズ 他地域への 展開 福祉団体 支援 【3つの場づくり】Core competenceからの事業展開 10
黒部川扇状地
宇奈月温泉トロッコ電車
3705 5760 3092 2759 6399 5273 2329 3384 2109 1039
452 406 189 665 967 2178 1525 2484 1096 968 2346 2172 787 1219 734 372 301 196 87 279 390 763 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 生地 石田 田家 村椿 大布施 三日市 前沢 荻生 若栗 東布施 宇奈月 内山 音沢 愛本 下立 浦山 黒部市地区別人口・世帯数 2021.3.31現在 人口 世帯 人口:40,321人 65歳以上の人口12,924人 高齢化率32.1% R4.5.31現在
黒部市社会福祉協議会の経営理念 「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の推進 経営戦略係の仕事 10歩先を見て考える 5つの概念で物事を考えていく 人・物・金・時・情報
15 俯瞰して見て、考える。 今の重点テーマ 支援者が支援しやすい環境づくり
地域づくりって そんなに簡単じゃない理由(ワケ)
地域ってなんだ?!
地域の定義を整理してみる。 (例えば)
地域課題ってなんだ?!
自分の困りごと 地域課題を整理してみる。 (例えば) 自分 (1人) 世帯、家族 (平均2.46人) 町内 (128町内) 地区
(16小学校区) 黒部市 (41,000人) 家族の困りごと 町内の課題 地区の課題 黒部市の課題 ・生きがい ・仕事 ・生活の不安 ・年金 ・引きこもり ・生活の不安 ・病気 ・子育て ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・まつりの維持 ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・人口減 ・人口減 ・高齢化 ・学校の統廃合 ・税収減 ※起きている、起こる現象と課題、問題が入り乱れている。からよく分からない。。。
【18年間の社協経験で感じた大前提】 みんな良くしようと思っている。 少なくとも・・・ だれひとり、悪くしようとは思っていない(ハズ)
紙一重
住民主体のまちづくり 「丸投げ」か「住民が主役」かは、紙一重 責任は「行政」なのか「住民」なのか?
「監視」か「見守り」かは、紙一重 「義務」なのか「ボランティア」なのか? 見守り活動
地域(黒部市)を考えていく上での確定事項 少子化 高齢化 人口減
ということは(地域の現状)… 担い手を育てるし、自分もやる。 (社協・地域も思いは同じ) 地域には、仕事と志事が必要。 (社協職員とNPOもやる@個人) 無いものはつくる。 (できることをやる、つくる) みんなでやるしかない。 (ALL黒部:行政・社協・企業・社会福祉法人・NPO法人・ボランティア・市民 etc.)
社会関係資本(social capital) をフル活用するしかない 地域の力
27 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
28 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
29 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
30 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
31 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
32 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
33 地域福祉の未来は、誰が描くのか? 10年後にどんな地域になってるのか? どんな地域にしたいのか? 本当はみんな分かってる、どうにかしなきゃいけないことを。 今も時間は進んでいる、時代は変化している。 どうする僕ら、どうする社協…
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37 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツールで働く人がより働きやすくする。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム
※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会 社日新システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる相談窓口】 相談のハードルを下げ、早くからの リーチをつなげるしくみ将来的な 情報発信のキーとなるしくみ 【ふくしDX】 業務効率改善を行い福祉 現場での人材不足を解消 民間企業との共同研究PJ 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、みんな の目指すべきgoalを示す。 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、自分自身の活動 ログが見えるようにする。 【ふくしDXの推進基盤】 社団法人を立ち上げふくし全体のデジタ ル化、DX推進を図る組織の立ち上げ。 【SW-MaaSの開発】 トヨタモビリティ基金と福祉版移動シェア サービスの研究開発 一般社団法人 SMARTふくしラボの設立 福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
38 https://5goalsforkurobe.com/index.html
39
市民参加が大前提 何が普通で、何が異常か?
41
承認機関ではなく みんなで学び、 考え、つくる場 The承認会議! 参加型の活動計画づくりへ!
43 目 的 みんなで学び、みんなで考えるつくる場 参加型の活動計画づくりへ ①第3次黒部市地域福祉活動計画をシンプルに わかりやすくすること ②ともに目指す目標を明確に示すこと ③持続可能な地域づくりを目指すこと=SDGs 「5goals
for黒部」(第3次黒部市地域福祉活動計画)は、 「お互いさまの社会の実現」を目指し民間の福祉 活動団体や活動者が、ここから5年間、何を目標 (ゴール)にどんなこと(ターゲット)に力を入れて 取り組んでいくかを示すものです。
44
45 目指すGOAL 「市民主体のまちづくり」=市民社会の創造 自分たちのまちは、自分たちで良くしていく 仮説 (結論) 社会をもっと「見える化」 できれば、市民が社会に参加する。
仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals
for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
47 3者間での包括連携協定 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 富山県生活協同組合 生活協同組合CO・OPとやま
2021年8月4日 48 絶対に結んで 終わりしない!
