Pro Yearly is on sale from $80 to $50! »

後発医薬品の生物学的同等性試験 概要 2 経口即放性製剤の溶出挙動

C9a9be84015afdc313a066362e109167?s=47 xjorv
PRO
October 11, 2020

後発医薬品の生物学的同等性試験 概要 2 経口即放性製剤の溶出挙動

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドラインは、後発医薬品の承認申請に必要な、先発製剤との同等性を評価するために実施する臨床試験の方法について説明したものです。(2)では経口即放製製剤での溶出挙動の同等性についてまとめています。

C9a9be84015afdc313a066362e109167?s=128

xjorv
PRO

October 11, 2020
Tweet

Transcript

  1. 後発医薬品の生物学的同等性試験 ガイドライン 概要 2 2020/10/4 Ver. 1.0

  2. 即放性経口剤: 薬力学的試験 薬理効果を指標に、治療学的同等性を証明する方法 • 定量的測定が困難 • 血中濃度が治療効果の指標にならない 場合に適用する 同等性の許容域は個別に定められる

  3. 即放性経口剤: 臨床試験 臨床効果を指標に、治療学的同等性を証明する方法 • 同等性試験・薬理学的試験が困難・不適切 の場合に適用する 同等性の許容域は個別に定められる

  4. 即放性経口剤: 溶出試験 生物学的同等性試験の指標として実施されるもの • 1条件12ベッセル以上で実施する • pH1.2では2時間、その他は6時間の試験時間 • 標準製剤の平均溶出率が85%を超えた時点で終了

  5. 即放性経口剤: 溶出試験 試験条件は以下の通り • パドル法、試験液900mL、37±0.5ºC • 局方溶出試験液1、2液をpH1.2とpH6.8に用いる • 液は製剤の性質により使い分ける

  6. 即放性経口剤: 溶出試験 剤形と試験液は以下の通り パドル回転数 酸性薬物 中性・塩基性薬物 コーティング製剤 難溶性薬物 溶解性改善製剤 50回転

    ①1.2 ②5.5~6.5 ③6.8~7.5 ④水 ①1.2 ②3.0~5.0 ③6.8 ④水 ①1.2 ②4.0 ③6.8 ④水 ⑤1.2+ポリソルベート80 ⑤4.0+ポリソルベート80 ⑤6.8+ポリソルベート80 ①1.2 ②4.0 ③6.8 ④水 ⑤1.2+ポリソルベート80 ⑤4.0+ポリソルベート80 ⑤6.8+ポリソルベート80 100回転 ①~③の一つ ①~③の一つ ①~③の一つ +ポリソルベート80 ④以外の一つ +ポリソルベート80 *ポリソルベート80は界面活性剤。附則がたくさんある
  7. 即放性経口剤: 溶出挙動の類似性判定 以下の条件での判定基準、またはf2関数で評価する ① 標準製剤が15分以内に平均85%以上溶出する場合 ② 標準製剤が15-30分で平均85%以上溶出する場合 ③ 標準製剤が30分以内に平均85%以上溶出しない場合

  8. f2関数 2 = 50 ∙ 100 1 + − 2

    =1 T i : 試験製剤の平均溶出率、R i : 標準製剤の平均溶出率、n: 比較する時点の数 • 試験製剤と標準製剤が一致すると100になる • 最低値は0近くになる
  9. 類似性判定: ①の場合 ① 標準製剤が15分以内に平均85%以上溶出する場合 • 試験製剤が15分以内に平均85%以上溶出する • 15分時点での平均溶出率が標準の±15%以内 のいずれかで類似とする *溶けやすい製剤での判定基準

    f2関数は判定に使わない
  10. 類似性判定: ②の場合 ② 標準製剤が15-30分で平均85%以上溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±15%以内 • f2関数の値が42以上 のいずれかで類似とする *やや溶けにくい製剤での判定基準

    標準製剤の溶出が60%、85%付近の2時点で
  11. 類似性判定: ③の場合 ③標準製剤が30分以内に平均85%以上溶出しない場合 *溶けにくい製剤での判定基準 さらに3パターンに分離する A) 規定時間内に平均85%以上溶出する場合 B) 規定時間の平均溶出率が50-85%の場合 C)

    規定時間内に平均50%以上溶出しない場合
  12. 類似性判定: Aの場合 A)規定時間内に平均85%以上溶出する場合 • 平均溶出率が標準の±15%以内 • f2関数の値が42以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の溶出が40%、85%付近の2時点で

  13. 類似性判定: Bの場合 B)規定時間の平均溶出率が50-85%の場合 • 平均溶出率が標準の±12%以内 • f2関数の値が46以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の溶出が •

    試験時間における平均溶出率の1/2になる • 規定された試験時間 の2時点で
  14. 類似性判定: Cの場合 C)規定時間内に平均50%以上溶出しない場合 • 平均溶出率が標準の±9%以内 • f2関数の値が53以上 のいずれかで類似とする 標準製剤の溶出が •

    試験時間における平均溶出率の1/2になる* • 規定された試験時間 の2時点で *規定時間での溶出が10%以下なら規定時間だけで判定する