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AIで変わった資料づくり /
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Yosuke Matsuura
PRO
February 18, 2026
Business
1
35
AIで変わった資料づくり /
KAG AI WEEK Day3 (#kag_ai_week)での発表資料です。
Yosuke Matsuura
PRO
February 18, 2026
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Transcript
AIで変わった資料づくり 2026.02.18 KDDIアジャイル開発センター株式会社
仙台サテライトオフィス⻑ 兼 シニアPOリード ビジネスデザイン部 副部⻑ 松浦 洋介 • 2006年から⼤企業のIT会社にて、ソフトウェア 開発エンジニアとしてキャリアをスタート
• 2011年からインターネット接続事業者や電⼒・ ⾃動⾞メーカー向けにアジャイルコーチを実施 • 2020年からLINE(現LINEヤフー)のアジャイコー チとして様々な組織やプロダクトの成⻑を⽀援。 • 2024年1⽉より現職。⽣成AI案件を担当。 • 趣味:温泉、サウナ、サッカー、野球 • 仙台市出⾝・在住 ⾃⼰紹介 KDDI Agile Development Center Corporation 2
KDDI Agile Development Center Corporation お客様のニーズに応じ、AI活⽤を包括的に⽀援するサービス「KAGAI AGILITY Suite」を提供中 3 出典︓https://service.kddi-agile.com/kagai-agility-suite
KDDI Agile Development Center Corporation 業務改善AI(お客様ごとにカスタマイズして提供中) 4 出典︓https://service.kddi-agile.com/kagai-agility-suite
KDDI Agile Development Center Corporation 資料作成⽀援AI 5
⽬次 KDDI Agile Development Center Corporation 1 2 3 セッション概要
AI時代の資料づくりの現在地 「なぜ書くか」から逆算する 4 スライド1枚に意志を込める 5 読み⼿起点の設計で質を保つ 6 6 まとめ
1. セッション概要 KDDI Agile Development Center Corporation 7 ⽬的 l
AI時代の資料づくりは「ツールの使い⽅」より「資料設計の考え⽅」が成果を分ける という視点を共有する ⽬標 l 参加者が以下3点を持ち帰れている状態をつくる ①「何を書くか」の前に「なぜ書くか」から逆算する重要性を理解する ②スライド1枚ごとに意志を込め、必要な情報だけに絞る判断基準を持つ ③スピードだけでなく、読み⼿起点の設計で再現性ある質を追求する 想定参加者 l 資料作成・レビューに関わり、AI活⽤で効率化・品質向上を⽬指すビジネスパーソン
2. AI時代の資料づくりの現在地 KDDI Agile Development Center Corporation 8 従来(Before) 数時間〜数分
AIで資料は数秒で作れる時代になった ⾻⼦作成 (要点整理) 情報収集 資料具体化 セルフチェック (トンマナ修正) レビュー AI時代(After) 数分〜数秒 情報収集 ⾻⼦作成 資料具体化 セルフチェック レビュー
2. AI時代の資料づくりの現在地 KDDI Agile Development Center Corporation 9 従来(Before) 数時間〜数分
AIで資料は数秒で作れる時代になった 「伝わる資料」になっているか︖が重要 ⾻⼦作成 (要点整理) 情報収集 資料具体化 セルフチェック (トンマナ修正) レビュー AI時代(After) 数分〜数秒 情報収集 ⾻⼦作成 資料具体化 セルフチェック レビュー AIの進化により速さは⼿に⼊った AIっぽい資料の量産 次に問われるのは企業で通⽤する 「質」と「再現性」
