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Rの基礎 6 ディレクトリとファイルの操作
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xjorv
January 20, 2021
Education
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Rの基礎 6 ディレクトリとファイルの操作
Rの基礎6では、Rでのディレクトリとファイルの操作について説明します。
xjorv
January 20, 2021
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Transcript
Rの基礎 6 ディレクトリとファイルの操作 2020/8/8 Ver. 1.0
ディレクトリとは? フォルダとそのアドレスのこと C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop デスクトップ C:¥Users¥ユーザー名¥Document ドキュメント C:¥Users¥ユーザー名¥Download ダウンロード (Windowsの場合)
ワーキングディレクトリ(working directory) Rが扱うディレクトリのこと。変更可能 getwdは現在のディレクトリを表示する関数 setwdは現在のディレクトリを変更する関数 *ディレクトリの区切りにはバックスラッシュ(¥)ではなくスラッシュ(/)を使う
ディレクトリの操作 他の言語と同様にディレクトリを操作できる フォルダの作成は dir.create(“フォルダ名”)関数 カレントディレクトリの確認は dir関数
オブジェクトの保存 オブジェクトはsave関数で保存できる 保存したオブジェクトはload関数で読み出せる *Rstudioを普通に使うとセッションの保存がされる(.Rhistoryや.RDataがカレントディレクトリに作成される)ので、あまり使わない
表をデータフレームに読み込む(1) 表の読み込みには、タブ/コンマ切りテキストを用いる Excelでファイル形式を指定して保存する コンマ切りテキストのことをcsvと呼ぶ *csv: comma separated valuesの略
表をデータフレームに読み込む(2) read.table関数を使ってテキストファイルを読み込む • read.table(“ファイル名”, sep, header)でファイル読み込み • ファイルはワーキングディレクトリにある必要がある • sepはテキストの形式、headerは1行目を列名とするかどうか
*行列が正方でないとダメ。余計な行・列にスペースなどが含まれているとエラーが出やすい
sepの指定 タブ切りなら“¥t”、コンマ切りなら”,”を指定する バックスラッシュ(¥)はプログラム上での読み替えに用いる ¥n ¥t 改行を表す タブを表す *他にもたくさんあるが、ほぼ使わない http://www.okadajp.org/RWiki/?R%E3%81%AE%E5%88%B6%E5%BE%A1%E6%96%87%E5%AD%97
表をデータフレームに取り込む(3) Excelファイルも取り込み可能 readxlパッケージのread_xlsx関数で読み込める *正確にはtbl_dfという型のデータとして読み込むが、データフレームと同じように扱える
データフレームをファイルに保存する write.table関数でテキストファイルとして保存する • write.table(データフレーム, “ファイル名”, その他の引数) • ファイルはワーキングディレクトリに保存される • 指定が必要な引数が多くて、やや使いにくい
*引数の説明はコンソールに“?write.table”と入力すれば調べられる
まとめ • Rでは、他の言語と同様にディレクトリを操作できる • ワーキングディレクトリの設定にはsetwd関数を用いる • ファイルの読み込みはread.table関数で行う • データフレームの保存にはwrite.table関数を用いる