Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Androidアプリをリアーキテクチャした話/Android-rearchitecture
Search
morizooo
September 17, 2021
Technology
1
190
Androidアプリをリアーキテクチャした話/Android-rearchitecture
morizooo
September 17, 2021
Tweet
Share
More Decks by morizooo
See All by morizooo
Flipperを活用した デバッグ効率化について/flipper
morizooo
0
680
Mirrativ-android-efforts
morizooo
1
7.3k
Android上でUnityを動かすためのノウハウ / Android with Unity
morizooo
2
780
消費型課金を導入する / Introduction to consumable In-App Billing
morizooo
0
470
カンファレンスアプリを作ったぞ!! / builderscon tokyo 2017 LT
morizooo
0
3.1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
技術スタックだけじゃない、業務ドメイン知識のオンボーディングも同じくらいの量が必要な話
niftycorp
PRO
0
120
リクルートのエンジニア組織を下支えする 新卒の育成の仕組み
recruitengineers
PRO
1
140
Apache Iceberg Case Study in LY Corporation
lycorptech_jp
PRO
0
350
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
3
540
Cracking the Coding Interview 6th Edition
gdplabs
14
28k
急成長する企業で作った、エンジニアが輝ける制度/ 20250227 Rinto Ikenoue
shift_evolve
0
180
開発組織を進化させる!AWSで実践するチームトポロジー
iwamot
2
490
EDRの検知の仕組みと検知回避について
chayakonanaika
12
5.2k
【内製開発Summit 2025】イオンスマートテクノロジーの内製化組織の作り方/In-house-development-summit-AST
aeonpeople
2
1.1k
役員・マネージャー・著者・エンジニアそれぞれの立場から見たAWS認定資格
nrinetcom
PRO
4
6.5k
LINEギフトにおけるバックエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
390
30→150人のエンジニア組織拡大に伴うアジャイル文化を醸成する役割と取り組みの変化
nagata03
0
200
Featured
See All Featured
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.2k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.8k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
336
57k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
4
380
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
10
520
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.4k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
47
7.4k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
227
22k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
175
52k
Building Adaptive Systems
keathley
40
2.4k
Code Review Best Practice
trishagee
67
18k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
75
9.2k
Transcript
Androidアプリを リアーキテクチャした話 2021.09.16 morizooo Tech Night © 2021 Mirrativ, Inc.
•Profile •morizooo(@morizo_999) •ミラティブAndroid担当(2018/2〜) •マイブーム:高級食パン,APEX
99 • リアーキテクチャをした理由 • リアーキテクチャを実施した流れ • 現在取り組んでいること 今日話すこと
目次 99 リアーキテクチャを した理由
99 • 副業メンバーからのフィードバック ◦ 既存のコードのキャッチアップがつらい ◦ ルールがないのでどのように書けばいか迷う • 既存コードが原因で離脱してしまうことも → チームとしてスケールするために見直しが必要
理由
99 • 厳密なルールがないのでActivityに処理が集中 ◦ 6000行のActivityが存在😇 • 最凶のBaseクラス ◦ すべてのActivityが1000行のクラスを継承 ◦
状態の変更が意図せず起こってしまう • EventBusでたらい回しにされる ◦ たらい回しの途中で状態が更新されていることもある • 度重なるパッチコード対応で意図がわからない • Android Annotationsの学習コスト 既存コードの問題の例
目次 99 リアーキテクチャを 実施した流れ
99 • Baseクラスを解体 • ライブラリへの依存(Android Annotationsなど)をなくす • パッケージ構造の整理 • Kotlin化する
詳細はTech Blogへ!! https://tech.mirrativ.stream/entry/android-dx 既存コードの問題を整理(2019/04 - 2019/10)
99 • Fluxアーキテクチャを選定 ◦ 状態管理の問題を解消できそうだった ◦ iOSもFluxを選定していた • Fluxでのリファレンス実装を作成 ◦
12月時点のPRで新規画面ではFlux実装を必須にした ◦ 現在でも都度都度議論して随時更新している 理想形の作成と周知(2019/10 - 2019/12)
99 FLUXアーキテクチャについて ActionCreator Dispatcher Store View User Interaction ActionEvent EventBus
State (BindModel)
99 • コードはTech Blogに詳細を書いたので見てください!! https://tech.mirrativ.stream/entry/2021/06/01/102044 FLUXアーキテクチャについて
99 • 触ったところをFluxに書き換えていくようにした ◦ プロダクト開発が最優先 ◦ 既存コードの変更はnice to have ◦
追加開発に時間がかかるようになってきたものは、長めに 開発期間をもらう等の交渉はした ◦ QA時に影響がありそうな部分は伝えて見てもらう ▪ targetSDKのバージョンアップはフルチェック → お祭りとして強気に変更していた FLUXアーキテクチャに置き換え(2020/01 -)
99 • 画面リニューアルの場合はまるっと書き換えた ◦ 既存のコードは引きづられるので見ないほうがいい • 更新がない画面はそのまま残っている ◦ リーアキテクチャするメリットが無い 現在では普段触る部分はFluxになっている
FLUXアーキテクチャに置き換え(2020/01 -)
目次 99 現在 取り組んでいること
99 • Multi Module化 ◦ ビルド速度早くしたい ◦ 機能単位のモジュールは作ったので移行中 • Jetpack
Composeの導入 ◦ 状態が以前の状態に左右されず処理がわかりやすい ◦ リファレンス実装作って導入済み ▪ 今は各々実装しながら議論しているところ 現在の取り組み
99 • 今QのOKR 現在の取り組み
99 • 段階的にリアーキテクチャをすすめた ◦ まずは既存コードの見通しをよくする ◦ 理想系を決めて周知し、プロダクト開発と一緒に書き換え ていく • リアーキテクチャの効果
◦ 副業時にコードが辛いと離脱した人も今では社員に! ◦ 最近Joinしたメンバーからも好評 • 更に一緒に改善していく仲間を探しています!!! まとめ