Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

JBUG_20240222_ザルと花束とサバイバルナイフ〜BacklogWorldを経た元発電...

tohge05
February 22, 2024

 JBUG_20240222_ザルと花束とサバイバルナイフ〜BacklogWorldを経た元発電所設計者〜.pptx

tohge05

February 22, 2024
Tweet

More Decks by tohge05

Other Decks in Business

Transcript

  1. 峠 幸寛  X:@tohge05 出典 :https://www.asahi.com/articles/ASM633H 8BM63IIPE00B.html <経歴 2013年北ガスへ入社 > ▶【現場】 1年半    ガス工事現場監督

    ▶【ハードウェア開発】 4年  電力自由化への発電所開発 ▶【ソフトウェア開発】 5年  IoT・AWSの社内勉強      コミュニティ立上げ ▶【プロジェクトマネジメント】 1年  ※ Backlog使用歴 1年4ヶ月 発注者の立場で Backlogを利用
  2. 峠 幸寛  X:@tohge05 <JBUGとの関わり>  2023/7/29 巻さん・川岡さんとの出会い     8/23 巻さんと焼き鳥とBacklogを語る     10/5 JBUG札幌にて初登壇 〜Backlog愛を語る〜          ⇨初登壇の癖に25分は語りたいと要望(笑)    

    12/9 Backlog World 2023 ロングセッション登壇    12/21 JBUG札幌不参加 ※インフルエンザに感染(泣)  2024/2/22 JBUG札幌にて再登壇 〜Backlog愛を叫ぶ〜          ⇨BacklogWorld内容+新しい気づきを紹介
  3. 発電所開発とシステム開発を比べてみた 発電所開発 システム開発  ~まるでプラモデル作り~ ・配管、壁厚、床下寸法、  コンクリート打設等 「形あるものをどう配置するか」 → 配置する部品・配置方法に  技術が詰め込まれている。

    ~部品から自作でプラモを作る感覚~ ・要望、要件定義・・・・開発、テスト → 形がない部品を決めるために、 「いつどこで誰が何を決めたか、  要望に答えるための”この部品”」  に対して、責任と技術を詰め込む。
  4. 発電所開発とシステム開発を比べてみた 構想/検討 良い現場/良い開発 品質 発電所建設 ガス工事 ・設計図面 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り  500トンクレーンが置ける

    ・現場が綺麗 ・最新図面が明確 ・発電所納品 ・マンション引渡し ▶直接、見れる  ※最後は設計図の記載よりも現場
  5. 発電所開発とシステム開発を比べてみた 構想/検討 良い現場/良い開発 品質 発電所建設 ガス工事 ・設計図面 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り  500トンクレーンが置ける

    ・現場が綺麗 ・最新図面が明確 等 ・発電所納品 ・マンション引渡し ▶直接、見れる  ※最後は設計図よりも現場 システム開発 ・仕様書 ・設計書 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り ・仕様、課題が明確 ・課題検討者と期限が明確 ・資料の場所が明確 等 ・レビュー、テスト ・修正依頼が反映され切る ▶間接的に確認する  ※どんな経緯だったかが大切
  6. 発電所開発とシステム開発を比べてみた 発電所開発 ガス工事 ➡ 構想/検討 良い現場/良い開発 品質 発電所建設 ガス工事 ・設計図面

    ・打合せ議事録 ・工程が計画通り  500トンクレーンが置ける ・現場が綺麗 ・最新図面が明確 等 ・発電所納品 ・マンション引渡し ▶直接、見れる  ※最後は設計図よりも現場 システム開発 ・仕様書 ・設計書 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り ・仕様、課題が明確 ・課題検討者と期限が明確 ・資料の場所が明確 等 ・レビュー、テスト ・修正依頼が反映され切る ▶間接的に確認する  ※どんな経緯だったかが大切
  7. 発電所開発とシステム開発を比べてみた システム開発  ➡ 構想/検討 良い現場/良い開発 品質 発電所建設 ガス工事 ・設計図面 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り

     500トンクレーンが置ける ・現場が綺麗 ・最新図面が明確 等 ・発電所納品 ・マンション引渡し ▶直接、見れる  ※最後は設計図よりも現場 システム開発 ・仕様書 ・設計書 ・打合せ議事録 ・工程が計画通り ・仕様、課題が明確 ・課題検討者と期限が明確 ・資料の場所が明確 等 ・レビュー、テスト ・修正依頼が反映され切る ▶間接的に確認する  ※どんな経緯だったかが大切
  8. 会議カードを育てる ▪アジェンダ <BacklogWorld〜4年振りのオフライン開催〜>  ・ 自己紹介_北ガス 峠 :趣味は焚き火です。   資料: ファイルURL <BacklogWorldを全力で楽しむ>

     ・FULLFULLさんの明太フランスパン   資料: スプレッドシートURL                              --- 議事録 【イベント名】 JBUG札幌#11 Backlog愛を叫ぶ
  9. • 全ての課題ステータスを完了は、プロマネのみ実施 • 会議中の”ToDo”を子課題としてぶら下げる。  成果物(設計書)へのToDoは、”タスク”として子課題 Backlog利用ルールについて#2 会議: <議事録本文> 【ToDo】  課題キー:ToDo①

