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【Oracle Cloud ウェビナー】【NTTドコモ様登壇】ビジネスパートナーを支えるためのハイブリッド・クラウド活用法とは

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://go.oracle.com/ocws-jp-ondemand

oracle4engineer

March 07, 2024
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  1. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2 谷川 信朗

    (Nobu Tanigawa) 日本オラクル株式会社 事業戦略統括 事業開発本部 Senior Business Development Manager
  2. 幅広い業界のお客様から、オラクルクラウドをご利用いただいております オラクルクラウドの広がり Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5

    UberがOCI採用 TikTokがOCIへ移行 日本における ガバメントクラウド選定 NVIDIAとの協業 7年の戦略的クラウド・パー トナーシップを締結 インフラコスト削減とイノベー ション最大化のため、OCIの 価格、パフォーマンス、柔軟 性、セキュリティを評価 小売と配送のさらなる共同 イノベーションも継続して 実施 米国ユーザートラフィックの 100%がOCIに接続済 将来的にはOracleの サーバに完全に移行する 計画 3兆2千億円でCernerを買 収、最大手の電子カルテベ ンダーに 世界的な電子医療データ ベースにより、電子カルテ近 代化、サプライチェーン自動化 を実現 LJE財団とのがん研究、 Oxfordとのゲノム研究等、 人類へ貢献の取組みを加速 デジタル庁のガバメントクラウ ドに、グーグル、AWS、マイクロ ソフト、オラクル(OCI)が 認定 ガバメントクラウド移行に向け、 パートナー様との連携を強化 株式会社 ジーシーシー様 株式会社 RKKCS 様 企業向けAIの導入加速に 向けた協業 生成AIを活用可能な 「NVIDIA DGX Cloud」を 提供する、最初のクラウド ベンダーにOCIを選択 32,768 個のA100 GPUまで 大規模スケール可能に ヘルスケア領域における 次世代ソリューション提供
  3. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2024年 4月 18日(木)

    ザ・プリンス パークタワー東京 www.oracle.com/jp/cloudworld-tour/ 6
  4. ミッションクリティカル・システムのモダナイゼーションに貢献するOracle Cloud Infrastructure(OCI) 広がる Oracle Cloud の採用 Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates 7 全社DX推進に向け大規模 基幹システム基盤にOCIを 採用 大日本印刷 様 日本・アジアにおけるグルー プ95社の経理業務を支え る財務会計システムとBI分 析基盤に導入 東芝 様 チケッティング・ビジネスを支 える基幹システムのデータ ベース環境にOCIを選定 ぴあ 様 国内グループ13社の経理業 務システム基盤をOCIへ移 行 リコー 様 大規模基幹システムに OCIを採用 ベネッセ 様 ハイブリッド・クラウド構成 でサービス需要の急拡大 に対応する強力なシステム 基盤を実現 出前館 様 経営情報システムである MISにOCIのプライベート クラウドを採用 三井住友銀行 様 au PAYとau Ponta ポイン トプログラムの基盤をオラク ル製品で刷新、BCPサイト にOCI採用 KDDI 様 リテール証券会社向けバック オフィス・システム「THE STAR」をOCIで稼働開始 野村総合研究所 様 大規模計算環境を短期間 で導入し、開発スピードの 向上とコスト削減を実現 トヨタ自動車 様 高性能コンピューティング・ ワークロードの実行環境に Oracle Cloud Infrastructureを導入 SUBARU 様 「地域創生クラウド」の拡 大を支えるデータベース・ク ラウド基盤にOracle ExadataCloud@Custo merを採用 NTT西日本 様
  5. セッションに御登壇頂く講師の御紹介 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10 福島

    星也 氏 株式会社NTTドコモ 情報システム部 経営基盤担当テクニカルアーキテクト 担当課長 上嶋 一樹 氏 株式会社NTTドコモ 情報システム部 経営基盤担当テクニカルアーキテクト
  6. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 12 本セミナーの内容について 『クラウド導入のメリットを得たいが、フルクラウドへはハードルがあり取り組めていない』

    という課題を抱えていらっしゃる方へ、弊社の事例をもとにぜひ役立ててください! オンプレミスを補う形でのハイブリッドなクラウド活用を実現しました 導入背景 製品検討 今後の展望 製品会社様 への期待 12
  7. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 14 会社の紹介 ◆社名

