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レガシーになりゆく システムとの向き合い方 / 20221005_inoue

Rakus_Dev
October 06, 2022

レガシーになりゆく システムとの向き合い方 / 20221005_inoue

Rakus_Dev

October 06, 2022
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Transcript

  1. #RAKUSMeetup 目次 - 自己紹介 - 楽楽勤怠サービス概要 - レガシーとは - 現在の課題

    - 課題に対する施策 - レガシーの進行を止めるために - まとめ
  2. #RAKUSMeetup - 井上 大輔 / Daisuke Inoue - 経歴 -

    2014年 : 銀行案件の孫請SE - 2017年 : 中堅企業で受託開発 - 2017年 : ナビゲーション企業で自社プロダクト開発 - 2021年 : 通信事業会社で自社プロダクト開発 - 2021年 : 株式会社ラクスで楽楽勤怠開発 - 現在 - 楽楽勤怠バックエンド開発に従事 - 勤怠計算チームに所属 自己紹介
  3. #RAKUSMeetup なぜレガシーになりつつあるの? - 楽楽勤怠では早期PMF実現のために早急な機能開発 - PMF : Product Market Fit

    - カスタマー(顧客)の課題を満足させる製品を提供し、 それが適切な市場に受け入れられている状態 - システム設計者が退職し、システムの複雑化が加速 - プロダクト改善への工数が取れずにいた
  4. #RAKUSMeetup - アプリケーション層からのテストのみ - ドメインモデルのテストを書く - 依存体質なドメインモデル - ビジネスロジックをドメインモデルへ -

    DTOを使ってドメイン層とインフラ層を切り離す - APIインターフェース用のクラスを新たに作成 - モデリングされていない概念が存在 - 状態に適切な名称をつけてモデリングし、切り出す 課題に対する施策
  5. #RAKUSMeetup - アプリケーション層からのテストのみ - ドメインモデルのテストを書く - 依存体質なドメインモデル - ビジネスロジックをドメインモデルへ -

    DTOを使ってドメイン層とインフラ層を切り離す - APIインターフェース用のクラスを新たに作成 - モデリングされていない概念が存在 - 状態に適切な名称をつけてモデリングし、切り出す 課題に対する施策
  6. #RAKUSMeetup - アプリケーション層からのテストのみ - ドメインモデルのテストを書く - 依存体質なドメインモデル - ビジネスロジックをドメインモデルへ -

    DTOを使ってドメイン層とインフラ層を切り離す - APIインターフェース用のクラスを新たに作成 - モデリングされていない概念が存在 - 状態に適切な名称をつけてモデリングし、切り出す 課題に対する施策
  7. #RAKUSMeetup - アプリケーション層からのテストのみ - ドメインモデルのテストを書く - 依存体質なドメインモデル - ビジネスロジックをドメインモデルへ -

    DTOを使ってドメイン層とインフラ層を切り離す - APIインターフェース用のクラスを新たに作成 - モデリングされていない概念が存在 - 状態に適切な名称をつけてモデリングし、切り出す 課題に対する施策
  8. #RAKUSMeetup - アプリケーション層からのテストのみ - ドメインモデルのテストを書く - 依存体質なドメインモデル - ビジネスロジックをドメインモデルへ -

    DTOを使ってドメイン層とインフラ層を切り離す - APIインターフェース用のクラスを新たに作成 - モデリングされていない概念が存在 - 状態に適切な名称をつけてモデリングし、切り出す 課題に対する施策
  9. #RAKUSMeetup - 湧き上がる気持ちを抑えて冷静に - 全施策実践するぞ - ドメインモデル図全部書くぞ - 全書き換えしてリファクタリング -

    アーキテクチャ刷新 - ドメインモデルの単体テスト全部書くぞ - 全てやると膨大なタスクで潰れちゃう レガシーの進行を止めるために
  10. #RAKUSMeetup - 効果が大きそうなコア機能から - 小さくコツコツ着実に - まずはモデリングして切り出しテスト書く - ドメインを絞ることでドメインの理解が深まる -

    既存テストはデグレチェックとして活用 - たとえ小さいドメインだとしても ドメインエキスパートや有識者とすり合わせ - ユースケース図及びドメインモデル図で俯瞰 レガシーの進行を止めるために