     課題キー:ToDo②  課題キー:ToDo③  課題キー:タスク①  課題キー:タスク②  課題キー:タスク③ ToDo① ToDo② ToDo③ 成果物:A タスク① タスク② タスク③ 成果物:B
  10. 会議カードを育てる 2.会議カードの運用
 ▪アジェンダ <BacklogWorld〜4年振りのオフライン開催〜>  ・ 自己紹介_北ガス 峠 :趣味は焚き火です。   資料: ファイルURL

    <BacklogWorldを全力で楽しむ>  ・FULLFULLさんの明太フランスパン   資料: スプレッドシートURL                              --- 議事録 【イベント名】 BacklogWorld Re:Boot 23 ①追記 ①追記 ②スクショ張り付け ③ 上 か ら 確 認 す れ ば 会 議 が 終 わ る
  11. 会議カードへのアジェンダ集約イメージ ToDo① 依頼① 依頼② 依頼③ 返答① 指摘① 指摘② ▪アジェンダ <依頼事項>

     ①AAA  ②BBB  ③CCC <確認事項>  返答内容①について  資料: fileURL <資料への指摘>  ① 資料のスクショ#1  ② 資料のスクショ#2 ToDo③ ToDo② ToDo④ 事前にアジェンダで全やり取りを拾い上げ、 定例会議後に子課題を生めば、抜け漏れが無い 2.会議カードの運用
 情報集約!
  12. Backlogを活用した会議の変化 Before After 【会議】  進捗報告  作業依頼  資料提示  資料への指摘    資料説明

     意思決定  ディスカッション 【Backlog】  進捗報告(+子課題にて催促)  作業依頼  資料提示  資料への指摘(+指摘への回答) 【会議】 資料説明 意思決定 (予め上層部へ確認) ディスカッション   +具体的なテーマ 協議内容の濃度が高まり、会議時間が週4時間➡1時間へ 2.会議カードの運用

  13. 会議カードの締め方 ▪締める流れ  ① 議事録完成時:ステータス「未処理」→「処理中」  ② コメント欄 :各社のPLが「“承認“」と記載  ③ 全社承認後 :ステータス「処理済み」  ④ 子課題「ToDo」が全て完了後

            :「会議」ステータス「完了」 ▪つまり「会議」の看板ボードが表すこと  未処理 : アジェンダ or 議事録作成待ち  処理中 : 各社の承認待ち  処理済み: ToDoの完了待ち  完了  : 全て完了 2.会議カードの運用

  14. 会議カードの締め方 ▪ 工程完了時  <着手未完了事項>   処理済み: ToDoの完了待ち➡ 期限を切り直し  <履歴の管理>   ・種別:「会議」   ・マイルストーン:「要件定義」   ・Excel(コメントあり)でダウンロード

      → ダウンロードExcelをSVNに入れてコミット   工程完了報告+議事録(承認履歴)+成果物の全てが揃った   リビジョンがSVNへ形成される。 2.会議カードの運用
 情報集約!
  15. 2.会議カードの運用
 日々の業務 定例会議 Slackなどで 流れている チャット 会議後  ・課題の担当者  ・期限の明確化 会議カードへ

     随時、転記 課題の解決 会議カードに ・全議題 ・全ファイルパス 峠 結局、会議カードは「ザル」だった
  16. 2.会議カードの運用
 定例会議 会議後  ・課題の担当者  ・期限の明確化 課題の解決 会議カードに ・全議題 ・全ファイルパス 結局、会議カードは「ザル」だった

    ▪本運用の副次的な効果  ①やることが明確  ②必要資料が明確  ③担当者 が明確  ④実施期限が明確  +ザルすくい担当による    100%の議題回収 ▶私は何やるんだっけ?を無くす。   結果、会議参加者の主体性が    自然に形成されてきた。
  17. ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け

    <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 2.会議カードの運用
 課題カードの新たな使い方「花束編」 ▪仕様書反映カード① <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・〇〇という表現が正しい。 ▪仕様書反映カード② <ファイルパス>  ・〜〜〜〜〜 <変更箇所>  ※スクショ貼り付け <内容>  ・▲▲▲▲の内容に変更。 <仕様書反映カード>  ・修正対象のスクショを貼り付ける  ・修正内容を記載 ※誰でも作業可能な説明にする   ⇨1変更:1カード
  18. ”孫課題”を好きなツールから整理してみた ツール 利用用途 利用者・利用方法 データ・情報の流れ マインドマップ ・思想を深める ・カテゴリ整理 個人が頭の整理に 利用

    個人の中での対流 ~池のようなもの~ コミュニケーション ツール ・掲示板形式の    公開対話 チームが  テーマ毎に   コメント 常に流れる ~川のようなもの~ プロジェクト管理 ツール ・プロジェクト      管理 複数チームが  各自検討を進め   作業を管理 全てを受めて管理 ~ダムのようなもの~ 3.孫課題が作成できないこと