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Azureリソース構成例:とにかくお安く2021

YuYu
January 31, 2021

 Azureリソース構成例:とにかくお安く2021

Microsoft Azureを個人利用していて、取り敢えずお安くでどんなことが出来るかを軽くトピック挙げました。なかなか勉強賭してこれが活用出来ずに困っている人の助けになれば良いなと思います。

YuYu

January 31, 2021
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Transcript

  1. BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ RHELを使おうず • Developer Subscriptionの有効活用をしよう • Developer

    Subscriptionは、RH社の開発者向け無 償サブスクリプション。本物のRHELを触って勉強出来 るステキな奴。 • RHEL Customer Portalから「Cloud Access」をクリッ ク。例えばAWSやAzureに対して、自身のサブスクリプ ションと紐つけたGoldenImageを発行させることが可 能となる。 • Developer Subscriptionも立派なサブスクリプション なので、開発・勉強用途はこういう組み方もあり。 CloudAccessでサブスクリ プションとAzureのサブスク リプションを紐つけ マーケットプレイスで「全 てを表示」させると以下の ような表示が出る。 BYOSでRHELが組み込まれ たVMを作成可能となる ライセンス代金が課金対象から除外されるので、 お安くVMが組めると言うこと
  2. BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ スポットインスタンスは良いぞ • スポットインスタンスとは • Microsoftの都合でOffが出来るインスタンスのこと •

    停止は非計画的であり、通知も停止30秒前という男前仕様 • 代わりに激安(3年予約よりも圧倒的に安い) • 例えば:D2_v3インスタンス(フリーLinuxの場合) • 通常の従量プラン :¥10,547.04 /月 • 3年ご予約プラン :¥4,532.7744/月 • スポットプラン : 2,274.972 /月 例えば、自力で可用性の高い構成を組むなどすれば、ある程度使い物にできることはできる。 基本的にいつ停止されるか分からない綱渡りVMと思えば良かろう。 ただ、ソフトウェアライセンスは別。これを課金対象にすると結構つらい。(特にWindows) なんと、B2sの3年予約より も安い(衝撃)
  3. BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ MastodonのWebフロントエンド • MastodonのWebフロントエンド経路を冗長化 • 多分最も格安な冗長化手法 •

    Traffic Managerを使用 • Traffc managerにてDNS応答制御とアクセス先ポーリングを 実施 • ホストヘッダの設定が必要(host:<URLに含めるFQDN>) • TTLは60のままで多分大丈夫
  4. BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ WVDを使ったなんちゃってBastion • Bastionは個人には高い • 月額15,000円程度は達してしまう •

    別にそんな高可用性は求めない • WVDなら結構やすく組める • アクセス経路はVPN Gateway (Basic)でよござんす • 100MbpsのトラフィックOK、何より格安 • Windows 10 Enterprise E3は月額760円 • 月額800円弱でFslogixだって試せるんだぜ • Azure VMはB2sを1年契約してみる:¥2,604.0560/月 • B1msとかだと無理がある(メモリが足りない) • B2msだとコストががががが • VDIとしては多分最もちょうどいい • 特に便利なのはRemote Apps • mstscやTeratermを公開アプリケーションとして登録 • シームレスに自宅環境を操れる
  5. BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ BLUECORE.NET 趣味で自宅にITインフラ触ってる者だ AzureCDNでお安くコンテンツ配信高速化 • 月間3,000PVのレベルなら全然お安いのがAzureCDN • Verizon Premium使っても月額100円程度。

    • 月間転送量およそ3.71GB(だった) • 結構我がウェブサイトはこの辺りしょっぱい作りになって て、画像とかもサイズはでかい方なのだけどそれでも 何とかなっている模様 • ウェブサイトに対する容量的なトラフィックがどの程度発 生するかが鍵。 • 突発的にトラフィックが増えた場合は課金アラートで 検知するなどの対応が必要だろうと考えられる。 • TLS証明書はCDN側で自動発行して貰える • こちらで頑張って格安証明書を発行する必要はない • 既に持ってる場合はそれを使うことも可能