3. 「なぜ書くか」から逆算する KDDI Agile Development Center Corporation 10 課題 「何を書くか」から始めている
情報を並べた結果、 「で、何が⾔いたいの︖」と差し戻される ⾮効率 考え⽅ 「なぜ書くか」から始める 資料の出発点は 「この資料で何を実現したいか」 資料のゴールが曖昧なまま、 「とりあえず作る」が繰り返される ゴールから逆算して、 必要な情報・構成・流れを決める AIに指⽰を出す前に この設計を⼈間が⾏うことが成果を分ける
3. 「なぜ書くか」から逆算する | 具体例 KDDI Agile Development Center Corporation 11
Before 情報を集める ↓ AIに「スライドにして」 ↓ 散漫な資料が出来上がる After 「何が⾔いたいの︖」と差し戻し ⽬的・ゴールを定義する ↓ AIに「この⽬的に合う構成を提案して」 ↓ 筋の通った資料が出来上がる 読み⼿に伝わる資料になる (⼀発OKが出る)
4. スライド1枚に意志を込める KDDI Agile Development Center Corporation 12 意思決定が⽬的 情報共有が⽬的
社外 社内 顧客への 提案資料 (営業) 資料作成の4タイプを理解し、1枚ごとに「このスライドの⽬的は何か」を明確にする 社内への 提案資料 (企画) 顧客への 報告書・ 説明資料 社内での 報告書・ 説明資料
4. スライド1枚に意志を込める | 具体例 KDDI Agile Development Center Corporation 13
課題 考え⽅ 具体例 資料全体の流れは考えても、 1枚1枚の役割が曖昧なこと が多い。 結果、 「なんとなく情報が載ってい るスライド」が増える 1. スライド1枚ごとに 「このスライドの⽬的は何か (意思決定 or 情報共有)」 を明確にする 2. 読み⼿に寄り添う︓ 会社特有の⽂化・前提・判断 基準を踏まえる 3. 本当に必要な情報だけに絞る。 「あると便利」は削る スライド単位で設計することで、より伝わりやすい資料ができる データを全部載せた報告 スライド →読み⼿が⾃分で解釈す る必要がある 「このデータから⾔える こと」と「判断してほし いこと」を分けて提⽰ →読み⼿の負荷が下がる Before After
5. 読み⼿起点の設計で質を保つ KDDI Agile Development Center Corporation 14 Before プロンプト例︓
「この内容でスライドを作って」 アウトプット︓ 汎⽤的・誰向けかわからない資料 After プロンプト例︓ 「読み⼿は経営層。意思決定の判断 材料として要点を3つに絞って構成 して」 アウトプット︓ 読み⼿に最適化された資料 質がバラつく・再現性がない 毎回やり直しが発⽣する 再現性のある品質が実現 相⼿に応じた個別対応こそAIの真価 まず「読み⼿は誰か」を定義する。それだけでAIの出⼒が変わる
5. 読み⼿起点の設計で質を保つ KDDI Agile Development Center Corporation 15 設計のコツ︓5W2Hで解像度をあげる 効果的な資料づくりの観点
資料の⽬的・ゴールを考える 1 読み⼿視点や⽂脈、前提に合わせる 2 読み⼿と⽬的に合わせた わかりやすい資料をつくる 3 l When ︓いつ l Where︓どこで l Who ︓誰が l What ︓何を l Why ︓なぜ l How ︓どのように l How Much ︓いくらかかる ※観点3は、AIを活⽤して効率的に資料作成ができる 観点1と2は、⼈間が⾔語化・可視化していく必要あり
6. まとめ スライド1枚に 意志を込める 2 読み⼿起点の設計で 再現性ある質を追求する 3 「なぜ書くか」から 逆算する
⽬的・ゴールを先に 定め、構成・流れを 逆算して決める 1 1枚ごとの⽬的を 明確にし必要な情報 だけに絞る 読み⼿を定義してから AIに指⽰を出す AIが速さをくれた今、差がつくのは「資料設計の考え⽅」 読み⼿を起点に、⽬的から逆算する。 その⼀歩が、伝わる資料をつくる。 KDDI Agile Development Center Corporation 16
アジャイルに⼒を与え 共に成⻑し続ける社会を創る Be a Change Leader.