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ICH M7 変異性不純物 2

xjorv
March 05, 2021

ICH M7 変異性不純物 2

ICH M7は変異性(変異原性)不純物に関するガイドラインです。化学合成医薬品に合成途中に混入しうる発がん性リスクのある不純物について考慮すべきことについて記載されています。2では、検証する化合物や化合物のクラス分けについてまとめています。

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March 05, 2021
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Transcript

  1. 危険性を検証する物質 Class 1, 2, 5に含まれるかどうかを調べる • 含まれない場合は構造-活性関係の検証を行う • 検証は細菌での変異原性として予測する •

    (Q)ASR法により変異原性の予測を行う *(Q)ASR法: 定量的構造活性相関、化学構造と生理活性の相関関係のこと
  2. 変異原性・発がん性のクラス分け Class 1, 2, 5に含まれるかどうかを調べる クラス 定義 推奨制御方法 クラス1 変異原性・発がん性が特定されている

    許容量以下となるよう制御 クラス2 発がん性が不明である変異原性物質 許容量以下となるよう制御(適切なTTC) クラス3 変異原性が不明で、有効成分と構造的に 関連のない、危険性のある構造を持つ 許容量以下となるよう制御(適切なTTC) 細菌で変異原性を調べ、変異原性があれば Class2、なければClass5として扱う クラス4 変異原性はなく、有効成分と構造的に 関連のある、危険性のある構造を持つ 変異原性として扱わない クラス5 変異原性がなく、危険性もない 変異原性として扱わない TTC: Threshold of Toxicological Concern