    株式会社NTTドコモ ◆企業情報 資本金 9496.8億円 社員数 7,903名 (当社グループ47,151名) 連結業績(2022年度) ・営業収益 6兆590億 ・営業利益 1兆939億
  8. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 16 情報システム部のミッション ◆ミッション

    経営を支える土台として「経営・ビジネス要望に基づくAP開発」 「システムインフラ・基盤の維持・更改」「システムの安定稼働」を実現 中期戦略 クラウド活用 経営・ビジネス 要望に基づく 定期開発 システム インフラ・基盤の 維持・更改 システムの 安定稼働 情シス部のベースロードとしての取り組み 経営に貢献する重要かつ価値の高い活動 全担当・全社員に求められる取り 組み 中期戦略 料金システム 中期戦略 データ基盤 中期戦略 人材育成 中期戦略 コンタクトセンタ 基盤 中期戦略 新ドコモGr ガバナンス 中期戦略 顧客管理 システム さらなる CX向上 さらなる 収益向上 さらなる EX向上 CX向上 顧客獲得 コスト 効率化 コスト 効率化 ガバナンス
  9. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 17 自担当のミッション ・新しい技術、サービスを活用して、顧客に新しい価値を提供

    ・価値提供に直接関係しないレイヤは、より安く、よりシンプルに ・メリット、デメリットを正しく理解して、インフラアーキテクチャを選択 ドコモ事業を支える基幹システムの インフラアーキテクチャの 安定と 変革を支える
  10. いままで ✓ お客様目線 ドコモのWebサービスって 夜使えない時あるんだよなぁ ✓ ドコモ目線 週停に伴う機会損失や 顧客体験低下を防ぎたい 将来

    ✓ ドコモ目線 顧客体験向上を実現し、 ブランド競争力の向上 現在対応中の取り組み ▪現状の商用作業分析と改善 ー業務/基盤の過去実績調査と作業影響の精査 ー資産リリースの方式見直しや作業自動化の検討 ▪OCI(Oracleクラウド)上に メンテ中受付用サーバ構築 ーeSiM受付24365化で新規サーバを短期構築 ー今後、週停中利用可能な業務を拡大予定 毎週メンテ停止を実施 (年間500時間以上停止) サービスの 24365提供を実現 ✓ お客様目線 いつでも使いたい サービスが使えて便利! ▪システムのあるべき姿検討 ーシステム構成自体のアーキテクト整理 ー24365対応を優先すべき業務の洗い出し ”サービス提供24365化”に向けて従来の高頻度メンテナンスを部分的なオンプレ資産のクラウド化を実施 することで改善しデジタルの顧客体験向上、情シスとしてドコモのブランド競争力を向上へ貢献 24H/365D化プロジェクト
  11. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 20 方式検討時の判断軸 「将来性」「導入時期」「コスト」の3つの判断軸から方式を検討実施。

    判断軸 将来性 :今後の多様な要件への柔軟な拡張性 01 導入時期:10カ月後のリリース時期必達 コスト :費用対効果を踏まえた方式 02 03
  12. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 22 比較対象について 「①拡張性」「②オラクル製品との親和性」「③オンプレ環境への影響極小化」の観点から

    「OCIが提供するIaaS環境」において構築する方針で決定し、実装した。 <評価ポイント> ①将来性を考慮して、拡張性があるクラウド案を採用 ②オンプレでのオラクル製品(オラクルDB/WebLogic)の親和性を考慮し、クラウドにおいてOCIを選択 →ハイブリッドクラウドにおいてもオンプレ/クラウド間の資産二重管理防止 →オラクル製品のライセンスを持ち込むケースにおける、OCIのコスト優位性 ③PaaSの場合、ADGにおけるオンプレとのバージョンを合わせる必要があり、影響発生の懸念からIaaSを選定 将来性 導入時期 コスト その他 オンプレ × 柔軟な構成変更が不可 〇 遊休品利用想定のため サーバ調達不要 〇 本案件のみの スコープでは優位 今後の対応を考慮すると 費用対効果の観点から△ OCI IaaS 〇 スケールアップが容易 〇 NW工事が要因で スケジュール優位無し ◎ オンプレライセンスの 取り回し可能 RAC構成不可だが、 参照DB利用のため 問題ないと判断 OCI PaaS ◎ スケールアップ/ スケールアウトが容易 〇 NW工事が要因で スケジュール優位無し 〇 ADGのDBバージョンの 一致させる必要があり オンプレ環境への影響懸念
  13. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 23 対応前後の構成と概要 OCI

