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ゲームでコンピューターの仕組みを学ぶ ~Human Resource Machine~

ゲームでコンピューターの仕組みを学ぶ ~Human Resource Machine~

CPUやメモリの仕組みに興味を持つエンジニアは多いと思います。
しかし、それらを効果的に学ぶのは、とても大変です。

例えば、環境構築の問題。
例えば、学習環境(知識を得る方法等)の問題。
例えば、機能が多すぎて扱いきれない問題。

でも、それをお手軽にゲームで学ぶことができるんです。
そう、「Human Resource Machine」ならね!

実際のゲーム画面を交えつつ、5つのポイントから、このゲームがCPUやメモリの仕組みの学習にどう役立つのかを解説していきます。

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このスライド資料は「ミライトデザイン社」がYoutubeで公開している動画
「現役エンジニアが最近話題のプログラミングのゲームやってみた」シリーズに影響を受けて作成しました。

Miraito Design, Inc. の Youtube https://www.youtube.com/c/MiraitoDesignInc/
#1 https://www.youtube.com/watch?v=_zZ0GzY2Hv0
#2 https://www.youtube.com/watch?v=5qye8GyFkWo

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このスライドを利用して、以下のイベントでLTを行いました。
2021年7月21日 エンジニアの勉強法ハックLT- vol.5 #studyhacklt
https://rakus.connpass.com/event/216412/

ShirayanagiRyuji

July 21, 2021
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Transcript

  1. 何故 Human Resoce Machine なのか? 1. 基本的なCPUとメモリの仕組みを再現 2. 限定された機能 3.

    【一人称】の的確さ 4. いろんなハードで手軽に遊べる 5. 最終的にはアルゴリズムゲームになる
  2. 2. 限定された機能 • シンプル of シンプル ◦ 必要なものは揃ってる • 実行に必要なものが沢山

    ◦ 実行、ステップ実行、コード領域(3面) ラベル、アンドゥ、コピー&ペースト etc...
  3. 3. 【一人称】の的確さ • 【人】が中心 ◦ inbox : 人に入力 ◦ outbox

    : 人から出力 ◦ copyfrom : 人に指定メモリの情報を複写 ◦ copyto : 人から指定メモリへ情報を複写
  4. 3. 【一人称】の的確さ • 【CPU】が中心 ◦ inbox : CPUに入力 ◦ outbox

    : CPUから出力 ◦ copyfrom : CPUに指定メモリの情報を複写 ◦ copyto : CPUから指定メモリへ情報を複写
  5. まとめ • Human Resource Machine は良いゲーム ◦ CPUとメモリの機能を程よく再現している ◦ 理解の目安も立てやすい

    • 続編?の7 Bilion Machine は機械操作的要素多 ◦ マルチスレッドの考え方とも言えるか?