49 絶対に結んで終わりしない! 【目的】 黒部市社会福祉協議会との関係をより密にすることで、相互の機能向上を図ります。 また、黒部市での社会福祉の発展や地域の課題解決に取り組み、地域福祉の向上と地 域の活性化に寄与します。 【連携内容】 (1)身近な地域における住民が取り組む福祉課題解決のための活動 (2)困りごとを抱えた住民に対する相談支援 (3)黒部市における包括的な見守り体制「くろべネット」
(4)災害時の復旧・復興支援および被災者の生活支援 (5)「5goals for黒部」並びにSDGsの取り組み推進 (6)その他、地域社会の活性化や住民サービスの向上に関すること ※連携項目の内容および2021年度アクションプラン、2022年度までのスケジュールは別紙
50 地域での包括的な見守り支援体制 「くろべネット」におけるICT利活用
くろべネット事業における ICT機器としくみの研究開発 【地域福祉分野におけるICT利活用調査研究】 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 ~事業化に向けての実証実験~ 2021年度(実証実験3年目)
戦略的な計画づくり (3ヵ年2期目)
社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会 第2期 くろべネット推進計画 2021年度~2023年度 黒部市社会福祉協議会 地域福祉課 共生推進係
社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会 「くろべネット」を中心とした包括的な支援体制推進事業 < 目 的 > 市社協では、重点事業として「くろべネット」を位置付けし、より発展的に推進してい くことで「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の推進を図っている。 そのためには、担い手の育成、活動の体制、様々な地域資源の活用などを多角的に
検討し、住民主体の地域づくりを包括的に支える体制を整備していく必要がある。 この事業では、2018年度より一元化し進めてきた推進計画を基に、更に第2期とし て、2021年度以降の3ヵ年の「くろべネット」推進計画を策定し、市全域、地区単位で の包括的な支援体制について検討と協議を行うと共に、個別支援を通し地域づくりま でを一体的に行うような幅広い事業とも連動した総合的な地域の支え合い体制を構 築していくことを目的とする。
「くろべネット」を中心とした包括的な支援体制の整備 【目指す社会】 「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」 黒部市社会福祉協議会 黒部市 消防署 警察署 地区社協/自治振興会 町内会/地域 専門機関(職)
市民/住民 社会福祉法人等の福祉関係団体 NPO/ボランティア 民生員児童委員 【包括的な支援体制整備】 「くろべネット」 【推進計画の策定の必要性】 課題を抽出し、目標設定を行ったうえで 3年単位の推進計画を策定していく。 【社会背景】 ▪進展する少子化、高齢社会、人口減少 ▪老々支援、認知症高齢者の増加 ▪コロナ渦の影響による生活困窮、ひきこもり、 DVなど生活のしづらさを抱えた世帯の増加 ▪核家族化、単身世帯の増加 ▪地域関係の希薄化 ▪地域別の特性 2025年への不安 地域支え合い事業 地域包括ケアシステム 厚労省「我が事、丸ごと」 地域共生社会 住民主体 企業 公的支援 住民・地域の 主体的支援 専門的な支援 【推進/進化/適応】 社会や生活環境の変化に対応しながら 推進、深化、適応していく必要がある
「くろべネット」を中心とした包括的な支援体制整備 推進計画の構成と運営委員会の位置づけ 【推進計画の策定】 課題を抽出し、目標設定を行ったうえで 3年単位の推進計画を策定していく。 くろべネット推進計画(3ヵ年) <第2期>2021年度~2023年度 発展的な事業の推進体制 くろべネット運営委員会 【役割】
◦推進計画の策定支援と確認 ◦評価/成果の分析 ◦多様な視点での意見 調査/研究/地域資源の開発 PDCAサイクル 地域資源の活用 企業との連携 専門職/関係団体との連携 地域/地区/市社協/行政との連携 広報・啓発・理解 広報ツールの作成 情報発信 福祉教育 黒部市社会福祉協議会 【役割】 ◦課題整理/分析 ◦事業実施 ◦関係機関/団体との調整 担い手の発掘/育成 3つの重点事業
発展的な事業の推進体制 調査/研究 評価(PDCA) 担い手の発掘/育成 〇運営委員会の開催 多様な視点からの意見集約と 現場の声を反映と社会情勢な どを考えながらこれからのあ り方を検討 〇ワーキングチーム
分野や現場での活動者からの ヒアリングや意見交換 〇事業の効率化、負担軽減 ICT利活用や新たな地域資 源 の活用策について検討 〇県、国の動向の確認 〇先進地へ視察 〇くろべネット名簿の確認(随 時) 〇くろべネットカードの整備(随 時) 3つの重点事業~具体的な事業内容①~ 〇運営委員会での評価 〇アドバイザーによる助言と 評価 〇評価シートの作成 (指標を示す) 〇住民向け研修会の実施 〇企業の社会貢献研修 〇モデル地区へのフォロー アップ 〇身近な相談窓口相談員の 発掘・研修 調査、研究を実施 し、PDCAサイクルを 持って段階的に改 善を目指していく。
