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株式会社レヴィ
May 11, 2022
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株式会社レヴィ
May 11, 2022
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Transcript
システム開発体験ボードゲーム 「ペジテの自転車」 2022.5.11 プロジェクトマネジメント Tips LT会 vol.4 miure https://m-miura.jp/
今日は、オリジナルのボードゲームを紹介します。 設計開発やプロジェクトを疑似体験し、その要所を学ぶためのゲーム 「ペジテの自転車」
Copyright levii Inc. All rights reserved. 自己紹介 三浦 政司 (みうら
まさし) JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 准教授 深宇宙探査技術実証機(DESTINY+)プロジェクトチーム 株式会社レヴィ 共同創業者/システムデザイン研究所所長 専門分野 • 制御工学 :分散協調制御、飛翔体誘導制御 • システム工学:システム設計論、システムモデリング • 工学教育 :PBL型工学教育 好きなこと • 蟻コロニーの飼育 • 自転車 • コミック、ゲーム m-miura.jp 今回のGW中にゲットした新女王
ゲーム教材をつくった狙い
Copyright levii Inc. All rights reserved. 設計 マネジメント 方法論 着目した課題
システム開発の経験がない(or 少ない)学生や新入社員・若手社員に対して 設計やマネジメントの理論、方法論、フレームワークなどを教えようとしても、 その必要性・重要性がわからないから、いまいちピンとこないし、腑に落ちない。 なぜそんなことを 考えるの? なぜそのやり方が いいの? わざわざそんなことを するのは面倒では?
理論や方法論を学ぶ前に知っておいて欲しいのは… • システム開発の全体像、どんな場面があるのか • システム開発の難しさ • システム開発を難しくする要因 • システム開発で失敗しやすいところ どこで転びやすいか?
全体の地図 Copyright levii Inc. All rights reserved.
全体像や難しさをどう伝えるか?:理想 • 実体験から学べ • つくりながら学べ • 学びながらつくれ • 失敗から学べ Copyright
levii Inc. All rights reserved.
全体像や難しさをどう伝えるか?:現実 学習時間の制約 じっくり人材育成 の余裕がない 失敗できない image from https://nasa.gov Copyright levii
Inc. All rights reserved.
全体像や難しさをどう伝えるか?:理想と現実 理想 • 実体験から学べ • つくりながら学べ • 学びながらつくれ • 失敗から学べ
現実 授業時間の制約 じっくり人材育成 の余裕がない 失敗できない image from https://nasa.gov
そこで提案:ゲームでシステム開発を疑似体験 Copyright levii Inc. All rights reserved.
そこで提案:ゲームでシステム開発を疑似体験 ゲーム教材「ペジテの自転車」 • 応募者らが開発した独自のボードゲーム教材 • 自転車という誰もが知っていて機能や 構成要素をイメージしやすい題材を採用 • 自転車メーカーの新製品開発チームになり きってリソースをマネジメントしながら顧客
満足度の高い自転車を開発することにトライ ゲームだから • 学習者同士がコミュニケーションしながら 楽しく学ぶことができる • システム開発が失敗しても大丈夫 ゲームだけでなく • プレイ後のディブリーフィング(対話型の 省察活動)を通して理解を深める Copyright levii Inc. All rights reserved.
Copyright levii Inc. All rights reserved. この教材の狙い:まとめ 疑似体験を通して学んで欲しいこと • システム開発の全体像、どんな場面があるのか
• システム開発の難しさ • システム開発を難しくする要因 • システム開発で失敗しやすいところ 期待される効果 設計やマネジメントの必要性や重要性を実感し、 方法論やフレームワークを学ぶ準備ができる。 設計 マネジメント 方法論
ゲームの概要と体験内容
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勝利条件 ゲーム終了時に計算するスコア「顧客満足度」が 一定の値を上回ればプレイヤーチームの勝ち ゲーム「ペジテの自転車」の概要(1) ストーリー あなたはペジテ社という自転車メーカーの新製品開発チームのメンバーです。 限られた資源を有効活用して、顧客満足度の高い自転車を設計することを 目指しましょう。 ≧ 6
≧ 10 シンプル編 複雑編 ※シンプル編/複雑編 については後述 ゲームボード リソース トークン 1コ1人月 要求 カード 機能 カード イベント カード 行動 カード 視点 カード
ゲーム「ペジテの自転車」の概要(2) • プレイヤー数3~4人の協調ゲーム(チーム間の競争は可能) • 新製品開発チームのメンバーになりきって、自転車製品の設計開発にトライ • 基本的な行動は ◦ 顧客要求を見ながら必要な機能を考える ◦
リソースを消費して機能を設計する ◦ 隠れた要求を明らかにしようとする ◦ 最終的に製品をリリースして顧客満足度を評価する • システム開発に関わる様々な言葉や概念が登場 ◦ 顧客要求 ◦ システム要求 ◦ リソース ◦ 要求変更 ◦ コミュニケーションコスト ◦ プロトタイピング ◦ 規制 ◦ 不確実性 ◦ …
設計はいつも「要求探し」 要求カードの一部は裏向きになっていて内容が分からない
プロジェクトに襲いかかる不確実性 Copyright levii Inc. All rights reserved.
