Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
データハンドリング/data_handling
Search
florets1
July 11, 2024
Education
2
240
データハンドリング/data_handling
florets1
July 11, 2024
Tweet
Share
More Decks by florets1
See All by florets1
Rで学ぶデータハンドリング入門/Introduction_to_Data_Handling_with_R
florets1
0
110
人工知能はクロスジョインでできている/AI_Is_Built_on_Cross_Joins
florets1
0
66
仮説の取扱説明書/User_Guide_to_a_Hypothesis
florets1
4
410
複式簿記から純資産を排除する/eliminate_net_assets_from_double-entry_bookkeeping
florets1
1
420
カイ二乗検定は何をやっているのか/What_Does_the_Chi-Square_Test_Do
florets1
7
2.4k
直積は便利/direct_product_is_useful
florets1
3
430
butterfly_effect/butterfly_effect_in-house
florets1
1
250
カイ二乗検定との遭遇/The_path_to_encountering_the_chi-square_test
florets1
1
300
率の平均を求めてはいけない/Do_Not_Average_Rates
florets1
11
16k
Other Decks in Education
See All in Education
子どもが自立した学習者となるデジタルの活用について
naokikato
PRO
0
130
今までのやり方でやってみよう!?~今までのやり方でやってみよう!?~
kanamitsu
0
200
Library Prefects 2025-2026
cbtlibrary
0
120
20250830_MIEE祭_会社員視点での学びのヒント
ponponmikankan
1
180
Transición del Management al Neuromanagement
jvpcubias
0
250
EVOLUCIÓN DE LAS NEUROCIENCIAS EN LOS CONTEXTOS ORGANIZACIONALES
jvpcubias
0
190
株式会社アイエスエイ 会社概要
recruit_isa
0
120
Test-NUTMEG紹介スライド
mugiiicha
0
300
DIP_2_Spatial
hachama
0
200
DIP_3_Frequency
hachama
0
150
日本の情報系社会人院生のリアル -JAIST 修士編-
yurikomium
1
150
20250910_エンジニアの成長は自覚するところから_サポーターズ勉強会
ippei0923
0
310
Featured
See All Featured
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
The Invisible Side of Design
smashingmag
302
51k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3.2k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
11k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
38
2.9k
Speed Design
sergeychernyshev
32
1.2k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.6k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
526
40k
Transcript
1 2024.07.13 Tokyo.R #114 データハンドリング
2 応募者の選考データ 雑然データ.csv 整然データ.csv
3 整然データは扱いやすい(1)
4 整然データは扱いやすい(2)
5 整然データは扱いやすい(3)
6 整然データは扱いやすい(4)
7 整然データは扱いやすい(5) いいところ:選考段階が三次、四次と増えてもコード変更なしで通過率を求めることができる
8 雑然データは扱いにくい(1)
9 雑然データは扱いにくい(2)
10 雑然データは扱いにくい(3) つらいところ:選考段階が増えるごとにコード変更が必要
11 雑然データを整然データに変換 整然データ.csv 雑然データ.csv pivot_longer
12 変換できたら後は同じ
13 整然データの定義(1) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。
14 整然データの定義(2) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 変数が1つの列をなしていない
15 整然データの定義(3) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 応募者NO.1、選考段階「一次」の観測で1行 応募者NO.1、選考段階「二次」の観測で1行 となってほしい
16 整然データの定義(4) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしている
17 整然データの定義(5) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 分ける ・一つの事実は一つの場所へ ・矛盾した登録を防げる
18 整然データの定義(6) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 1月応募.csv 2月応募.csv 3月応募.csv つなげる
19 整然データの定義(7) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 定義を満たしていない 1つのセルに複数の値が入っている
20 整然データの定義(8) 1.個々の変数が1つの列をなす。 2.個々の観測が1つの行をなす。 3.個々の観測の構成単位の類型が1つの表をなす。 4.個々の値が1つのセルをなす。 分ける
雑然データに気を付けて データハンドリングが難しいなあ と感じたら、それは 雑然データかもしれません。 雑然データのままがんばるのではなく 整然データに変換できないか 検討してみましょう。