2021年 2023年 2022年 運営委員会の開催 ・委員委託(2年目) ・推進計画(2018~2020年)の 評価・分析 ・推進計画(2021~2023年)の策定 ・指標の設定 ・アドバイザーによる評価
・委員改選委託(1年目) ・推進計画進捗状況報告 ・指標の評価 ・アドバイザーによる評価 ・委員委託(2年目) ・推進計画策定 ・指標の評価・改善 ・アドバイザーによる評価 ワーキングチームによる 調査研究 ・意見集約と確認 ・分野別・専門職 ・住民活動者 ・職場内 ・アドバイザーを依頼 ・意見集約と確認 ・分野別・専門職 ・住民活動者 ・職場内 ・アドバイザーを依頼 ・意見集約と確認 ・分野別・専門職 ・住民活動者 ・職場内 ・アドバイザーを依頼 ICT利活用や新たな 資源活用策について ・ICT実証実験(3年目) 協力地区:6地区 要支援者:70名 ・ICT実証実験(2年目)の評価・ 分析 ・次年度以降の計画と予算化 ・県生協との包括連携協定の締結 ・現状の調査・分析 ・くろべネットICTの事業化 ・ICT実証実験(3年目)の評価分析 ・次年度の計画と予算化 ・くろべネットICTの事業化(1年 目)の評価・分析 ・くろべネットICTの事業拡大・関 係団体との連携 ・次年度の計画・予算化
広報・啓発・理解 広報ツールの作成 情報発信 福祉教育 〇「くろべネット」事業説明 パンフレットの作成 ・地域住民向け 〇企業・団体へ新規協力依頼、 ステッカー配布 3つの重点事業~具体的な事業内容②~
〇ホームページへの掲載 〇マスコミを通したPR ラジオミュー ケーブルテレビ 新聞 など 〇パンフレット配布 〇ステッカー配布 〇福祉くろべ 〇住民向け説明会・研修会 〇住民参加の支援調整会議 〇児童・生徒への説明 住民にわかりやすい 内容で伝え、広める 機会を設けることで 我が事として理解し 関わる支援者を増 やす。
2021年 2023年 2022年 広報ツールの作成 ・地域住民向けパンフレットの作成 (3月) ・地区・民生委員へパンフレットに 関する説明・配布 ・地区・民生委員へパンフレットに 関する説明・配布
情報発信 ・ホームページの掲載 ・福祉くろべ掲載 ・ラジオミューを通じたPR 福祉教育・社会教育 ・地区へのくろべネット説明会 (地区社協・町内会長など) ・企業・専門職研修会の開催 ・福祉体験教室時でのくろべネット 説明(小学校・中学校) ・民生委員改選後のくろべネット 説明(1月) ・地区へのくろべネット説明会 (地区社協、町内会長など) ・企業・専門職研修会の開催 ・福祉体験教室時でのくろべネット 説明(小学校・中学校) ・ホームページの掲載 ・福祉くろべ掲載 ・ラジオミューを通じたPR ・ホームページの掲載 ・福祉くろべ掲載 ・ラジオミューを通じたPR ・地区へのくろべネット説明会 (地区社協・町内会長など) ・企業・専門職研修会の開催 ・福祉体験教室時でのくろべネット 説明(小学校・中学校)
地域資源の活用 企業との連携・協働 専門職/関係団体との連携・協働 地域/地区/市社協/行政との連携 〇企業向け説明会 「くろべネット(企業版)研修会」 (年1回) 〇YEG(黒部商工会議所青年部) との個別事例を通した連携協働 〇JC(黒部青年会議所)との
連携 3つの重点事業~具体的な事業内容③~ 〇くろべネット定期事例検討会 (月1回) 〇くろべネット支援調整会議 (随時) 〇くろべネットICT利活用での 関係団体との連携 〇くろべネット(専門職)研修会 (年1回) 〇関係団体への説明会 〇職員研修(地区担当者内の情 報共有) 〇全体研修会 〇身近な相談窓口との連携 〇行政機関との連携・協働 ・認知症サポーターとの連携 ・地域支え合い推進員との連携 〇地域住民向け説明会 地域の強みや今ある 資源を活用しネット ワークづくりと総合的 支援体制の構築を目 指す。
2021年 2023年 2022年 企業との連携 ・くろべネット企業版研修会 ・YEG(商工会議所青年部)との個 別支援を通した連携協働 ・JC(青年会議所)との連携 ・くろべネット企業版研修会 ・YEG(商工会議所青年部)との個
別支援を通した連携協働 ・JC(青年会議所)との連携 ・企業用ステッカー配布(くろべ ネット賛同企業) ・くろべネット企業版研修会 ・YEG(商工会議所青年部)との個 別支援を通した連携協働 ・JC(青年会議所)との連携 専門職/関係団体 との連携 ・くろべネット定期事例検討会の 開催(月1回) ・くろべネット専門職研修会 ・くろべネット支援調整会議(随時) ・困難ケース会議(随時) ・児童福祉関係者との連携 地域/地区/行政との連携 ・地区単位でのくろべネット連絡 会の推進 ・行政機関への説明会 ・地域支え合い推進員との連携 ・住民向け説明会 ・身近な相談窓口(4地区)との 連携 ・くろべネット定期事例検討会の 開催(月1回) ・くろべネット専門職研修会 ・くろべネット支援調整会議(随時) ・困難ケース会議(随時) ・児童福祉関係者との連携 ・地区単位でのくろべネット連絡会 の推進 ・行政機関への説明会 ・地域支え合い推進員との連携 ・住民向け説明会 ・身近な相談窓口(8地区)との 連携 ・地区単位でのくろべネット連絡会 の推進 ・行政機関への説明会 ・地域支え合い推進員との連携 ・住民向け説明会 ・身近な相談窓口(16地区)との 連携 ・くろべネット定期事例検討会の 開催(月1回) ・くろべネット専門職研修会 ・くろべネット支援調整会議(随時) ・困難ケース会議(随時) ・児童福祉関係者との連携
