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#43 JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ (2024/8/5週)
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Kanako Kodera
August 15, 2024
Business
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#43 JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ (2024/8/5週)
#43 JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ (2024/8/5週)
#jawsug #週刊awsキャッチアップ
Kanako Kodera
August 15, 2024
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Transcript
2024年8月15日 JAWS-UG事務局 #43 週刊AWSキャッチアップ (2024年8月5日週)
Outline 2024年8月5日週の主要なアップデート
Amazon Connect now supports audio optimization for Amazon WorkSpaces cloud
desktops – AWS
Amazon Connect が、Amazon WorkSpaces クラウ ドデスクトップに対するオーディオ最適化のサポートを 開始 Amazon Connect が
Amazon WorkSpaces (VDI) 環 境での動作を改善し、より高品質の音声通話を容易に実 現できるようになりました。 アップデート内容
アップデート前 Amazon Connect は、エージェントのローカルデスクトップから Connect にメディアをリダイレクトする機能なし。 アップデート後 Connect にメディアをリダイレクトできるようになった。 ネットワークホップを減らすことで音質が向上。
サポートされるデバイスまたは Web ブラウザ用の Amazon WorkSpaces ク ライアントアプリケーションからAmazon Connect オープンソース JavaScript ライブラリの API を使って、カスタムエージェントのユーザーイ ンターフェイス (カスタムの Contact Control Panel) の通話ができる。
AWS CodeBuild now supports three new Arm-based compute types –
AWS
AWS CodeBuild では、ARM ベースの新しい 3 つのコ ンピューティングタイプ (Medium、X-Large、2X- Large) でのソフトウェアアプリケーションのビルドと
テストがサポートされるようになりました。 アップデート内容
確認してみる CodeBuild プロジェクトの 「環境」でイメージに AArch64(ARM Architecture 64-bit)を選 択しておく。
確認してみる コンピューティングで赤枠 部分が追加になりました。 従来のタイプの間を埋める Medium と、より大きなサ イズのXLarge と2XLarge が選択可能になりました。
Amazon DataZone offers business use case-based grouping with data products
– AWS
Amazon DataZone が、データ製品によるビジネスユ ースケースベースのグループ化を提供しました。 データプロデューサーはデータ資産を、特定のビジネス ユースケースに合わせて調整された、明確に定義された 自己完結型パッケージ (データ製品) にグループ化がで きます。
アップデート内容
アップデート後 https://aws.amazon.com/jp/blogs/big-data/introducing-data-products-in-amazon-datazone-simplify-discovery- and-subscription-with-business-use-case-based-grouping/
データ利用者は、相互接続されたデータ資産を簡単 に検索し、利用できる。 データ製品単位として資産をカタログ化すること で、データ作成者はメタデータとアクセス制御の管 理を個別ではなく製品レベルで可能になる。 データ製品の消費率を監視し、データ リテラシーの 成熟度のインサイトを得ることもできる。 アップデートのメリット
New version of Amazon ECR basic scanning is now generally
available – AWS
新しいバージョンの Amazon ECR ベーシックスキャンが GAになりました。 2024年3月頃、AWS 独自のスキャンとして 「AWS_NATIVE」が導入され、今回GAになっています。 アップデート内容
確認してみる レジストリの「設定」から「Scanning」を選択します。
確認してみる 以下の表示となっていれば新バージョン(AWS ネイティブ)が選択されて います。
拡張スキャン Amazon Inspector と統合して、リポジトリの自動継続的 スキャンが実行できる。OSとプログラミング言語パッケー ジの両方の脆弱性についてスキャン可能。 ベーシックスキャン Common Vulnerabilities and
Exposures (CVE) データベー スを使用する 2 つのバージョンの基本スキャン。 ・Clair プロジェクトを使用する現在の GA バージョン ・AWS ネイティブテクノロジーを使用する基本スキャン ベーシックスキャンと拡張スキャンの違い
Amazon EFS now supports up to 30 GiB/s (a 50%
increase) of read throughput – AWS
EFSのElastic Throughput の読み取りスループット制限を 30 GiB/s までパフォーマンス改善しました。 2024 年 3 月に、AI
や機械学習などの読み取り負荷の高い ワークロードに対するニーズに応えるため、10 GiB/s から 20 GiB/s に引き上げています。 アップデート内容
Announcing the general availability of AWS Backup logically air-gapped vault
– AWS
AWS Backup で、Logically Air-Gapped Vault (論理的に 隔離された保管庫)が一般提供開始(GA)になりました。 2023年9月にプレビュー提供された機能です。 アカウント間・組織間でバックアップを安全に共有できる新 しいタイプの保管庫です。Logically
Air-Gapped Vault は、デフォルトでロック(更新不可)され、暗号化されること で、ロジカルに不変のバックアップコピーを維持する仕組み です。 アップデート内容
