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Rの基礎 5 データフレーム
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xjorv
January 19, 2021
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Rの基礎 5 データフレーム
Rの基礎5では、Rでのデータ取り扱いの重要要素の一つである、データフレームについて説明します。
xjorv
January 19, 2021
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Transcript
Rの基礎 5 データフレーム 2020/8/6 Ver. 1.0
データフレームとは? • Excelの表のようなもの • Rでデータを扱う時に多用する データフレームは data.frame(列名1=Vector1, 列名2=Vector2) という形で書く (Vector1と2は同じ長さでないとダメ)
データフレームのインデックス インデックスは[行, 列]と書く 数値と文字列の 6行2列のdataframe 1行1列は1 5行2列はe 2行6列はないのでNULL 行 列
データフレームの要約 データフレームの要約はsummary関数で得ることができる • 数値は最大・最小・平均値など • factor(因子)は要素の数 を返す
データフレームの行・列数 行はnrow、列はncol、行列数はdimで調べられる irisは150行5列のデータ
データフレームの列名・行名 データフレームの列・行には名前がついている • colnames関数で列名、rownames関数で行名を取得できる • 2つのnames関数に代入することで、列・行名を変更できる
データフレームの一部を確認する データが多い場合には一部だけを確認できる head は上から6行 tail は下から6行
データフレームの計算: 列を使う ベクトルとして列を取り出して計算に使える • データフレームは同じ長さの ベクトルのリスト • 各列がベクトルに当たる • インデックスで列を取り出す
とベクトルとして扱える
データフレームの列を取り出す インデックスだけではなく、列名からも呼び出せる 列名での呼び出しは、 データフレーム$列名 となる *呼び出した結果はベクトルになる(データフレームは列をベクトルとしたリストだから)
データフレームの計算: 行を取り出す 行は取り出してもベクトルにならない • 列を取り出すとベクトルとして扱える • 行はデータフレームのまま *classはデータの型を返す関数。ベクトルを引数にすると要素の型を返す
データフレームの計算: 繰り返し for文で繰り返し計算することが多い 1:nrow(data.frame)のような形で 各行に対して計算することも多い 左は4列目のデータの和 sum(iris[,4])でも同じ計算ができる
データフレームの計算: apply 列、行に関数を適用したいときにapplyを用いる apply(df, 行列, 関数) df: データフレーム 行列: 行なら1、列なら2
関数: 計算に使う関数
まとめ • データフレームはExcelの表のようなもの • 同じ長さのベクトルのリストである • データフレームの計算法はたくさんある • apply関数を用いて計算する事が多い