Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
合宿はいいぞ / Training camp is so good.
Search
岡本卓也
December 02, 2023
Technology
0
540
合宿はいいぞ / Training camp is so good.
Agile Japan 2023 北陸サテライト発表資料(2023年12月2日)
岡本卓也
December 02, 2023
Tweet
Share
More Decks by 岡本卓也
See All by 岡本卓也
私が好きなUMLダイアグラム / The UML Diagrams I Love.
okamototakuyasr2
0
25
スクラムチームだけどエクセルで要件定義書を書くことにしました / Requirements-Specification-Document-in-Scrum
okamototakuyasr2
1
1.1k
幸運を科学する ~アジャイルチームの成功を再現する方法~ / How to reproduce nice team at ESM webiner.
okamototakuyasr2
0
39
幸運を科学する ~アジャイルチームの成功を再現する方法~
okamototakuyasr2
0
1.3k
アジャイルと設計 / Design in Agile Development
okamototakuyasr2
0
38
なぜアジャイルをやるのですか
okamototakuyasr2
0
140
コミュニティと人の縁〜まずは楽しんで、そしてその先にあるもの〜
okamototakuyasr2
0
420
アジャイル開発の中の設計
okamototakuyasr2
0
800
地方でエンジニアをやる
okamototakuyasr2
0
390
Other Decks in Technology
See All in Technology
現地でMeet Upをやる場合の注意点〜反省点を添えて〜
shotashiratori
0
510
ガバメントクラウド単独利用方式におけるIaC活用
techniczna
3
270
Aurora_BlueGreenDeploymentsやってみた
tsukasa_ishimaru
1
120
omakaseしないための.rubocop.yml のつくりかた / How to Build Your .rubocop.yml to Avoid Omakase #kaigionrails
linkers_tech
3
720
GitHub Universe: Evaluating RAG apps in GitHub Actions
pamelafox
0
170
30万人が利用するチャットをFirebase Realtime DatabaseからActionCableへ移行する方法
ryosk7
5
330
Automated Promptingを目指すその前に / Before we can aim for Automated Prompting
rkaga
0
110
AIを駆使したゲーム開発戦略: 新設AI組織の取り組み / sge-ai-strategy
cyberagentdevelopers
PRO
1
130
急成長中のWINTICKETにおける品質と開発スピードと向き合ったQA戦略と今後の展望 / winticket-autify
cyberagentdevelopers
PRO
1
160
【若手エンジニア応援LT会】AWS Security Hubの活用に苦労した話
kazushi_ohata
0
160
サイバーエージェントにおける生成AIのリスキリング施策の取り組み / cyber-ai-reskilling
cyberagentdevelopers
PRO
2
190
AWSコンテナ本出版から3年経った今、もし改めて執筆し直すなら / If I revise our container book
iselegant
15
3.9k
Featured
See All Featured
The Invisible Side of Design
smashingmag
297
50k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
20k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
167
14k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
275
23k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.8k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
51
13k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
28
7.9k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
363
19k
Transcript
© 2023 ESM, Inc. Agile Japan 2023 北陸サテライト 合宿はいいぞ 1
2023年12月2日 株式会社永和システムマネジメント Agile Studio 岡本 卓也、上坂 静耶
© 2023 ESM, Inc. 株式会社永和システムマネジメント Agile Studioエンジニア SM@いるかチーム 2 岡本
卓也 a.k.a. たくさん 前座です たくさん バランス型 何でも屋
© 2023 ESM, Inc. 株式会社永和システムマネジメント Agile Studioエンジニア DEV @いるかチーム 3
上坂 静耶 a.k.a. せーやん 主役です せーやん 攻撃型 よく喋る
© 2023 ESM, Inc. 合宿はいいぞ 実際に会ってチームビルディングすると仲良くなれる 4 https://www.agile-studio.jp/post/offline-camp
© 2023 ESM, Inc. リアル合宿のきっかけ 5 Agile Studio の2人が新メンバーとして 参画することに!
