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Rの基礎 4 比較演算子と条件分岐、繰り返し
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xjorv
January 18, 2021
Education
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Rの基礎 4 比較演算子と条件分岐、繰り返し
Rの基礎4では、比較演算子、論理演算子、条件分岐(if文)、繰り返し文(For文)について説明します。
xjorv
January 18, 2021
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Transcript
Rの基礎4 比較演算子と条件分岐、繰り返し 2020/8/5 Ver. 1.0
比較演算子 2つの値を比較し、Boolean(論理型)を返すためのもの == は2値が等しいときにTRUEを返す != は2値が異なるときにTRUEを返す
比較演算子2 2つの値の大小を比較する演算子 <= は左辺が右辺以下のときにTRUEを返す >= は左辺が右辺以上のときにTRUEを返す < は左辺が右辺未満のときにTRUEを返す > は右辺が左辺未満のときにTRUEを返す
比較演算子3 データの欠損 データの欠損を確認する関数群も比較演算子的に使える NAは欠損値 NaNは計算できない値 Infは無限大 NULLは値がない状態 この4つは統計に使えないので、識別して取り除きたい *NULLは値がないので、ベクトルの要素として残らない
データの欠損の識別 専用の関数を用いる is.nullはデータがあるか is.naはデータがNAか is.nanはデータがNaNか is.infiniteはデータがInfか complete.caseはデータか をそれぞれ示す
論理演算子 aかつb、aまたはbのように、複数の比較を結合するもの A & B はAもBも真ならTRUEを返す A | B はAかBが真ならTRUEを返す
&& や || も同じ意味で使える (ベクター演算の挙動が違う)
条件分岐 if文以外はほぼ必要ない if(条件式){ 条件式がTRUEのときの処理 } else { 条件式がFALSEのときの処理 }
If文の特別な形: ifelse文 1行で書くif文のこと ifelse(条件式, TRUEのときの返り値, FALSEのときの返り値) という形で書く *割とよく使う。libraryを理解した後なら、tidyverseで使えるif_elseのほうが使いやすい
繰り返し文 処理を指定回数繰り返す。for文以外はほぼ不要 for( i in 1:繰り返しの回数){ 繰り返したい処理 } *1:5はc(1, 2,
3, 4, 5)と同じ意味 i には繰り返した回数が代入される
まとめ • 数値の比較には比較演算子を用いる • 欠損値、NaN、Infは専用の関数で識別する • 比較演算子は論理演算子で組み合わせることができる • 条件分岐にはif…else文を用いる •
繰り返しにはfor文を用いる