ICH S7B QT間隔延長の評価 1

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November 22, 2020

ICH S7B QT間隔延長の評価 1

ICH S7Bは安全性薬理学(Safety Pharmacology)研究の中の、QT間隔延長に関する評価についてのガイドラインです。

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November 22, 2020
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  1. ICH S7B QT間隔延長の評価 1 2020/11/19 Ver. 1.0

  2. ガイドラインの概要 心室の再分極遅延と催不整脈リスクについて • 心電図におけるQT間隔の延長として検出する • QT延長は不整脈など*の原因となりうる *トルサード・ド・ポアントと呼ばれる不整脈性の頻脈、低カリウム血症・構造的心臓病・徐脈のリスクを増加させる

  3. 心室の再分極遅延 様々な生理学的応答の結果として起こる • イオンチャネル・トランスポーターの活性 • 細胞内外のイオン濃度や膜電位 • 自律神経、細胞間の電気的カップリング、心拍数 • 心筋の代謝の状態

  4. 心室の活動電位 5段階で変化が起こる • Na流入による活動電位の増加 • Naチャネル不活化とKチャネルによる再分極開始 • Ca流入とKの再分極により活動電位が最大値を示す • 活動電位の低下とK流出による再分極

    • K流入による静止電位 Kの再分極がQT間隔に重要な影響を及ぼす *有効成分はK再分極のためのトランスポーターに影響を与えることでQT間隔を延長させることが多い
  5. 一般的事項 S7BもS7Aに記載の事項に従う • in vitro/vivoでのQT研究はGLPに従い実施する • in vitro/vivoの両方での研究を必要とする • 個々の有効成分についてリスクを評価する

  6. 実験系・デザインの選択 以下を明らかにすることを目的とする • 単離心筋細胞でのイオンの移動 • 単離心筋細胞での活動電位・麻酔動物での活動電位遅延 • 麻酔・非麻酔動物での心電図パラメータ • 単離心筋・動物での催不整脈性