↓ 新体制になる ↓ 「まずはチームビルディングやりたい!」
© 2023 ESM, Inc. 前置き 6 このお話の背景
© 2023 ESM, Inc. 三番煎じ 7 11/16 SMから見た成功の秘密と 再現方法
11/27 POから見たアジャイル開発の 始め方とその成果 12/2 DEVから見たアジャイル開発と コミュニケーション 合宿の話をします
© 2023 ESM, Inc. Agile Studioのサービス 8 組織をアジャイルにするための人づくり 共創
共育
© 2023 ESM, Inc. お客さんの悩み • 開発を委託していて中身がブラックボックス • 分担/分業過多で結合のコストが大きい •
リリースサイクルが長過ぎる • ソフト開発のやり方を知らない • 学び方がわからない 9
© 2023 ESM, Inc. 永和への期待 • ソフト開発のやり方を教えてほしい • アジャイルのやり方を教えてほしい •
内製できるチームを立ち上げてほしい 10
© 2023 ESM, Inc. Agile Studioのサービス 11 組織をアジャイルにするための人づくり 共創
共育
© 2023 ESM, Inc. 今回のプロジェクト 12 PO いるかチーム SM SM補佐
ひつじチーム CS業務
© 2023 ESM, Inc. Day0「開戦前夜」 13 キックオフ前に勝負が決まる
© 2023 ESM, Inc. 開始までが勝負 14 • 準備期間:約3ヶ月 • 打ち合わせ回数
社内:6回 顧客:3回 • 延べ時間:約60h たっぷり時間かけた
© 2023 ESM, Inc. お客さんの時間 15 もっと時間かけている • 準備期間:約2年 •
福井訪問 • 社内体制の準備
© 2023 ESM, Inc. お客さんに踏み込む 16 勇気を出して聞いてみる • なぜアジャイル? •
永和スタイルでOK? • そちらの準備できてる?
© 2023 ESM, Inc. その結果・・・ 17 最初に合宿することに決めた
© 2023 ESM, Inc. Day1「お互いを知る」 18 チームメンバー同士が仲良くなる
© 2023 ESM, Inc. Day1: お互いを知る 19 「作っているサービスについて」のお話 POから直接きける →
POの熱量を感じとれる🔥 ステークホルダーも同席(対面で交流) → コミュニケーション障壁を減らせる https://www.yrl.com/cotoka-for-pc/
© 2023 ESM, Inc. 20 やってみた 1. 偏愛マップを見せながら 自己紹介(3分) 2.
偏愛マップを見ながら 質問&会話(5分) https://www.agile-studio.jp/post/apm-favoritism-map 偏愛マップ (パーソナルマップ) Day1: お互いを知る △ ITA コミュニケーションフォーラムの講演 で紹介されたあまのりょーさんの偏愛マップ
© 2023 ESM, Inc. 21 偏愛マップを使ってみて • 自分との共通点や意外な趣味などなどを知る • 「いままで知らなかったメンバーの一面も見える!」と
既存メンバーからも好評🥰 • オンラインホワイトボードのMiroに残した →いつでも誰でも見ることができる! →新メンバーのオンボーディングにも有効 Day1: お互いを知る
© 2023 ESM, Inc. 22 チームメンバーの偏愛マップ まとめ方にも個性が出て相互理解が深まった
© 2023 ESM, Inc. Day1: お互いを知る 23 🍻 懇親会 🍽
初日にやることを推奨 初日に仲良くなっておく ↓ 以降のイベントが もっと楽しくなる🥳
© 2023 ESM, Inc. Day2「チームビルディング」 24 今期のチームの目的を共有する
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 25 スクラムの進め方を話す・決める 今回のチームはスクラムにあまり馴染みがない →基本的な進め方を説明
& 今後どうするかを話し合う もう仲良くなってるから、 わからないことや気になることは どんどん話せる! • 体制や役割 • スクラムイベントや時間割 • かんばんの使い方etc...