    エンドユーザ 端末 別担当 システム API-GW 新顧客 Webサーバ 新顧客 APサーバ 統合顧客DB 番管サーバ 対応前 対応後 エンドユーザ 端末 別担当 システム API-GW 新顧客 Webサーバ 新顧客 APサーバ 統合顧客DB WEBAPサーバ 業務処理 バックアップ顧客DB 150TB 顧客DBから データを取り込む 週停中 対応前:『新Web→新AP→顧客DB』が週停対象サーバのため、夜間帯に業務を受け付けられない。 対応後:“OCI環境での新規サーバ構築”を実施し、『週停中も業務受付可能※DBは参照のみ』を実現した。
  14. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 24 対応前後の構成と概要 OCI

    エンドユーザ 端末 別担当 システム API-GW 新顧客 Webサーバ 新顧客 APサーバ 統合顧客DB 番管サーバ 対応前 対応後 エンドユーザ 端末 別担当 システム API-GW 新顧客 Webサーバ 新顧客 APサーバ 統合顧客DB WEBAPサーバ 業務処理 バックアップ顧客DB 150TB 顧客DBから データを取り込む 週停中 対応前:『新Web→新AP→顧客DB』が週停対象サーバのため、夜間帯に業務を受け付けられない。 対応後:“OCI環境での新規サーバ構築”を実施し、『週停中も業務受付可能※DBは参照のみ』を実現した。
  15. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 25 検討当初の懸念点①データ移行 ▪懸念点:150TBのオンプレDB初期移行を1カ月以内に完了可能か?

    ▪対応案:「NW帯域での同期(2G)」と「DTAでの物理筐体での同期」の2案を平行して準備を実施 →NW帯域の同期で性能が出て、机上見積もり通りに問題なくデータ移行完了 # 項目 ①Data Transfer Disk ②Data Transfer Appliance(DTA) 1 手順 • お客様でUSBディスクを用意し、データを格納して輸送 • DiskのセットアップのためOCIとの接続が必要 • OracleからApplianceをお貸し出しし、データを格納して転送 • ApplianceのセットアップのためOCIとの接続が必要 2 転送に 要する期間 • 3〜5週間/回(Applianceの配送がない分短縮できる) • 4〜6週間/回 3 容量の制限 • 複数のUSBディスクを用意することで制限はなし • 1回の利用で90TiBまで(複数回の利用は可能) 4 準備物 • データホスト/制御ホスト • 転送用のUSBディスク • データホスト/制御ホスト • NWスイッチ(直結の場合不要) • 光接続の場合はSFP+トランシーバ 5 輸送手段と 責任範囲 • お客様手配 • 任意の輸送手段を選択可能(国内輸送事業者の機密情報輸送 等を選択可能) • 輸送中はお客様責任範囲 • Oracleが手配 • 輸送手段の選択不可 • お客様の元に届いてから返却のために業者に引き渡すまでが お客様責任範囲 サマリ メリット:デメリット輸送手段が選択可能である点、1回の作業 あたりの容量の制限がない点 デメリット:Diskの手配や輸送手段などお客様での対応範囲が増 える点 メリット:データ転送のためのDiskや輸送手段の手配が不要であ る点 デメリット:1回の作業における容量の制限や輸送手段の選択が できない点 ※オラクル社様から以前ご提示頂いた資料を引用
  16. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 26 検討当初の懸念点②OCI環境のSLA理解 ▪懸念点:OCI環境全体における我々が関与できない「可用性/性能」に対して正しい理解ができているか?