コンフリクトするステークホルダたち Copyright levii Inc. All rights reserved.
様々なテクニックを駆使して挑め! Copyright levii Inc. All rights reserved.
「ペジテの自転車」を使った導入教育の流れ(例) 方法論の学習や本格的な演習へ • 要求分析 • アーキテクチャ設計 • システムモデリング • プロジェクトマネジメント
• … チュートリアル シンプル編プレイ 複雑編プレイ ディブリーフィング Copyright levii Inc. All rights reserved.
Copyright levii Inc. All rights reserved. 学びの本番は:ディブリーフィング(対話型の省察活動) • ゲーム後に参加者間で対話しながら「ゲームの中でどんなことがあったか?」や 「その時どのように感じたか?」を振り返る。
• 一緒にプレイした参加者がどのように感じたかを知ることで、自身の学びに加えて 他者の学びや視点も獲得することができる。 ディブリーフィングの様子
実践実績(一部) • 大学の授業等で学生向けに ◦ 鳥取大学 ◦ 大阪府立大学 ◦ 北海道大学 ◦
神奈川工科大学 ◦ JAXA宇宙科学研究所 • 企業向けの研修で ◦ 大手SIer ◦ 大手光学機器メーカー ◦ 地方のソフトウェア企業 ◦ ゼネコンのDX推進担当部署 ◦ … • 各種コミュニティイベントで ◦ イノベーション研究会 ◦ …
これまでシステムや設計という言葉について漠然としか理解してい なかったことに気づきました。ゲームやモデリングの練習を通して その意味や重要性についてよく分かるようになりました。 これまでシステム開発の経験が全くなかったので研修についていけ るか心配でしたが、ゲームやワークを通して分かりやすく教えて頂 いたので、理解することができました。 ゲーム、レクチャー、演習が全てつながっていて感動しました。シ ステムデザインの一連の流れを理解することができたので、これか らの自分の仕事を具体的にイメージできるようになりました。 学習者の声
※授業や研修実施後に回収した記述式アンケートから書き起こし Copyright levii Inc. All rights reserved.
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オンライン版を開発! オンライン版も完成!
システム開発を学べるゲーム 「ペジテの自転車」オンライン版 体験会 開催決定! 2022年6月3日(金) 19:00~21:00 無料・要事前申込み
https://levii.co.jp/lab/pejite ペジテの自転車
機会があれば紹介したいオリジナルゲーム 経済学の小難しい理論を学ぶ 「セールスコンテストゲーム」 「レモン&ピーチゲーム」 ゲームをつくりながら対話する GBSP: Game-Based Situation Prototyping 宇宙開発体験ゲーム
「PERITUS」
機会があれば紹介したいプロダクト チームによるシステムズアプローチと、効果的な対話・合意をサポート システムモデリングツール「Balus」 Copyright levii Inc. All rights reserved.
Copyright levii Inc. All rights reserved. レヴィについて 株式会社レヴィは「複雑さの中に価値と面白さを見つけよう」をミッションに掲げ、 価値あるシステムの創造や複雑な問題の解決にチャレンジする人・チームを支援する サービスを展開しています。
Webサイト : https://levii.co.jp/ お問い合わせ:
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Copyright levii Inc. All rights reserved. お気軽にお問い合わせ下さい システムモデリングツール「Balus」や各種の研修・教育サービスを提供しています。 導入や詳細をご希望の方は下記のメールまたはお問い合わせフォームより、 お気軽にご連絡下さい。
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