発展的な事業の推進体制 調査/研究 PDCAサイクル 担い手の発掘/育成 広報・啓発・理解 広報ツールの作成 情報発信 地域資源の活用 企業との連携 専門職/関係団体との連携
地域/地区/市社協/行政との連携 ◦第1回運営委員会開催(6月) ◦地区ヒアリング(随時) ◦課題整理と分析 〇第2回運営委員会の開催(10月) ◦第2期推進計画の策定開始 ◦運営委員会の開催(年2回程度) ◦ワーキング会議の開催 ◦評価/成果の分析 ◦PDCAサイクルの確認 ◦運営委員会の開催(年2回程度) ◦ワーキング会議の開催 ◦評価/成果の分析 ◦第3次推進計画の策定準備 ◦地域住民向けパンフレット作成 ◦福祉くろべ掲載、マスコミへのPR ◦ホームページ掲載 ◦地域住民向けパンフレット配布 〇企業・団体へ新規協力依頼 ◦福祉くろべ掲載、マスコミへのPR 〇ホームページ掲載 〇相談窓口相談員の研修・育成 ◦地域住民向けパンフレット配布 〇企業・団体へ新規協力依頼 ◦福祉くろべ掲載、マスコミへのPR 〇ホームページ掲載 〇相談窓口相談員の研修・育成 ◦企業への説明会 ◦全体研修会の開催 ◦定期事例検討会の開催 ◦地区連絡会、支援調整会議の開催 ◦ボランティア団体への説明会 ◦ボランティア推進校への説明会 ◦企業への説明会 ◦研修会の開催(全体・企業・専門職等) ◦定期事例検討会の開催 ◦地区連絡会、支援調整会議の開催 ◦ネットワーク会議の開催 <協働> ◦ボランティア団体への研修会 ◦ボランティア推進校への研修会 ◦企業への説明会 ◦研修会の開催(全体・企業・専門職等) ◦定期事例検討会の開催 ◦地区連絡会、支援調整会議 ◦ネットワーク会議の定例化 ◦住民向け研修会の開催 ◦ボランティア団体との連携 ◦子どもたちの参加 2021年 2022 年 2023 年 3ヵ年のRM <調査・研究→計画> <計画→実行→評価> <評価→改善→計画> <対象者・関係者に> <支援者を増やす> <全世代に> 福祉教育/社会教育 <連携> <対象者・関係者> <しくみづくり>
個 別 支 援 ( 一 人 ぼ っ ち
に さ せ な い ) 目 標 値 連 携 ・ 担 い 手 づ く り ( ま る ご と ) くろべネット3か年 指標 項目 2021.4.1 地 域 支 援 ( わ が ご と ) チーム員数 731名 750名 770名 790名 チーム員2名以上体制 246チーム 260チーム 270チーム 280チーム 登録対象者数 439名 450名 460名 470名 心配だが未登録 名 80名 64名 48名 地区社協・民生委員・他機関 からの相談件数 771件 800件 850件 950件 地区説明会の回数 23回 (R2年度) 25回 32回 25回 ケース会議 7回 10回 10回 10回 地区社協訪問回数 144回 192回 288回 384回 協力企業団体数 123団体 125団体 127団体 129団体 くろべネット研修会開催数 2回 3回 4回 4回 くろべネット研修会参加人数 64名 (R2年度) 90名 120名 130名 事例検討会参加人数 201名 216名 240名 264名 設置台数 50台 75台 100台 元気だよカード利用回数 15,000回 22,500回 30,000回 社協カード利用回数 50回 75回 100回 2021年 2022年 2023年 I C T の 活 用
個別事業予算 (1)くろべネット体制整備地区補助 市内16地区社協ごとのくろべネット対象者数に応じて按分し、 地区単位でのくろべネット支援調整会議、研修、連絡調整費とし て市社協より地区社協へ助成する。 ①6月各地区社協へ助成金を交付 ②支援調整会議や地区連絡会、研修会への社協職員の派遣 (2)事業推進研修 研修を専門職向け、支援者向け、全体研修の3つを行う。 また毎月事例検討会を行う。