    ▪対応案:オラクル社への問い合わせや自システムが求めるSLAの擦り合わせを実施し、方針決定 # 項目 ①BRONZE ②SILVER 構成概要 コスト重視で単一サーバで構成し、障害時は復旧を待つかインスタンス を再作成 コストと可用性のバランスを考慮し、単一リージョンでサーバを冗長化(APはロードバ ランサで負荷分散、DBはData Guardによるホットスタンバイ構成) RPO/RTOの目安 RPO <数時間 / RTO <数時間 RPO 0 / RTO <30分 1 MW/OS障害 監視結果に基づき対処(〜数時間) (Web/AP)LBのヘルスチェックにより、当該FDのVMインスタンスを排除(〜数分) (DB)スタンバイへ切り替え(〜数分) 2 サーバ障害(*4) 以下の順序で復旧を試行 ① VMリカバリにより、同一HW上での復旧を試行(OS起動に数分 + ア プリ/DBの起動時間) ② VMリカバリにより、別HW上での復旧を試行(①の試行時間(5分程 度) + OS起動に数分 + アプリ/DBの起動時間) ③ VMインスタンス再作成(作成は人手の作業となるため〜1時間。再 作成判断や動作確認も含めると2〜3時間) (Web/AP)LBのヘルスチェックにより、当該FDのVMインスタンスを排除(〜数分) (DB) ① VMリカバリにより、同一HW上での復旧を試行(OS起動に数分 + アプリ/DBの起動 時間)(*5) ② VMリカバリにより、別HW上での復旧を試行(①の試行時間(5分程度) + OS起動 に数分 + アプリ/DBの起動時間) ③ ①②で復旧しない場合スタンバイへ切り替え(〜数分) 3 ストレージ障害 (*6) • バックアップからのリストア(リストア規模/データサイズに依存し て〜数時間) (Web/AP)LBのヘルスチェックにより、当該FDのVMインスタンスを排除(〜数分) (DB)スタンバイへ切り替え(〜数分) 4 Fault Domain (FD)障害(*8) • OCI側での復旧を待機(〜数時間) • 別FDにVMインスタンスを再作成(2〜3時間、サーバ障害の③と同様 の考え方) (Web/AP)LBのヘルスチェックにより、当該FDのVMインスタンスを排除(〜数分) (DB)スタンバイへ切り替え(〜数分) 5 リージョン障害 OCI側での復旧を待機(〜数時間、p.4の障害事例も参照) • OCI側での復旧を待機(〜数時間、p.4の障害事例も参照) ※ネットワーク断やHWの故障、監視による検知可能なMW/OS障害など、一般的な障害を想定して記載しています。 ※本資料は参考資料であり、RPO/RTOや復旧に要する時間は目安としてご利用ください。
  17. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 27 本案件の取り組み結果 引用元:ドコモ公式サイト

    eSiMクイック転送について https://www.docomo.ne.jp/support/uimcard/esim/iphone_transfer/#anc-01
  18. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 28 本案件の取り組み結果 引用元:ドコモ公式サイト

    eSiMクイック転送について https://www.docomo.ne.jp/support/uimcard/esim/iphone_transfer/#anc-01
  19. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 30 今後目指したい展望 更なる業界の変化に対応できるように、

    ハイブリッドクラウド環境を活用して以下を実現を目指す 展望 業務拡張 :更新系業務の実現に向けた構成変更 01 バースト対策:PaaSでのサーバ台数の可変構成の実現 クラウドシフト:オンプレ領域の更なるクラウドシフトへ 02 03
  20. ©2024 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 31 サマリー ▪基盤を安定させつつ、高度化のためにハイブリッドクラウドを実装

    ▪将来性を考慮し、柔軟な拡張を踏まえてクラウド環境利用を選択 ▪オンプレのオラクル製品との親和性やコストメリットを考慮し OCI環境で週停中受付用サーバを新規構築を実施 ▪”IaaS or PaaS or Dedicated Regionの差分”と”自システムの親和性理解”が必要 ▪データ移行(150TB)が当初懸念であったがNW利用で約1カ月で移行完了 ▪今後本案件でもナレッジを活用して、さらに活用範囲を拡大予定
  21. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS) & Oracle Cloud Applications (SaaS) Oracle

    Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33 コンピュート ストレージ ネットワーク リレーショナル・ データベース その他のデータベース オペレーティングシステム, ネイティブVMWare アプリケーション開発 DevOps コンテナ & Functions インテグレーション データ・レイクハウス 機械学習 & AI アナリティクス & ビジネスインテリジェンス Oracle Applications Custom Applications Security | Observability | Compliance | Messaging | Governance ISV Applications Global Cloud Datacenter Infrastructure Public Cloud Regions | Hybrid Cloud: Cloud@Customer, Dedicated Regions, Roving Edge | Multicloud: Azure, AWS ERP SCM HCM ACX IA Enterprise Resource Planning Supply Chain and Manufacturing Human Capital Management Advertising and Customer Experience Industry Applications Oracle Cloud Infrastructure
  22. 2024年2月現在:48リージョン提供中、さらに5リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 34 https://www.oracle.com/cloud/public-cloud-regions/ MUMBAI HYDERABAD CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA SINGAPORE SINGAPORE 2 38 Commercial 4 Commercial Planned 8 Government 12 Microsoft Azure Interconnect 2 Sovereign NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON STOCKHOLM MILAN PARIS JEDDAH JERUSALEM DUBAI SAUDI 2 ABU DHABI ISRAEL 2 MADRID MARSEILLE SERBIA SAUDI 3 SYDNEY MELBOURNE CANBERRA SAN JOSE PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL MONTERREY QUERETARO SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO VALPARAÍSO BOGOTA JOHANNESBURG KENYA デュアル・リージョン:基本的にすべての国/地域 で2つ以上のリージョンを提供し、 お客様の業務継続要件に対応していく (日本の場合は東京-大阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 サステナビリティ:2025年までに、全リージョンで 100%再生可能エネルギーを使用することを表 明 (南米/欧州は達成済み)
  23. 数字で見るOCIの機能強化 2020年以降、累計で1,400以上の主要機能を強化 ◼ 大阪リージョンの開設を含む 大幅なリージョン拡大や、 Microsoft Azureとの相互 接続、Oracle Cloud VMware

    Solutionの提供 などにより幅広いお客様への サービス提供を実施 ◼ 急激な環境変化への対応に迫 られる様々なお客様を支えるた めに、多くの機能強化と提供を 実施 ◼ Armベースインスタンスの提供、 ストレージおよびネットワークの強 化、MySQL Heatwaveの提 供など、多くの機能強化で柔軟 性のあるサービス提供を実施 ◼ Oracle Cloud Lift Services、 Oracle Support Rewards の提供、 OCI無償学習プログラムなど、 エンタープライズをご支援するため の大幅なサービス拡充によりクラ ウド利用の促進を実施 ◼ 3年ぶりに開催されたグローバル 年次イベントOracle CloudWorldにて、多くの新 機能発表やUpdateを実施、 数多くの事例とともにマルチクラ ウド戦略に関するアナウンスを 実施 ◼ 市場調査会社によるOCIの顕 著な成長に関する評価などにも あるとおり、引き続きエンタープラ イズを支えるための様々な機能 強化を継続的に実施 ◼ Oracle CloudWorld にて、 生成AIを中心とした様々な発 表を実施し、Vector Database やDB23cに関す る各種情報も含めて数多くの 新機能や顧客事例を発表 ◼ 市場調査会社による、分散ハ イブリッド基盤の領域における リーダーとして位置付けられ、よ り一層の機能強化への期待が 上昇 35 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 320 2020年 368 2021年 400 2022年 340 2023年
  24. すべてのワークロードに対応する総合的なクラウド・インフラストラクチャ・プラットフォーム Oracle Cloud Infrastructure(OCI) の 特徴 Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 36 2 非常に高い セキュリティ 3 圧倒的な コスト・パフォーンス 1 ミッション・クリティカル ワークロードに対応 「堅牢なクラウド」
  25. オラクルが実現する段階的かつ効率的な移行 ミッションクリティカルシステムのモダナイゼーションへのロードマップ ミッションクリティカル システム 機械学習 アプリケーション データモデル データベース ||| ・|||

    モダナイズド アーキテクチャ デカップリング 拡張性・従量課金・マネージド 自動パッチ適用 暗号化 Data Driven DX アーキテクチャ ||| ・||| モダナイズド アーキテクチャ Leaf & Spine Network 超高速ストレージ Off Box N/W Virtualization コンパートメント ディープ ラーニング データドリブン経営 迅速かつ安全なクラウド移行 (1) 高可用性 (2) 高性能/拡張性 (1) コンバージド (2) 自律化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37
  26. オラクルが実現する堅牢なセキュリティ データ中心の セキュリティ 自動化された セキュリティ 管理 セキュリティ ・バイ・デザイン SECURITY OF

    THE CLOUD SECURITY ON THE CLOUD + 強力、完全なテナント分離 強制的な暗号化 (Database/Storage/Network) 階層型権限管理 リスクのある設定・行動を自動検知 38 * WAF: Web Application Firewall 脆弱性スキャン セキュリティポリシーの自動有効 特権ユーザーのアクセス制御 ボット対策とWAF/ 次世代ファイアウォール 多要素認証とリスクベース認証 重要情報の隠蔽 セキュリティ構成 機密データ発見 アクティビティ監査 DBセキュリティ対策の自動化 脆弱性自動修復 緑字:他社にないもの 自動化されたバックアップとリカバリ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 38
  27. 堅牢なセキュリティ機能を 無償/低コスト で提供 強固にお客様データを保護し、事業継続リスクを最小化 機能 機能名 価格 セキュリティ・ バイ・デザイン 強力、完全なテナント分離

