Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ICH S6 生物学的製剤 Part1: 前臨床での安全性評価 1
Search
xjorv
November 16, 2020
Education
0
190
ICH S6 生物学的製剤 Part1: 前臨床での安全性評価 1
ICH S6は生物学的製剤の臨床前安全性評価についてのガイドラインです。
xjorv
November 16, 2020
Tweet
Share
More Decks by xjorv
See All by xjorv
コンパートメントモデル
xjorv
3
5.9k
コンパートメントモデルをStanで解く
xjorv
0
490
生物学的同等性試験 検出力の計算法
xjorv
0
3.6k
生物学的同等性試験ガイドライン 同等性パラメータの計算方法
xjorv
0
6.5k
粉体特性2
xjorv
0
2.6k
粉体特性1
xjorv
0
2.9k
皮膜5
xjorv
0
2.4k
皮膜4
xjorv
0
2.3k
皮膜3
xjorv
0
2.3k
Other Decks in Education
See All in Education
コマンドラインを見直そう(1995年からタイムリープ)
sapi_kawahara
0
670
Introduction - Lecture 1 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
5.1k
【dip】「なりたい自分」に近づくための、「自分と向き合う」小さな振り返り
dip_tech
PRO
0
240
いわゆる「ふつう」のキャリアを歩んだ人の割合(若者向け)
hysmrk
0
310
Future Trends and Review - Lecture 12 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
3.2k
1202
cbtlibrary
0
210
The Next Big Step Toward Nuclear Disarmament
hide2kano
0
230
【ZEPホスト用メタバース校舎操作ガイド】
ainischool
0
170
Introduction - Lecture 1 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
2
4.4k
1111
cbtlibrary
0
270
栃木にいても「だいじ」だっぺ〜! 栃木&全国アジャイルコミュニティへの参加・運営の魅力
sasakendayo
1
150
AIで日本はどう進化する? 〜キミが生きる2035年の地図〜
behomazn
0
120
Featured
See All Featured
Lightning talk: Run Django tests with GitHub Actions
sabderemane
0
120
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
Marketing to machines
jonoalderson
1
4.7k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
0
1.1k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
530
The Mindset for Success: Future Career Progression
greggifford
PRO
0
240
Prompt Engineering for Job Search
mfonobong
0
160
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
0
360
What Being in a Rock Band Can Teach Us About Real World SEO
427marketing
0
180
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
11
830
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
59
6.3k
Transcript
ICH S6 生物学的製剤 Part1: 前臨床での安全性評価 1 2020/11/12 Ver. 1.0
ガイドラインの概要 3局での生物学的製剤の安全性評価法を調和する • ヒトでの用量増加の方法を定める • 毒性の対象器官と可逆性の検証の方法を定める • 臨床試験での安全性モニタリングの項目を定める
ガイドラインの対象 生物学的製剤の前臨床安全性評価 • 基本的な研究のフレームワークを提供する • 様々な細胞系で発現させた製剤を対象とする • 診断・治療・予防で使用する製剤を含む • タンパク・ペプチド・DNA・細胞を含む
• ワクチン、血液成分などは含まない
試験物質の規格 コンタミ・不純物が安全性で考慮すべきこととなる • 安全性評価前に信頼できる精製プロセスを構築する • 安全性評価前に試験物質の性質を十分に調べる • 培養細胞のコンタミによるアレルギーなどが生じうる • 開発中の製法変更による影響を適切に評価する
前臨床安全性評価: 基本的事項 in vivo/vitro試験を実施し、臨床での安全性を評価する • 適切な動物種、年齢、生理的状況の選択 • 投与経路の選択 • 使用時の製品の安定性
前臨床評価では以下を考慮する 基本的にGLPに従うが、完全なものでなくてもよい時がある
生理活性・薬力学 臨床での効果をin vitroで評価する • 培養細胞の使用が評価には有用 • 生物特異性が高い場合が多いため、種の選択が重要 • in vivoを組み合わせることで、ヒトでの応答を予測する
• モノクローナル抗体では抗原との反応性を調べる
動物種・試験モデルの選択 生理活性などは毒性試験と合わせて行うことがある • 合わせる場合はラットや犬などの動物を用いる • 製剤が生理活性を発揮する動物を選択する • 生理活性を示す動物がなければ、遺伝子組み換えを検討する • 相同なタンパクの使用も毒性検討には有用
• どれも採用できなければ14日以下の連続投与を行う
動物の性別・数 サンプルサイズが少なすぎると検出性が下がる恐れがある • モニタリングの頻度と期間である程度カバーできる • 両方の性別の動物を用いる
投与経路・用量設定 臨床使用と同じものに近づける • 動態とバイオアベイラビリティを考慮する • 体積や濃度、処方や処方位置にも注意する • 動態を達成できないときは異なる投与経路を使用してもよい
免疫原性 タンパク製剤は抗原となりうる • 多回投与で抗体の増加を調べる • 抗体増加と効能・毒性などとの関係を明らかにする • モルモットでのアナフィラキシー試験を実施する