Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
卒業研究の進め方 / How to preceed with the research
Search
shun74
December 21, 2022
Research
1
440
卒業研究の進め方 / How to preceed with the research
Explain how to preceed with the research.
shun74
December 21, 2022
Tweet
Share
More Decks by shun74
See All by shun74
深度推定モデルの自己教師あり学習/self-supervised-depth
shun74
0
180
GPUでステレオマッチング / Stereo-matching with GPU
shun74
0
550
Barcode Recognition / pharmacode-decoder
shun74
0
740
Vision Transformer講座 / Vision Transformer Presentation
shun74
1
510
ニューラルネットの1bit化 / 1bit-neural-network
shun74
0
660
Defocus Map Estimation From a Single Image Based on Two-Parameter Defocus Model / two-parameter-defocus-model
shun74
0
240
理解してほしいVision Transformer / plz-understand-ViT
shun74
0
560
Other Decks in Research
See All in Research
システムから変える 自分と世界を変えるシステムチェンジの方法論 / Systems Change Approaches
dmattsun
3
830
外積やロドリゲスの回転公式を利用した点群の回転
kentaitakura
1
610
LINEチャットボット「全力肯定彼氏くん(LuC4)」の 1年を振り返る
o_ob
0
2.5k
研究の進め方 ランダムネスとの付き合い方について
joisino
PRO
54
18k
クラウドソーシングによる学習データ作成と品質管理(セキュリティキャンプ2024全国大会D2講義資料)
takumi1001
0
230
MIRU2024_招待講演_RALF_in_CVPR2024
udonda
1
320
最近のVisual Odometryと Depth Estimation
sgk
1
250
熊本から日本の都市交通政策を立て直す~「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」の実現へ~@公共交通マーケティング研究会リスタートセミナー
trafficbrain
0
110
多様かつ継続的に変化する環境に適応する情報システム/thesis-defense-presentation
monochromegane
1
460
20240918 交通くまもとーく 未来の鉄道網編(こねくま)
trafficbrain
0
160
出生抑制策と少子化
morimasao16
0
430
Kaggle役立ちアイテム紹介(入門編)
k951286
13
4.5k
Featured
See All Featured
For a Future-Friendly Web
brad_frost
174
9.4k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
180
21k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
272
40k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
126
18k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
46
2.1k
Designing for humans not robots
tammielis
249
25k
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
106
49k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
43
6.6k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
280
Transcript
研究の進め方 B4 shun sato
目次 • おおまかなテーマを決めよう • 論文読めるようになろう • 詳細なテーマを決めよう • 実験をしよう •
論文を書こう • スケジューリング • その他
おおまかなテーマを決めよう 興味のあるテーマをなんとなく決めてみよう 例: • ニューラルネットでなんでもいいからやりたい • VRとかARでなんか作りたい • ネットワーク関連で新しいことをしたい •
テーマ決めないと研究が始まらない ⇢ まずは興味のあることから
論文を読めるようになろう ≒英語の論文を読めるようになる • 日本語の論文は情報が限られてくる ⇢ 英語の論文を読もう • 論文は文法が簡単だから単語だけで読める ⇢ 分からない単語だけ翻訳しながら読んでればそのうち読めるように
詳細なテーマを決めよう おおまかなテーマから深めていく • Survey論文がおすすめ(分野の研究をまとめた論文、まとめサイト的な) 例: 1. ニューラルネットのSurveyを読む ⇢ 最適化が面白そう! 2.
NN最適化のSurveyを読む ⇢ 量子化が面白そう! 3. NN量子化のSurveyを読む ⇢ 1bit化が面白そう! 4. 最新の画像分類モデルを1bit化してみたい ⇢ 研究テーマ決定
詳細なテーマを決めよう その他のテーマの決め方 • おおまかなテーマから興味のある研究を見つけて論文を読んでみる 1. 今後の課題みたいな章にまだやってないことが書いてある ⇢ 自分でやってみる 2. 自分ならそのタスクをどのように取り組むか考えてみる
⇢ やってみて論文の手法と比べる(結果が悪くてもOK) • 先生からもらう ⇢ おすすめ度:低 ⇢ モチベが危うい
実験をしよう 詳細なテーマが決まったらどんどん実験を始める • ここが一番ハードルが高い • 実装などが伴うので気合でなんとかする • 消滅する人はここができなくて消える • 一回始めれば”調査⇢実験⇢考察”のサイクルがどんどん回せる
論文を書こう 実験のデータをまとめて論文を書く • ”調査⇢実験⇢考察”のサイクルが回せた分だけ書く量が増やせる • 早めに書いて先生に推敲してもらおう
スケジューリング • 3~5月:テーマの選定 ⇢ 具体的な実験計画 • 6月:一回目の実験を回して考察 • 7~8月:中間発表まで何回か実験のサイクルを回す •
9~11月:中間発表を踏まえて実験、大雑把だったところを埋めるのも◎ • 12~1月:論文をまとめる
その他 • テーマの決定は早くやろう ⇢ 中間発表はテーマ選定だけでも良かったりするが... ⇢ 中間発表までに決まってない人は12月ぐらいまで実験始めない • できるテーマを選ぼう ⇢
2ヶ月あれば現実的なテーマを決められる 上記の2つは本当に大事。できてない人は消滅のリスクが高いorz