    Isolated Network Virtualization / Bare Meta 標準機能 強制的な暗号化 Encryption by Default 標準機能 階層型権限管理 Compartment 標準機能 自動化された セキュリティ管理 リスクのある設定・行動を自動検知 Cloud Guard 無償 ポリシーの自動適用 Security Zones 無償 脆弱性スキャン Vulnerability Scanning 無償 暗号鍵管理 Vault 無償〜 オンラインでのパッチ適用 Autonomous Database 無償 (*1) 自動化されたログ分析 Logging Analytics 10GBまで無償 バックアップ保護と確実なデータ復旧 Zero Data Loss Autonomous Recovery Service 有償 データ中心の 多層防御 DBセキュリティ対策の自動化 Data Safe 無償〜 (*2) 特権ユーザー管理 Database Vault BaseDB HP ~ (*3) 多要素認証、リスクベース認証 IAM Identity Domains 無償〜 (*4) ボット対策とWAF Web Application Firewall 無償〜 (*5) 次世代ファイアウォール (NGFW) OCI Network Firewall 有償 *1 Autonomous Database 利用時に無償で利用可能 *2 Oracle Cloud Databaseの利用でサービスを無償提供。監査記録の蓄積は100万レコード/ターゲット/月まで無償 *3 BaseDB High Performance以上で利用可能 *4 無償で利用できるユーザー数や機能に制限あり *5 1インスタンス、1000万インカミングリクエスト/月まで無償。価格単位 : ¥84 [1,000,000インカミングリクエスト/月]、¥700[インスタンス/月] 39 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  28. 安定した高いパフォーマンスとセキュリティを実現するネットワークデザイン 第一世代クラウド 階層型ネットワーク Spine & Leaf 型ネットワーク Virtual Machine Containers

    Database System Database System Bare Metal Compute Virtual Machine Virtual Machine Containers Object Storage Object Storage Clustered Network ・広帯域/低遅延 -オバーサブスクリプションなし -2Hop接続 ・RoCEサポート 等々 VS Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  29. 利用頻度の高いサービス3つ全てで低価格を実現 圧倒的なコストパフォーマンス Oracle の強み Oracle 他社クラウド Compute ✓ 同一リソースを低価格で 提供

    ✓ CPU/メモリを柔軟に選択 可能 (フレキシブル・シェイプ) ¥41.44/時 Compute (VM.Standard.E4; 16vCPU, 64GB, Linux) ¥124.99/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) Storage ✓ 他社標準ストレージ価格 で、高性能ストレージを 提供 ✓ 性能に対するSLAあり ¥5,950/月 Block Volume (1TB, 25K IOPS) ¥278,880/月 ブロック・ストレージ (1TB, 25K IOPS) Network ✓ AD間無償 ✓ 10TB/月まで無償 ✓ 閉域網接続時はデータ 転送無償 ¥22,134/月 FastConnect (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥603,686/月 接続サービス (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥ 67% 低価格 ¥ 98% 低価格 ¥ 96% 低価格 Compute: 同一リソースを低価格で提供、高い柔軟性 (フレキシブル・シェイプ) Storage/Network: トランザクションやデータ転送量による料金変動を低減する料金体系 * as of December 2022, Tokyo Region Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41
  30. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 42 Oracle Cloud

    Infrastructure との接続について
  31. 1. インターネット • グローバルIP通信 • セキュリティはFWとSSL通信等で確保 • 通信速度・帯域はベストエフォート • 月10TBを超える外部へのデータ転送が課金対象

