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ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる
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ufoo68
October 13, 2020
Technology
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ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる
ufoo68
October 13, 2020
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Transcript
ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる in IoTLT
自己紹介 • SNSでの名前 ◦ ufoo68(@ufoo_yuta) • 出身地 ◦ 滋賀県 •
やってること ◦ スポーツIoTLT主催 • 最近のできごと ◦ YouTube活動はじめた
本来話したかったネタ M5Stackでリモート発表をにぎやかすもの mp3とかで声援的なものを再生する 聴講する人 pub/sub通信
できなかった理由 • M5Stackのmp3再生ライブラリとwifiが一緒に動かせなかった ◦ 理由は不明 • WiFiModeをいじっていたらrebootを繰り返すようになってしまった ◦ 壊れた(?) •
詳しく調べる時間がなかった ◦ 手を付けだしたのがほぼ前日
さて困った
ここで追加の自己紹介 • 本名 ◦ 松永勇太 • 所属 ◦ 株式会社ACCESS ◦
IoT事業部(本当はもうちょっと長ったらしい) • 普段のお仕事 ◦ IoTが絡んだサーバーやフロントエンドの開発 ◦ 最近はクラウド(AWS)がメイン
不本意ながら変えた上でのネタ IoTでのクラウド開発で気をつけたいこと
IoTが絡む上での課題 • リソース制限 ◦ クラウド側が意図的にパフォーマンスの制限を設けているもの ◦ これは基本的には上限の引き上げでなんとかなる • パフォーマンス ◦
クラウドのリソースでの性能限界で起こったりする ◦ 場合によっては設計変更が必要 • コスト削減 ◦ クラウドを使う上での使用料金の問題 ◦ IoTが絡む場合は大量リクエストによって高額になったりする ざっとあげてみた感じこんなもの(おそらく他にもあるかも)
今回の話について • AWSを使った課題について2つ触れてみる ◦ DynamoDBとCloudWatch ◦ IoTが絡まなくても起こりうる課題かもしれない • 一部の元ネタは先日Qiitaに書いたけど1LGTMもつかなかった記事
DynamoDB
DynamoDBとは • AWSが提供するNoSQLのデータベース • フルマネージドで分散データベースの運用とスケーリングに伴う管理作業をまかせ ることができる • 高い可用性と耐久性が特徴 • Lambdaとの相性がいい
• 単純なデータの読み書きに強い
ここで気をつけたいこと DynamoDBは、 大量のデータの追加・読み取りには強いが大量のデータの更新に結構弱い ー>数千件単位のデータ書き込みになるとその性能差がもろに出る data1 data2 data3 data1 data2 data3
ここで気をつけたいこと API Gatewayが絡む場合、それのタイムアウトについても気をつける必要がある ー>最大でも30秒。これ以内に収められない場合は、別のLambdaを呼び出すなどの システム変更、もしくは別の工夫が必要 timeout
CloudWatch
CloudWatchとは • AWSリソースのモニタリングを行うためのサービス • とりあえず今回取り上げるのはCloudWatch Logs • CloudWatch Logsの中でもlambdaに関するlogの話 •
要はconsole.log()やprint()で表示するデータ
ここで気をつけたいこと CloudWatchのログは保存より取り込みにお金がかかる ->console.log()を呼び出した分のお金がGB単位でかかる IoTレベルの大量リクエストを捌いてい るとここが結構響いてくるので、 logで 表示するデータの取捨選択が重要に なる
以上です
まとめ • IoTに関する開発(主にサーバー)で意識すべきことは常に大量のリクエストが投げ られてくるということ • クラウドを使うと便利な反面、リソース上限や使用コストを別で気にすることになる • 結局のところ、システム構成・アプリケーションでの設計が重要