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 26 なぜここ(我々はなぜここにいるのか?) https://www.agile-studio.jp/post/apm-inception-deck だれの
ため? なぜこの事業 に取り組む? 背景 目的 チームメンバーが同じ目的 「なぜ」にフォーカス 各状況で 正確な判断を下せる 対立 解消 目的に沿った 斬新なアイデア チームが目的を見失うことなく 前に進める
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 「なぜここ」 27 各メンバー ならではの
視点 初日のPOの 熱意ある話を 踏まえて 考えた意見 メンバーと 共通の目的を 認識できた🙌 みんなでわいわい話し合う様子 ↓ チームの雰囲気を 肌で感じることができた! やってみた
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 28 チーム ジャーニー 中期的なチームの有りたい姿
• なぜここより少し具体的な目標 • チームの目指す姿を全員が認識 → やる気が出る🔥 • 実際、半年後に Agile Japan で発表できた! • 定期的にふりかえりをして見直すと👍
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 29 ナイスなチーム名 (チーム・ブランディング、チーム・ネーミング) https://www.agile-studio.jp/post/apm-nice-team-name
アジャイル開発では、スピード感を持ってプロジェクトを進める ために、チームの一体感やコミュニケーションが重要である。 チーム名を決めることは、その基盤となるアイデンティティを形 成し、メンバー間のつながりを強化する効果がある。チーム名 は、目的や目標を反映し、メンバーのモチベーションを高めるも のが望ましい。 1. 付箋に書き出して共有 2. みんなで投票して決める
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング「ナイスなチーム名」 30
© 2023 ESM, Inc. Day2: チームビルディング 31 あだ名 親近感 →
チームワークUP! はじめは 抵抗があっても 呼んでるうちに 慣れてくる😌
© 2023 ESM, Inc. Day3「開発の準備 と ふりかえり」 32 明日からの動き方が分かる
© 2023 ESM, Inc. Day3: 開発の準備(明日からの動き方を理解する) 33 やったこと: アカウント情報の引き渡しや環境構築 •
その場で1つのモニターに画面共有して指さし&会話 で教えてもらえた • リアルのコミュニケーションコストの低さを改めて 実感
© 2023 ESM, Inc. Day3: ふりかえり (KPT) 34 Keepがたくさん出た🙌
© 2023 ESM, Inc. Day3: ふりかえり (KPT) 35 当然Problemも出た Problem:
あだ名にまだ抵抗がある ← Try: どんどん呼べば慣れる Problem: 変化についていけるか不安 ← Try: 無理せず自分たちのペースをつくる
© 2023 ESM, Inc. お別れ会 36
© 2023 ESM, Inc. お別れ会 in ジブリの森美術館 37
© 2023 ESM, Inc. まとめ 38 リアルに会うメリット • たのしい •
仲良くなれる • 雑談の機会が多い • チームの雰囲気やメンバーの人柄が分かる • 自然にコミュニケーションがとれる • 以降のオンライン作業でも円滑で活発な コミュニケーションが可能になる
© 2023 ESM, Inc. おまけ: 休憩と雑談とおやつ 39 手土産に福井銘菓の 羽二重くるみを持参 休憩時間にメンバーと
頂きました🍡🍵 ちょっとした雑談のネタ にも美味しいおやつが あると嬉しい ☕🍰🍪🫖 https://habutaekurumi.com
© 2023 ESM, Inc. 次の合宿でやりたいこと 40 さーて、次回の合宿は〜? • ドラッカー風エクササイズ ◦
チームジャーニーの見直し • ワーキングアグリーメント見直し • 幸福度評価 • チーム評価 https://www.agile-studio.jp/post/apm-drucker-excersize https://www.agile-studio.jp/post/apm-working-agreement
© 2023 ESM, Inc. 合宿、やってみませんか? たのしいですよ! 41