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20260530_調整・合意形成スキル向
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shumpei
May 29, 2026
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20260530_調整・合意形成スキル向
shumpei
May 29, 2026
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Transcript
調整・合意形成スキル向上 勉強会 実施日:2026年5月30日 | 形式:オンライン(Jitsi Meet) 時間:10:00〜11:30 | 対象:クリエイト課
全体タイムライン 時間 ブロック 内容 0:00〜0:15 【講義】 調整・合意形成とは何か 0:15〜0:55 【ロールプレイ】 調整場面の疑似体験
0:55〜1:20 【個人ワーク】 アクションプラン作成・任意共有 1:20〜1:30 【まとめ】 振り返り・アンケート 2
第1ブロック: 【講義】 調整・合意形成とは何か 3
本日のゴール この勉強会が終わったとき、次の 3つ ができる状態を目指す。 ① 調整・合意形成が必要な場面 を自分で判断できる ② よくある失敗パターン を知り、自分の癖を把握できる
③ 明日から使えるアクション を1つ決められる 4
調整・合意形成とは何か 定義: 複数の関係者が異なる意見・優先順位を持っている状況で、全員が納得できる方向性を決めるプロセス。 よくある誤解 誤解 実際 「相手を説得すること」 → 双方が納得する着地点を探ること 「上の人が決めること」
→ 関係者全員が当事者として関与すること 「時間がかかる面倒な作業」 → 後工程の手戻りを防ぐ重要な投資 5
調整が必要な場面(例) 顧客との仕様確認: 認識のずれを早期に解消する 納期・品質のトレードオフ: 関係者の優先順位をすり合わせる 他部署への協力依頼: 相手のリソース・優先度を把握した上で依頼する チーム内の意見対立: 各メンバーの立場を整理し、方向性を決める 仕様変更の受け入れ判断:
影響範囲を整理し、関係者に説明・了承を得る 問いかけ: こういう場面、最近ありましたか? 6
よくある失敗パターン 3つ パターン1: 「伝えた=合意した」と思い込む メールやチャットで送信し、返答がないことを「OK」と判断 → 後から「そんな話は聞いていない」と言われる パターン2:相手の立場・懸念を確認せずに進める 自分の都合や正論だけで話を進める →
相手が納得しないまま進み、後で巻き戻しが発生する パターン3:結論を曖昧なまま終わらせる 「では検討しておきます」 「また後で確認します」で終わる → 誰も動かず、問題が先送りになる 7
成功のための 3つのポイント ポイント1:相手の「懸念・優先事項」を先に確認する 「今回の対応で、何か心配なことはありますか?」 「◦◦さんの側で、特に優先していることを教えていただけますか?」 相手の言いたいことを引き出すことで、話し合いの土台ができる。 ポイント2:選択肢を提示して相手に選んでもらう 「AとBの2つの進め方が考えられます。 ◦◦の観点ではAが良いですが、□□を優先するならBです。どちらが良いですか?」 「どうしますか?」と丸投げするのではなく、選択肢を整理して提示する。
8
成功のための 3つのポイント(続き) ポイント3:合意内容を明示的に確認・記録する 「では、今日の確認事項として〇〇という方針で進めます。よろしいでしょうか?」 口頭のみで終わらせず、メール・チャット・議事録で合意内容を残す。 ポイント 一言まとめ ① 懸念・優先事項を先に確認 相手の立場を知る
② 選択肢を整理して提示 「丸投げ」しない ③ 合意内容を明示・記録 言った言わないを防ぐ 9
第2ブロック: 【ロールプレイ】 調整場面の疑似体験 10
ロールプレイの進め方 ステップ 内容 時間 ① 状況説明 ファシリテーターがシナリオの背景を説明 2分 ② 実演(1回目)
ファシリテータが台本に従い実演 10分 ③ 全体ディスカッション 良かった点・改善点をチャットで出し合う 8分 ④ ファシリテーター解説 ポイントを整理・補足 5分 ⑤ 実演(2回目) 別シナリオで同様に実施 25分 参加者の皆さんへ: 実演を見ながら「次、自分ならどうするか?」を考えながら見てください。 ディスカッションはチャットを活用します。 11
シナリオ A: 「納期遅延を顧客に説明する」 状況設定 リリース 2週間前 にテスト中の重大な不具合が発覚。 修正には最低 1週間、現スケジュールでのリリースは困難。 担当SE(Aさん)が顧客担当者(Bさん)に状況を報告し、対応方針を合意する。
役割 人物 担当SE(自社側) Aさん 顧客担当者 Bさん 12
シナリオ A:台本(1/3) A(SE担当) : 「Bさん、お時間いただきありがとうございます。本日は、リリーススケジュールについてご相談があり、ご連絡しまし た。 」 B(顧客) : 「はい、どうしましたか?」
A: 「テスト工程の最終確認を進めていたところ、入力データの保存処理に不具合が確認されました。現時点では再現条件の特定が完 了しており、修正作業に入れる状態です。ただし、修正と再テストに最低でも1週間が必要な見込みです。 」 B: 「1週間……。それはリリース日に間に合わないということですか?」 A: 「はい、現在の2週間後のリリース日には間に合わない可能性が高い状況です。大変申し訳ありません。現時点で考えられる対応と して、2つの選択肢をご提示したいと思います。 」 B: 「聞かせてください。 」 13