①くろべネット(企業版)研修会 ②くろべネット(専門職)研修会 ③くろべネット全体研修会 ④くろべネット定期事例検討会(月1回) (3)PR・広報ツール 支援者向け、対象者向け、企業向けパンフレットなどの広報ツー ルを作成するための検討を行う。 ①くろべネット事業の説明パンフレット作成 ②地域住民向けのパンフレットの作成 ③福祉くろべ掲載、マスコミを通じたPR (4)運営委員会設置 関係機関、支援者代表等から委員を選出し、3ヵ年の推進計画策 定や事業の企画立案を行っていく。また、現場レベルの職員や支 援者を交えた企画推進ワーキングチームも設置する。 ①運営委員会の設置 ②くろべネット推進計画の策定(3カ年計画) ③くろべネット事業の評価・分析 (5)企業との連携協働 企業との連携協働の促進のための研修会とくろべネットの事業 協力説明会の開催を行う。 ①「くろべネット」企業版説明会の開催 ②くろべネット協賛(応援)企業へのステッカー配布 ③黒部商工会議所青年部、黒部青年会議所との連携 (6)くろべネットICT実証実験 事業化に向けて効果検証の実施を行い、ICTを活用した支援体 制を整備していく。 ①くろべネットICT実証実験研究協力費 ②体制整備に係る会議の開催
66 黒部市社会福祉 協議会 黒部市 消防署 警察署 地区社協/ 自治振興会 町内会/地域 専門機関
(職) 市民/住民 社会福祉法人等の福 祉関係団体 NPO/ ボランティア 民生員児童委員 【包括的な見守り体制整備】 「くろべネット」 企業 公的支援 住民・地域の主体的支援 専門的な支援
67 くろべネットで実現したい将来の目指す姿 高齢者の “気がね”、“遠慮” ・・・ “助けて” を言いやすい環境を作りたい 「受援力を高める」 “くろべネット” の地域のつながりを維持しながら
“民間サービス” をつないでいきたい 「官民協働での地域共生社会の実現」 “くろべネット”の地域の支え合いのしくみ 地域の負担を軽減したい 「みんなで支えあうしくみの構築」 個を支える 連携・担い手 地域を支える
現状と課題 (ICTをどこで活用するか)
平成29年度地域福祉分野でのICT利用についての調査研究 「黒部市におけるスマートフォン等の活用と普及率」(一部抜粋) この調査は、市民や福祉活動に関わる支援者のスマートフォンの所有状況や活用手段、各世帯におけるIT環境の現状を調べ、地区、地 域福祉分野へのICTの利活用をどの角度から取り組むことができるか、福祉関係者の事務効率の改善が図れるか等を検討することを目的 とし、今回は、一般市民、民生委員児童委員、福祉活動に関わる支援者、市内高校生を対象に全924名から回答を得ることができた。 対象者:一般市民、民生委員児童委員、福祉活動に関わる支援者、市内高校生(924名) 社会背景とこれからの社会
社会背景とこれからの社会 65歳 → 75歳 75歳 → 85歳 ※国内平均寿命(2016年) 83.98歳 ・今後もスマホには自ら触れられない
・インターネット、Wi-Fiの利用する つもりもない etc… ・スマホを利用 (ITリテラシーの向上は見込める) ・インターネット、Wi-Fiの利用が可能 etc… 国内の平均寿命(83.98歳)より 各年代の今後10年間の生活を考えると… 年代にもよっても状況が異なるので それぞれに合った手段・手法で 社会とつなぐ必要がある 今回の事業ではここに フォーカス 70
前 提 みんな地域を良くしようと思っている 何かできることがあれば、したいと思っている 課 題 助けてと言いづらい→気兼ね、遠慮、受援力が低い 助けてほしいか分からない→情報がない、つながらない 仮 説
情報の受発信を容易に、様々な社会資源をゆるくつなぐ 助けてほしい人と助けたい人をマッチングするしくみ
移動の不自由 家族構成の変化 仕事から生きがいへ 双方向から視聴へ やりたいことが出来ない 選択肢が少なくなる 70代/後期高齢者世代
移動の不自由 家族構成の 変化 仕事から 生きがいへ 双方向から 視聴へ 本当もっとやりたいこと、 できることがある 壁①
壁② IT もし、つながれば、 出来ること(サービス)がある 心理 壁① 壁② 変化 サービス ITをアナログ化して伝える 変化ではなく、 きっかけ(動機)をつくる 壁を破る力
今までの経緯 ◦黒部市において2019年度、株式会社日新システムズ(NSS)と国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT)と共同で地域福祉分野におけるICT利活用の調査研究と実証実験に取り組んできた。 ◦地域へのICT利活用を図るための社会的受容性の調査研究 ◦高齢者の見守りや地域、コミュニティのつながりなどの「ゆるいつながり」にICTが利活用できる かの挑戦ーながら見守り、社会貢献←コミュニティの力を融合 ◦市内40世帯への実証実験ーレポート作成←発展的な検証が必要(2019年度) ◦支援者側(80台・延べ350名)をターゲットにした実証実験←支援者側の理解が必要(2020年度) 2021/6/25
75 「助けてと言える社会」 から 「助けが必要と気づく社会」 への転換
2020年度の実証実験中間まとめ ◦機器の設置により孤独感の軽減や生活に対する安心感が生まれる ◦要支援者が自ら状況を発信できるので支援する側の安心感や見守り活動 の効率化につながる ◦ICT機器で地域との繋がりが感じられるわけではなく、人と人との繋が りが一番良い。人の手が回らない場面をICTで補う方法 ◦対応する時間の明確化
