IoTLT Vol.72で発表した資料です。 BGX13PというBLE5モジュールについて紹介しました。
BLE5 で遊んでみた︕IoTLT Vol.72 2021/02/16norippy @ rino products
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norippy (Norio Ikedo)○平日は某自動車の会社でコネクティッドカーの開発エンジニア○余暇の時間はrino products代表(副業)• ガジェットの筐体、電子回路、組み込みFW等の設計・開発・販売• Alexaスキルの開発• M5Stick C用 Vibrator Hat 再販開始!!• 今年は自動車パーツの開発〜販売をします!!!Twitter:norippy Web page
Bluetooth low energyについて3ESP32便利ですよね。このESP32で利⽤できるBluetooth バージョンご存知ですか︖Ver 4.25じゃない︕︕4.2を卒業してBluetooth 5を覚えないと、時代に置いていかれる︕︕ちなみに、Bluetooth 4.1以前のデバイスは2020年夏からSIG認証が取れなくなりました。
BLE5の開発ができるモジュール4BGX13P勉強のために2種類のモジュールを買ってみました特徴・モジュールとはUART通信でコミュニケーションをとる・UART経由で設定を変更できる・Bluetooth Meshには対応していない・BLEがとりあえず試せる︕・RN0402みたいな感じで使えるBGM13S22特徴・BLEが使えるSoCの開発ができる。・独⾃のIDEで開発。・Bluetooth Meshや AoA(Angle of Arrival)の開発もできる・コード書くの難しい。BLEの仕組みをしっかり理解してないと厳しいBGX13Pで遊んでみました︕︕
BGX13Pは何ができるのか︖51.UARTでマイコンと簡単に通信ができる︕︕Bluetoothの部分の開発は不要︕送りたいデータをBGX 13Pに渡せば双⽅向通信ができる。TXTXRXRXPC, MCU (ESP32 etc)BLE通信2.BLE5から対応した2M PHYや CODED PHYに対応︕︕2M PHY 〜Bluetooth 4.2 の通信速度の2倍の速度で通信ができる利⽤シーン︓画像データを送る, 動画を送るCODED PHY Long Range の通信が可能。アンテナにもよりもりますが、数百メートル、数キロ先のデバイスと通信ができるその代わり通信できるデータ量が少ない(125kbps or 500kbps の 2種類が選べる)利⽤シーン︓LTEを使ってIoTをしなくても、ローカル通信だけでセンシングシステムを構築する事ができるまだスマートフォンが対応していない・・・スマートフォンは対応している︕
BGX13Pで通信をしてみる6せっかくなのでRaspberry pi pico を使ってBLE経由でLチカしてみましたint main(){Uart_init(UART_ID, BAUD_RATE);uart_init(UART1_ID, BAUD_RATE);gpio_set_function(UART_TX_PIN, GPIO_FUNC_UART);gpio_set_function(UART_RX_PIN, GPIO_FUNC_UART);gpio_set_function(UART1_TX_PIN, GPIO_FUNC_UART);gpio_set_function(UART1_RX_PIN, GPIO_FUNC_UART);const uint LED_PIN = 25; // preset ledgpio_init(LED_PIN);gpio_set_dir(LED_PIN, GPIO_OUT);int data[10];while (true){if(uart_is_readable(UART_ID) > 0){uart_puts(UART1_ID, uart_is_readable(UART_ID));for (int i = 0; i < uart_is_readable(UART_ID); i++){data[i] = uart_getc(UART_ID);}}if(data[0] == true ){gpio_put(LED_PIN, true);}else{gpio_put(LED_PIN, false);}}}Cで書きましたが、コードはこれだけ。とてもシンプルです
BGX13Pの利⽤⽅法7BGX13PとAtmega328Pを使った⾃動⾞のスマートフォンキーシステムを開発中マイコンの制御がメインで、ちょっとBLEを使いたいというシステムにBGX13Pを使うのはオススメ技適も取れているので、販売することも可能スマートフォンがLong Range対応したら、さらに便利になりそう
まとめ8• Bluetooth 5になり新しくできる事が増えました。• BGX13Pで簡単にBLEを試す事ができる(無線UART)• BGX13PはRaspberry pi picoなどのMCUと組み合わせて使える