論理的なエアギャップボールト AWS Backup Vault の一種 直接復元をサポートしているため、データ損失イベント からの復旧時間を短縮可能 論理的なエアギャップボールトに保存される変更不可能 なバックアップコピーは、デフォルトでロック
確認してみる ボールトの作成画面を選択します。
確認してみる 論理的にエアギャップのあるボールトを選びます。
Amazon QuickSight now includes nested filters – AWS
Amazon QuickSight にNested Filter (ネストされたフィル ター)という新しいフィルタータイプが追加されました。 ネストされたフィルターを利用することで、あるフィルタで 絞り込んだ結果セットを元に別のフィルタの絞り込みを行う ことができるようになりました。 アップデート内容
確認してみる ネストされたフィルターは分析フィルターを編集するときに 利用できます。
確認してみる フィルターの編集から「フィルタータイプ」に 「ネストされたフィルター」が追加されていることがわかります。
確認してみる ネストされたフィルターで指定可能なのはGA時点では、 「テキストフィールド」のみです。
AWS Glue announces GA of new ML- powered Glue Data
Quality capability – AWS
AWS Glue Data Quality に機械学習(ML)ベースの異常検出 アルゴリズムを活用した、品質の問題や異常を検出する機能 がGAになりました。 開発者が予期していなかった異常にも気づくことが可能にな ります。 既存のルールベースの品質チェックと組み合わせることで、
より精緻なデータ品質に関する問題の発見と解決ができま す。 アップデート内容
アップデートのメリット 過去のパターンから学習し、例として、季節性を捉えて 逸脱を検出できる高度なアルゴリズムを特定できる。 データ品質の問題を積極的に検出し、ビジネス上の意思 決定に役立てることができる。 既成のルールも使用できるので、さまざまなデータソー ス内のデータセットを数分で比較するデータ品質チェッ クを実装
Amazon RDS for Db2 supports loading data from Amazon S3
– AWS
Amazon RDS for Db2 で Amazon S3 上のオブジェクトを Db2内に直接ロードすることが可能になりました。 これまでのクライアント端末からのロードと異なり、
Binary Long Object (BLOB)やJSONデータのロードにも対 応しています。 アップデート内容
確認してみるには S3にロード用のデータを保管して、ロールをRDS for Db インスタンスにアタッチしておく。 RDS for Db2 DB インスタンスのマスター
ユーザー名とマスター パスワード で接続 1. db2 connect to rdsadmin user master_username using master_password 2. Amazon S3 バケットを指すストレージ アクセス エイリアスを指定 db2 "call rdsadmin.catalog_storage_access(?, 'my_s3_alias', 'amzn-s3-demo- bucket', 'USER', 'jorge_souza')" 3. データをロードする。 db2 "load from db2remote://my_s3_alias//my_s3_datafile.csv of DEL insert into my_db2_table";
Amazon WorkSpaces Thin Client now supports Amazon WorkSpaces Pools –
AWS
Amazon WorkSpaces Thin Client での Amazon WorkSpaces Pools の利用が可能になりました。 永続的な仮想デスクトップである
Amazon WorkSpaces Personal と、コスト効率が高く非永続的な仮想デスクトップ である Amazon WorkSpaces Pools のどちらかを柔軟に選 択できるようになります。 Microsoft 365 Apps for enterprise license の利用も可能 です。 アップデート内容
re: Invent 2023で発表されたサービスです。 Amazonの販売するシンクライアント端末の管理サービスで す。GA当時は米国(Amazon.com)のみの販売でした。 Amazon フルフィルメントセンターからエンドユーザーまた は会社の拠点に直接配送ができます。 Amazon WorkSpaces
Thin Clientとは
AWS announces private IPv6 addressing for VPCs and subnets –
AWS
VPC とサブネットのプライベート IPv6 アドレス指定が、す べての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国)
リー ジョンで、無料ティアとアドバンスト ティア VPC IPAM の 両方で利用できるようになりました。 アップデート内容
Amazon-provided IPv6 prefixes パブリックでグローバルに一意であり、GUA IPv6 の Amazon プールか ら割り当てられ、インターネット レジストリによって割り当てられま
す。 BYOIPv6 prefixes IPv6アドレス空間をAWSにインポートできます。 Private IPv6 GUA IPv6 GUA を、インターネット上でアドバタイズされず、アドバタイズ することもできないプライベート IPv6 アドレスです。 IPv6 ULA デフォルトでは /48 です。特定の ULA プレフィックスが必要な場合は、 Amazon VPC IPAM プールに直接プロビジョニングできます。 AWSのIPv6アドレス
AWS Glue Data Catalog views are now GA with Amazon
Athena and Amazon Redshift – AWS
Glue Data Catalog View が一般提開始(GA)になりました。 GA時点では、 Athena と Redshift からの参照をサポートし
ています。 本機能は Glue Data Catalog (データレイクのカタログ) 上で 複数のクエリエンジン(SQL)の方言に合わせたVIEW定義 と、共通で参照できるビュースキーマを作成することを可能 にする機能です。 アップデート内容
どのように機能するの? Amazon Redshift や Amazon Athena などのエンジン間で使用できるさ まざまな方言でのビュー定義を保持できる共通のビュー スキーマと単一 のメタデータ
コンテナを作成。 AWS Lake Formation を使用して単一のビュー スキーマに対するアクセ ス許可を一貫して管理できます
ご清聴ありがとうございました