今回の目的 事業化に向けて、運用できる体制を整える。 ①地区社協・民生委員等との連携体制 支援者との連携(通知や実際の直接支援との連携) ②財源の確保 市補助金、社協自主財源、民間助成金、実費負担 (有償サービス)等も組み合わせた持続可能な財源構成の検討 ③事務局側の体制整備 100台での運用体制、人員体制の整備 “目的”=ゴール
※下記の項目が実証実験の調査の項目になる
カードを置く ボタンを押す ニーズ発信 聞ける、話せる、相談できる 相談支援機能 社協(専門職)がしっかりと受け止め、 必要な人やモノや情報につなげる。 黒部市社会福祉協議会 総合相談の流れ (黒部市社会福祉協議会)
黒部市社会福祉協議会 通知が来る 市社会福祉協議会から電話する 必要な支援につなぐ 必要なサービスにつなぐ 案内する 福祉専門職 福祉専門職 直接的な支援につなぐ 話すことで解決するニーズ 相談したい 話をきいてほしい 本当のニーズ 必要な支援を探る 2021/6/25
電話を掛ける ニーズを聞く 担当職員につなぐニーズ ※電話対応者とつながれた対応担当者が同じの場合もある。 話すことで解決するニーズ 担当者不在の場合 答えが見つからない場合 【対 応】③ 後ほど、後日連絡する旨を伝える。
【完了の定義】 電話をかけて、必要な対応につなぎ 終わったら完了ボタン※1 を押す。 ※1:ipad内のLINEWORKS通知の完了 ボタン 【対 応】② 質問や問い合わせ内容にわかる 範囲で答える。 【対 応】➀ 質問や問い合わせ内容によって、 担当職員につなぎ対応する。 通常の「くろべネット」、 「相談電話」と同じ形で対応する。 ICT実証実験体制 通常業務体制 くろべネットICT実証実験相談記録シート 電話対応者が記載 つながれた対応担当者が記載 利用者 電話対応者 つないだ対応担当者 状況 NO 月/日 氏名 担当者名 内容 つなぎの可否 担当者名 対応 月/日 状況 1 2 3 4 5 相談記録シートの記載
元気だよ!見守りの流れ ③市社協へ通知がくる 通知サービス LINEWORKSと連携 黒部市社会福祉協議会 能動的に参加するしくみ 見守り参加機能 見守られている側も元気だよという情報を 発信することで見守り活動に能動的に参加。 ②元気だよ!カードをかざして、押す
「元気だよカード」 による安否確認 ④異変を感じる 様子がおかしいかも 民生委員 地区社会福祉協議会 連絡 ⑤訪問するきっかけ ①「今日もお元気ですか?」 とメッセージが流れる 『Aさんは3日間「元気だよ」 が押されていないようです。』 という通知が出る 2021/6/25
81 見守られている要支援者が能動的に見守り活動活動に参加する機会になってることが分かった。
1日のボタンによる案内内容 ① 7:00 時報、ゴミ出しの日 ② 9:00 案内メッセージ1(朝の挨拶、天気) ③ 13:00 案内メッセージ2(元気です案内)
④ 15:00 案内メッセージ3(時候、注意喚起案内) ⑤ 17:00 案内メッセージ4(終わりの挨拶) ⑥ 19:45 翌日のゴミ出し案内(※ゴミの日の前日) ⑦ 20:45 時報、火元確認+戸締まり案内 ②、④任意 メッセージ送信 時報:2回 + 社会福祉協議会からのメッセージ:4~5回 2021/6/25
くろべネット見守りフロー 3日間ボタン操作がない 市社会福祉協議会 見守り機能 地区社会福祉協議会 地区活動者 民生委員 ⑤訪問にて安否確認 3日間ボタン操作やカード利用が なかった場合は安否確認
通知サービス LINEWORKSと連携 『Aさんは3日間「元気だよ」 が押されていないようです。』 という通知が出る 3日間連続して利用がない場合 ②本人へ電話で安否確認 ①市社協へ通知がくる OK 異常なし ④民生委員または 地区活動者へ連絡 ③地区社協へ連絡 本人と連絡がとれない場合 担当職員
利 用 者 名 利 用 者 名 見守り通知画面について ・ボタンの利用状況を一覧で確認する
ことができます。 ・3日間連続して利用されなかった場 合は、メッセージ通知が届きます。 サービスごとの利用状況画面 ・サービスごとの利用状況が一覧で 確認することができます。 2021/6/25
連携体制モデル 地区社会福祉協議会 自治機能(自助・互助) 黒部市社会福祉協議会 富山国際大学 村上教授研究室 黒部市 民生委員児童委員協議会 黒部商工会議所青年部 県生活協同組合・COOPとやま
連携協働 LINEWORKS システム開発 株式会社 日新システムズ 連携協定締結 事業連携 富山県 社会福祉協議会 ケアネット事業との連携 3者による共同研究 実証実験のフィールド 研究チーム ステークホルダー
機器設置モニターの内訳(案) 想定の対象者 ▪各地区で選定する要支援者 60名 6地区×要支援者10名(想定) ・独居高齢者 ・二人暮らし高齢者 ・連絡がとりづらい独居高齢者 等 ▪黒部市社会福祉協議会が
関わっている要支援者 10名 追加検討の対象者 ▪富山県生活協同組合+コープとやま との連携も計画中 + 100台設置を想定
事業化 (2022年度)
くろべネット事業における くろべネットボタン事業計画 【地域福祉分野におけるICT利活用】 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 共生推進係 2022年度