    2. VPN接続 (IPsec) • プライベートIP通信 • IPsecによりセキュリティを確保(認証,暗号化) • 通信速度・帯域はベストエフォート • VPN接続は無料、インターネット通信料金の対象 • OCIのVPN接続サービス、もしくはソフトウェアVPN 3. FastConnect • プライベートIP/グローバルIP通信 • プライベート回線による高いセキュリティ • 通信キャリアによる速度・帯域・品質の保証 * • 固定額のポート料金のみ課金、データ転送に伴う従量課 金なし、回線費用が別途必要 Oracle Cloud Infrastructure への接続方式 43 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates お客様 ネットワーク OCI VCN VCN Internet 専用線 インターネット + SSL 閉域網 FastConnect VPN Internet Gatewa y Dynami c Routing Gatewa y Customer Data Center
  32. インターネット回線を利用し、OCIのリソースに振られたパブリックIP宛に通信する方法 • 通信速度、帯域はベストエフォート • アウトバンド方向のデータ転送量に応じた課金 (Outbound Data Transfer) の対象 (月10TBまで無料)

    • セキュリティはVCNのセキュリティとSSL等のプロトコルで確保 方法1. インターネット経由の通信 44 Customer Datacenter インターネット ISP B社 ISP C社 ISP O社 ISP P社 ISP Q社 ISP S社 ISP A社 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates リージョン VCN Public Subnet Internet Gatewa y
  33. パブリックネットワークに仮想化専用回線を作成し、プライ ベート通信を実現する技術 IPsecトンネル • IPsec技術によりトラフィックをカプセル化 • インターネット経由でプライベートIPによるセキュア通 信が可能 • 高価な専用回線は不要

    認証 • 終端のVPN装置同士が認証 暗号化 • IPsecトンネルを通るすべてのIPパケットを暗号化 ルーティング • 特定の宛先トラフィックを事前設定した方向に送信 するように静的に構成 • またはBGPなどのルーティングプロトコルを使用して、 動的に経路を制御 方法2. Virtual Private Network(VPN) 45 VPN接続 Private Network 1 Private Network 2 IPsecトンネル VPNルーター インターネット VPNルーター Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  34. お客様データセンターや他クラウドとOracle Cloudを専用線や閉域網で接続するサービス プライベート接続によるセキュリティ • インターネットを経由しないトラフィック 通信の信頼性 • 専用線や閉域網による信頼性、安定性、セキュリティ • FastConnectは可用性SLAの対象

    安定した通信帯域 • FastConnectルーターのポートの占有(1Gbps / 10Gbps)が可能 • 回線プロバイダーによる性能保証、QoS 低コスト&予測可能な課金体系 • FastConnectはポート料金のみに課金(定額) • インターネット経由では課金される外部データ転送料金(従量)が不要 方法3. FastConnect 46 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates FastConnect
  35. https://www.oracle.com/jp/cloud/networking/fastconnect-providers.html OCI 東京、大阪リージョンの FastConnect 接続プロバイダー(2024年2月現在) Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 47 東京リージョン(ap-tokyo-1) •アット東京 •BBIX •Chief Telecom •Colt Dedicated Cloud Access •CTC Cloud Connect for Oracle Cloud •Equinix Fabric •IIJ •KDDI •Lumen •Megaport •NRI •NTTコミュニケーションズ Multi-Cloud Connect •NTTデータ •NTT東日本 •PCCW Console Connect •SINET •TOKAIコミュニケーションズ 大阪リージョン(ap-osaka-1) •アット東京 •Colt Dedicated Cloud Access •Equinix Fabric •IIJ •KDDI •Megaport •NTTコミュニケーションズ Multi Cloud Connect •SINET •TOKAIコミュニケーションズ 最新情報はURLを確認してください。
  36. オラクルは圧倒的低価格 見落とされがちな、クラウドから外部へのデータ転送コスト ポイント1: 最初の10TBまで無償 (他社では100GBまで) ポイント2: 単価が安価 (3.5円/GB) (他社の1/3-1/4) ポイント3:

    閉域網接続では課金なし (接続ポート料金のみ) 外部へ(アウトバウンド通信)のデータ転送コスト 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 / (TB/ ) オラクル 他社 100GBまで 無償 10TBまで無償 ¥12-16/GB ¥3.5/GB クラウド オンプレミス 他リージョン 他クラウド 発生 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48 * as of December 2022, Tokyo Region Network
  37. Oracle Cloud ウェビナー 過去のセッションのアーカイブ動画・資料を公開中 (参考) 【入門&再入門】はじめてのOracle Cloud Infrastructure [+最新情報] Copyright

    © 2024, Oracle and/or its affiliates 49 https://www.youtube.com/watch?v=5ih35-ycxcw https://speakerdeck.com/oracle4engineer/ocwc_20240124_oci アーカイブ動画 プレゼン資料公開版