TableauによるSlackポストの可視化と活用 2024-06-17

TableauでSlackポストをダイブしてみると、組織のカジュアルなヘルスチェックができます。このスライドではサンプルを通じ、TableauによるSlackポストの可視化と活用方法を紹介いたします。

Transcript

1. Slack×Tableau ユーザー会 2024-06-17 株式会社リバネスナレッジ 平塚 武 Tableauによる Slackポストの可視化と活⽤
2. Slack だからこそ容易に取得できるコミュニケー ションログと Tableau だからこそ可能な容易なデータ分析を 知ってもらい 「⾃分でもやってみよう！」と思ってもらう。 本⽇の ゴール
3. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau ITシステム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
4. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau ITシステム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
5. ⾃⼰紹介: 5 Takeshi Hiratsuka 平塚 武 株式会社リバネスナレッジ 取締役 Salesforce Platform + Data Cloud + Tableau AI Tableau関連の活動 • DATA Saber (2024.01 ~) • SWTT 2023 Autumn Tableau Keynote 登壇 X (Twitter) は marreta27_jp
6. リバネスナレッジの紹介 6 Salesforce製品活⽤⽀援事業を⾏う組織です。 株式会社リバネスの業務システム部⾨が分社化し設⽴されました。 “ITを使い倒せる組織を増やす”をミッションとして掲げています。 業務システム部門
7. リバネスの紹介 7 様々な分野の研究者が社会課題を解決しようと集まった研究者集団 Vision 科学技術の発展と地球貢献を実現する アカデミアでの研究経験豊富なメンバーで構成 修士号 55% 博士号 45% 農学 / ⽣命科学 / ⽣物学 機械⼯学 / 電⼦⼯学 / 情報⼯学 化学 / 薬学 / 医学 / ⼼理学 etc.
8. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau ITシステム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
9. リバネスグループのシステム構成 9 User Staff Data Cloud Tableau Slack Sales Cloud Heroku Account Engagement Snowflake
10. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau ITシステム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
11. リバネスグループのSlack利⽤状況 ユースケース • 部署別メンバーごと投稿数中央値推移の可視化 • リバネスナレッジ社員ごとの投稿数推移の可視化 • 部署別メンバーごと投稿数推移の⾃動分析 Slack to Tableau ユースケース編 11
12. リバネスグループの投稿先はPublic Channelが9割以上 12 2019年10⽉ 2023年10⽉
13. 13 いまでもPublic Channelへの投稿率は⾼い
14. 14 Public Channelに投稿されていることは分かった。 ところでそもそもの投稿量は充分なのだろうか？ 🤔
15. ユースケース 15 • 部署別メンバーごと投稿数中央値推移の可視化 • リバネスナレッジ社員ごとの投稿数推移の可視化 • 部署別メンバーごと投稿数推移の⾃動分析
16. 部署別メンバーごと投稿数中央値推移の可視化 16
17. リバネスナレッジ社員ごとの投稿数推移の可視化 17
18. リバネスナレッジ社員ごとの投稿数推移の可視化 18 SWTTの週
19. 部署別メンバーごと投稿数推移の⾃動分析 19
20. 投稿回数が増えた⼈たち 20
21. 投稿回数が減った⼈たち 21
22. ⼤事なこと 22 • 「何が正しいか」を教えるのではなく、 さまざまな側⾯から問題を⾒つめる⼿法として活⽤してみよう。 • 公開されている程度のデータ分析にとどめ、 Creepyな分析は避けるようにしよう。 • センシティブな情報を利⽤するのであれば、オプトインを⼼がけよう。
23. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau システム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
24. Slack to Tableau ITシステム編 紹介した内容を試してみたい⽅向けにITシステム⾯の紹介もしておきます。 • Slackポスト状況可視化に向けたデータフロー • TimeLineの紹介 • 今回利⽤したデータセット 24
25. Slackポスト状況可視化に向けたデータフロー 25 Staff
26. TimeLine 26
27. TimeLineの利⽤例 ~ 𝕏のタイムラインを再現 TimeLineは特定のメンバーの投稿を 指定したChannelに集約してくれます。 この例ではリバネスナレッジメンバーの 投稿を⼀つのChannelに集めています。 27
28. 今回利⽤したデータセット 28 以下のオブジェクトを SnowflakeDB や Salesforce Data Cloud で統合し Tableau で利⽤しています。 Slackより • messages Salesforceより • User • UserRole
29. • ⾃⼰紹介 & 事業紹介 • リバネスのシステムアーキテクチャ • Slack to Tableau ユースケース編 • Slack to Tableau ITシステム編 • 今後やってみたいこと 本⽇の トピック
30. 分析してみたい内容 30 • 誰がもっとも多くの⼈とコミュニケーション できているのか • コミュニケーションネットワークから外れて いる⼈物は誰か • 能⼒を最⼤限発揮できていない可能性がある ⼈物は誰か データサイエンティスト養成読本 ビジネス活⽤編 ~ People Analytics ⼊⾨を参考にリストアップ
31. 分析モードとは？ TimeLineは転送という機能を持っている特性上、すべてのア プリが加入しているチャンネルでやり取りされている投稿情 報をDBに格納しています 格納されているデータはチャンネルID/タイムスタンプといっ たそれだけでは意味を持たない情報のみで、投稿された文字 列については取得しません 一方で、投稿されたテキストについても解析を行いたいとい うニーズの為に、テキスト解析モードも用意しています。 これを行うことで、テキストに対しての加工や分析といった ものを付与することも可能になります。 31 TimeLineのマニュアルより
32. Wharton People Analytics Conference 32 Go YouTube
33. Slack だからこそ容易に取得できるコミュニケー ションログと Tableau だからこそ可能な容易なデータ分析を 知ってもらい 「⾃分でもやってみよう！」と思ってもらう。 本⽇の ゴール
34. 34 ChatGPTは、今話題のOpenAI社が提供するAIを使ったコミュニケーションシステムです。  ChatGPT(⽣成AI)をSlackで使いたいと思ったことはありませんか ＝ 　　＋ Party on Slackは、ChatGPT等のAPIを使った対話の仕組みを Slackに簡単に導⼊するためのアプリケーションです ⽣成AIをあなたのSlackのParty(仲間)に⼊れてみませんか？ https://lne.st/pt ←インストールはこちらから
35. 再掲: リバネスナレッジの紹介 35 Salesforce製品活⽤⽀援事業を⾏う組織です。 株式会社リバネスの業務システム部⾨が分社化し設⽴されました。 “ITを使い倒せる組織を増やす”をミッションとして掲げています。 業務システム部門