2019年(1年目) 要支援者向けの 実証実験 ・社会的受容性の検証 ・ICT機器についての検証 2020年(2年目) 支援者向けの 実証実験 ・支援者の理解と賛同 ・要支援者に向けて利便性
の検証 ・支援者の実態調査 2021年(3年目) 事業化に向けての 実証実験 ・持続可能な体制の検証 連携体制/財源/事務局体制 ・事業化に向けての組織体制 検討 2022年 事業化 ・くろべネットを中心とし た事業体制 ・運営にふさわしい体制、 事業化 ・介護予防、総合事業への 有効性に関する効果検証 (財源確保) 3ヵ年の実証実験から事業化に向けてのステップ 組織的な判断 (継続の可否) 民間助成金の活用 共同募金・社協自主財源等の活用 市補助金/県社協助成金 財 源 の 確 保 ※2025年に向け100台の設置を目標とする。 設置台数:50台
© NISSIN SYSTEMS Co.,Ltd. ⑤訪問にて安否確認 くろべネット見守りフロー 3日間ボタン操作がない 市社会福祉協議会 見守り機能 地区社会福祉協議会
地区活動者 民生委員 3日間ボタン操作やカード利用 がなかった場合は安否確認 通知サービス LINEWORKSと連携 『Aさんは3日間「元気だよ」 が押されていないようです。』 という通知が出る ※3日間連続して利用がない場合 ②本人へ電話で安否確認 ①市社協へ通知がくる OK 異常なし ④民生委員または 地区活動者へ連絡 ③地区社協へ連絡 本人と連絡がとれない場合 担当職員 【みまもり通知画面】 【LINE WORKS】
© NISSIN SYSTEMS Co.,Ltd. カードを置く ボタンを押す ニーズ発信 聞ける、話せる、相談できる 相談支援機能 社協(専門職)がしっかりと受け止め、
必要な人やモノや情報につなげる。 黒部市社会福祉協議会 総合相談の流れ (黒部市社会福祉協議会) 黒部市社会福祉協議会 通知が来る 市社会福祉協議会から電話する 必要な支援につなぐ 必要なサービスにつなぐ 案内する 福祉専門職 福祉専門職 直接的な支援につなぐ 話すことで解決するニーズ 相談したい 話をきいてほしい 本当のニーズ 必要な支援を探る
© NISSIN SYSTEMS Co.,Ltd. 利 用 者 名 利 用
者 名 見守り通知画面について ・ボタンの利用状況を一覧で確認する ことができます。 ・3日間以上連続して利用されなかった 場合は、メッセージ通知が届きます。 サービスごとの利用状況画面 ・サービスごとの利用状況(ボタン操作・ 元気だよカード・相談カード)が一覧で 確認することができます。
協力者ヒアリング調査(まとめ) ◦機器の設置により孤独感の軽減や生活に対する安心感が生まれた。 ◦毎日の日課となり、生活の一部になっていた。座っていても起き上がって ボタンを押していて、運動不足の解消にもつながった。 ◦本当に困った時に「相談カード」を利用し、生活の助けになった。 ◦ボタンを押し忘れた時、近所の民生委員が訪問に来てくれた。分からない ことを何でも聞くことができたので助かった。 ◦親族が県外に住んでいる場合、毎日電話するのも難しいため機器があって とても助かった。 ―2021年度
くろべネットICT実証実験― (※ヒアリング結果 別紙参照)
運用体制に関する報告 地区社協・民生委員等との連携体制 ・利用者に3日間ボタン操作がない等の異変があり、市社協から利用者へ 連絡がとれなかった場合、地区社協や民生委員に連絡し、訪問すること で安否確認や相談支援につなげるよう連携体制を整えた。 ・地区公民館に設置してあるパソコンからもシステムが利用できるように 設定し、地区の利用者状況の確認や地区から音声案内登録し、情報(詐 欺情報や地区行事・介護予防事業など)を発信することができた。 ⇒地区社協・民生委員等の支援者にも理解を得て、連携体制を整備した。 ―2021年度
くろべネットICT実証実験―
時刻 保留時間 メッセージ ① 7:00 ー 「おはようございます。7時です。本日は〇〇のゴミの日です。」 ② 9:00 (1時間)
今日は何の日・天気・気温 等 「今日は、冬至です。一年で昼が最も短くなる日です。ホクホクのかぼちゃと温かい柚子湯で、寒い冬を乗り切りましょう!」 「囲碁の日です。囲碁には、思考力、集中力、コミュニケーション能力を高める効果があり、認知症予防にもおすすめです。」 「毎月26日は、風呂の日です。入浴には、免疫力アップ、冷え性改善、疲労回復、膝や腰痛を緩和する効果があります。」 ③13:00 (15分) 「皆さんお元気ですか?“元気だよ”カードを置いて、ボタンを押して下さい。」 ④15:00 (※平日のみ) (2時間) 注意喚起・プチ情報・脳トレ・軽体操 等 「熱中症警戒アラートが発令されています。こまめに水分補給をしましょう。」 「脳トレクイズです。問題。雪が降ると、あちこちで見られる、食べられない柿は何でしょう?」 「転倒予防に役立つ足首の体操をしましょう。椅子に座ったまま、両足を軽く前に出し、つま先の上げ下げをしましょう。」 ⑤19:45 (※ゴミの日の前日) ー 「明日は〇〇のゴミの日です。」 ⑥20:45 ー 「20時45分です。お休み前に、戸締り、火元をご確認ください。」 時報+社会福祉協議会からのメッセージ:4~6回 【1日の音声案内】