シナリオ A:台本(2/3) A: 「1つ目は、リリースを1週間延期する案です。修正・テストを完了した状態でリリースするため、品質は担保されます。2つ目 は、不具合の影響が限定的であることを確認した上で、暫定対応(回避手順のご案内)を実施しつつ、予定通りリリースする案です。 ただし、Bさん側での運用上の負担が発生します。 」 B: 「うちとしては、月末の業務に間に合わせたいという事情があって……。回避手順というのはどれくらい複雑ですか?」 A:
「手順自体は5ステップ程度で、マニュアルを整備してご提供できます。ただ、操作が発生するのは1日あたり数回程度になる見込 みです。 」 14
シナリオ A:台本(3/3) B: 「月末業務さえ乗り越えれば、その後は落ち着くので……。では、暫定対応で予定通り進めることはできますか?正式修正は月末 後でもかまいません。 」 A: 「承知しました。では、暫定対応マニュアルを今週中にお送りします。正式修正のリリースは翌月第2週を目標に進めます。この内 容で合意とさせていただいてよろしいでしょうか?」 B:
「はい、それでお願いします。 」 A: 「ありがとうございます。本日の合意事項として、メールでも改めてお送りします。引き続きよろしくお願いします。 」 15
シナリオ A:ディスカッションポイント 実演のあと、以下の点を全体で話し合いましょう。 Aさんが 「うまくやれた」 と思う点はどこか? もし自分がAだったら、どの場面で詰まりそうか? 3つのポイント(懸念確認・選択肢提示・合意の明示化)は 実演の中に含まれていたか? 16
シナリオ B: 「他部署に協力を依頼する」 状況設定 納品に向けてインフラ担当の技術協力が必要。 ただし 他部署はすでに複数案件を抱えており、リソースに余裕がない状況。 依頼者(Cさん)が直接の上下関係ではないDさんに協力を依頼する。 役割 人物
依頼者(自課担当) Cさん 依頼先(他課担当) Dさん 17
シナリオ B:台本(1/2) C(依頼者) : 「Dさん、少しお時間よろしいですか?今お願いがあってご連絡しました。 」 D(依頼先) : 「はい、何でしょう?」 C:
「来月の納品に向けて、サーバー設定の確認作業でインフラ側のご協力をいただきたいと思っています。具体的には、接続確認と 設定ファイルのレビューで、工数としては3〜4時間ほどを想定しています。 」 D: 「3〜4時間ですか……。正直なところ、今月から来月にかけてはうちも3本のプロジェクトが重なっていて、なかなか余裕がない 状況なんです。 」 C: 「そうですか、それは大変な状況ですね。ありがとうございます、正直に教えていただいて。ちなみに、今のDさんの状況で動きや すいタイミングはいつ頃になりそうですか?」 18
シナリオ B:台本(2/2) D: 「来月の第2週以降なら、少し落ち着く予定です。ただ確約はできないですが。 」 C: 「わかりました。納品は来月末なので、第2週でも十分間に合います。では、来月第2週の週初めにあらためて調整のご連絡をする 形でよいでしょうか?」 D: 「それなら対応できそうです。内容の詳細をあらかじめ送っておいてもらえると、確認しやすいです。
」 C: 「もちろんです。今週中に作業内容の概要資料をお送りします。来月の第2週月曜日に改めてご連絡する形で進めます。よろしいで しょうか?」 D: 「はい、それでお願いします。 」 C: 「ありがとうございます。後ほどメールでもこの内容を送らせていただきます。よろしくお願いします。 」 19
シナリオ B:ディスカッションポイント 実演のあと、以下の点を全体で話し合いましょう。 Cさんはどのように 相手の状況を確認したか? 「余裕がない」という返答に対し、どのように対応したか? この依頼が「無理な依頼」ではなく 「調整できた依頼」 になったのはなぜか? 20
第3ブロック: 【個人ワーク】 アクションプラン作成 20分 21
ワークシート:STEP 1 自分の業務で「調整が必要な場面」を書き出す 今の仕事を振り返り、誰かと認識をすり合わせる必要があった(または必要になりそうな)場面を思い出して書く。 うまくいった・いかなかった、どちらでも可。 # 調整の相手 場面・状況 うまくいったか? 1
できた / 難しかった / できなかった 2 できた / 難しかった / できなかった 3 できた / 難しかった / できなかった Googleドキュメント(ワークシート)に記入してください。 22
ワークシート:STEP 2(前半) 1つの場面を選んでアクションプランを作る STEP1から「今後自分が改善・実践したい場面」を1つ選ぶ。 設問 記入欄 ① 誰と調整が必要か? ② 何について調整する必要があるか?
③ 相手にはどんな懸念・優先事項があると思うか? 23
ワークシート:STEP 2(後半) ④ どんな選択肢を提示できるか?(最低2案) 案 内容 相手にとってのメリット デメリット・負担 A案 B案
⑤ いつ・どのように調整するか? 項目 内容 実施時期 手段(口頭・メール・チャット等) 合意確認の方法 STEP 3(任意) :作成したプランをチャット欄に貼り付けて相互フィードバック。コメントは「良かった点」と「ここをこうするともっと良くなりそ う」の2点でお願いします。 24
第4ブロック: 【まとめ】 振り返り・アンケート 25
本日のまとめ ポイント 内容 ポイント1 相手の「懸念・優先事項」を先に確認する ポイント2 選択肢を整理して相手に選んでもらう ポイント3 合意内容を明示的に確認・記録する 26
調整・合意形成は「才能」ではなく「手順」 。 まず相手の話を聞き、選択肢を出し、合意を残す。 この 3ステップを意識するだけで、明日からの仕事が変わる。 27
アンケート ファシリテーターよりURLを共有します。 設問 回答形式 1. 講義内容の理解度 1〜5 2. ロールプレイから得た気づき 1〜5
3. 学んだ内容を実務で活用する意欲 1〜5 4. 研修全体の満足度 1〜5 5. 気づき・学び、改善要望 自由記述 ご回答よろしくお願いします。 回答後は退出いただいて構いません。 28
ご参加ありがとうございました 明日から 1つ だけ意識して試してみましょう。 作成日:2026年5月