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openSUSE の紹介

openSUSE の紹介

Linux ディストリビューション大集合〜あなたの Linuxディストリビューションを見つけてみよう〜

Fuminobu TAKEYAMA

December 16, 2020
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Transcript

  1. 2020/12/19 3/14 正しいのはどれ? • 1. サーバールームでモフモフできるカメレオン型ガジェット • 2. Ruby で簡単に

    Web アプリを作れるフレームワーク • 3. 1996年にドイツで生まれた Linux ディストリビューション
  2. 2020/12/19 4/14 正しいのはどれ? • 1. サーバールームでモフモフできるカメレオン型ガジェット • 2. Ruby で簡単に

    Web アプリを作れるフレームワーク • 3. 1996年にドイツで生まれた Linux ディストリビューション
  3. 2020/12/19 5/14 正解: 3 • 3. 1996年にドイツで生まれた Linux ディストリビューション –

    S.u.S.E Linux 4.2 リリース • これ以前は Slackware + 設定ツールでした • Q: RedHat 系ですか? Debian 系ですか? A: どちらでもありません! Slackware系でもありません • Q: OpenSUSE ですか?openSUSE ですか? A: o は小文字です。IPhone ではなく、iPhone なのと同じです
  4. 2020/12/19 6/14 2つの openSUSE Tumbleweed 常に最新 安定 ローリング・リリース 新しいカーネルやライブラリを使いたい人 アプリケーションのテスト環境

    定期アップデート 有償サポートなしで安定版を使いたい人 普段遣いのデスクトップやサーバーに
  5. 2020/12/19 8/14 openSUSE Tumbleweed の仲間たち • コンテナ × ローリングリリース •

    openSUSE MicroOS – 最小限の初期インストールパッケージ – トランザクショナルアップデート • Btrfs のスナップショットで、パッケージ更新を一斉反映、失敗時のロールバック – 用途 • コンテナのベースイメージ…小さいほうがよい • コンテナホスト…アプリはパッケージではなくコンテナで入れる • New! コンテナベースのデスクトップ…アプリはパッケージではなく Flatpak で入れる • openSUSE Kubic – Kubernetes ノード用の MicroOS
  6. 2020/12/19 9/14 openSUSE Leap • SUSE Linux Enterprise (SLE) ベースのディストリビューション

    • 現在のバージョン: 15.2 (2020年7月) • SLE との共通化 – 15.2 まで: ソースレベルでの共通化 + コミュニティ追加パッケージ – 15.3 以降: バイナリレベルでの共通化 + コミュニティ追加パッケージ CentOS 7 までっぽい
  7. 2020/12/19 10/14 openSUSE と SLE の関係 Tumbleweed SUSE Linux Enterprise

    Tumbleweed の パッケージがベース Leap 向けの アップデート 最新のアプリケーションを パッケージング
  8. 2020/12/19 11/14 openSUSE の開発(パッケージ) • Open Build Service を使用 –

    パッケージソースのバージョン管理 – Pull request 方式のコラボレーション – CI 環境 • オンラインビルド環境 (単体テスト実行、静的チェッカ) • リポジトリからの配布 • 誰でもすぐに開発に参加できる! – アップデートして pull request • tar.xz を差し替えるだけも多い https://build.opensuse.org/
  9. 2020/12/19 12/14 openSUSE のコミュニティ • openSUSE.Asia Summit – 年に1回のアジア地域の openSUSE

    ユーザーの集まり – 2017年は東京開催、インドネシアはユーザーがたくさん – 他の開発者に会える