2022年度 くろべネットボタン事業 活動スケジュール(案) 2022 / 4 2022 / 5 2022
/ 6 2022 / 7 2022 / 8 2022 / 9 2022 / 10 2022 / 11 2022 / 12 2023 / 1 2023 / 2 2023 / 3 設置準備 地区との合意形成 機器設置 市・県社協への報 告 県生協との実証 買い物支援・見守り実証実験 機器設置 対象者選定 地区説明会(地区社協・民協) 2022 / 4 2022 / 5 2022 / 6 2022 / 7 2022 / 8 2022 / 9 2022 / 10 2022 / 11 2022 / 12 2023 / 1 2023 / 2 2023 / 3 市社協体制整備 財源 次年度計画策定 <内部> <活動スケジュール> 計画策定 申請 予算承認 民間助成金申請 体制整備(オペレーション・人) 機器納品 実績報告 実績報告
【 想定の対象者 】 ▪各地区で選定する要支援者 ・独居高齢者 ・二人暮らし高齢者 ・連絡がとりづらい独居高齢者 等 ▪黒部市社協が 関わっている要支援者
くろべネットボタン設置者の内訳(案) 【 追加検討の対象者 】 ▪富山県生協で選定する組合員 ・黒部市内の利用者 ※県生協+COOPとやまから選定してもらう + 20名 50名 ~ 45名 5名
運用体制に関する報告 財源の確保 ・富山ファーストバンク助成金や地域ささえあい助成など民間助成金を活 用していく。 ・社協自主財源と民間助成金だけでは持続可能な財源構成ができず、他の 財源をどのように確保していくのか今後も検討。 ⇒次年度は民間助成金、共同募金、市社協自主財源を活用し運営する。 他の財源確保として、日本郵政等の民間助成金、共同募金の活用。介護予防財 源や総合事業財源について引き続き効果検証しながら要求していく。 ―2021年度
くろべネットICT実証実験―
2022年度の財源構成 ⚫2022年度 L1m-net運用規模と内容 ✓初年度の運用機器台数は 50台 ✓事業化にあたり2022年度は 200万(税込)の財源 ※民間助成金、共同募金、黒部市社協自主財源を活用 特別ソフトプラン <機器購入代>
21,600円×50台=1,080,000円(税別) 1,188,000円(税込) <月額利用料> 1,200円×50台×12ヶ月=720,000円(税別) 792,000円(税 込) 合計 1,980,000円 (税込)
包括連携協定 富山県生協・COOPとやま・黒部市社協 黒部市社会福祉協議会 富山県生活協同組合 COOPとやま 黒部市 地域の見守り活動協力に関する協定 黒部市・富山県生協 地域における包括的な見守り体制 「くろべネット」
補助金・連携 くろべネットに関するICTを活用した 共同研究4者協定 富山県生協・COOPとやま・㈱日新システムズ・黒部市社協 (1)身近な地域における住民が取り組む福祉課題解決のための活動 (2)困りごとを抱えた住民に対する相談支援 (3)黒部市における包括的な見守り体制「くろべネット」 (4)地域福祉分野におけるICT活用の調査研究 (5)災害時の復旧・復興支援および被災者の生活支援 (6)「5goals for黒部」並びにSDGsの推進 (7)その他、地域社会の活性化や住民サービスの向上に関すること 黒部市における 見守り活動の連携体制
101 L1m-net(エルワンネット) 2021年度実証実験 『利用者によりそった支援(高齢者向け支援)』 L1mボタン 買い物カード利用通知 みまもり通知 富山県生協、COOPとやま 音声案内 黒部市社協
複数のサービスをL1m-netで管理 元気だよ/相談カード利用通知 みまもり通知
くろべネットボタンは、 誰のために? どんな効果をもたらす? この「問い」の「答え」を明確にすることが、事業の持続可能性を高める。
103 Code for Japan シビックテックオンラインアカデミー#17 https://hackmd.io/@codeforjapan/BJ3IEJMZE/% 2F9MTizEIITiOO1TFMGm5vdA?type=book YouTube https://youtu.be/L8qy-YDJfQw 黒部市社会福祉協議会HP
http://www.kurobesw.com/ シンクタンク報告書・広報誌がダウンロードできます。 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会
[email protected]
質問・疑問なんでもどうぞ。
くろべのふくしを良くするプロジェクトチーム 事務局:社会福祉法人黒部市社会福祉協議会総務課経営戦略係 お互いさまの社会の実現に向けて 104 本日の資料はこちらから https://speakerdeck.com/koshiba_noriaki