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教育基盤LODの提供と利活用: 可視化と構造化の側面から / 20260723 Educati...

教育基盤LODの提供と利活用: 可視化と構造化の側面から / 20260723 Educational Infrastructure LOD

科研費成果報告会「学校教育とデジタルアーカイブを架橋する」
日時:2026年7月23日(木)
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎
https://edudataplus.notion.site/top

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Masao Takaku

July 23, 2026

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Transcript

  1. 〈モデル設計班〉 〈利用実践班〉 学校教育とデジタル・アーカイブを結ぶ 様々なかたちの架橋モデル 「学習資源の選択、 教材作成、授業活用」 〈学習資源班〉 学習資源となる デジタル・アーカイブ 児童・生徒/教師主体の架橋モデル

    教師 「学習資源を用いた 主体的・対話的で深い学び」 児童・生徒 学習キーワード接続の架橋モデル 「学びの支援、 学習資源の提供」 学校図書司書 司書教諭 学習資源保有者主体の架橋モデル 〈学習内容情報LOD班〉 架橋モデルの基盤となる 学習内容情報LOD ・教科書 ・学習指導要領 ・編修趣意書 ・単元 などを含むLinked Open Data ・ジャパンサーチ ・ColBase ・理科ねっとわーく などのデジタル・アーカイブ
  2. デジタルアーカイブと教育実践をつなぐ方法論 • 適切なメタデータを付けておく • 教育活用に直接かかわる「識別子」を付与する 学習指導要領コード, 学習指導要領細目URI, 単元URI 教科書リソース textbook:/中学校/2020/国語/701

    学習指導要領細目リソース cs:8310213132000000 NHK教育用コンテンツ (NHK for School) (ウェブAPI) cs:cosItem cs:cosItem S×UKILAM 教材コンテンツ schema:isPartOf 単元リソース textbook:AA100000014630 cs:cosItem 東京学芸大学 教育コンテンツアーカイブ 5
  3. LODとしての情報提供:LODサイトの2つの機能 • LODサイトそのものがLODとして機能する 例:https://w3id.org/jp-cos/82102A3232100000 $ curl -L -H "Accept: text/turtle"

    \ https://w3id.org/jp-cos/82102A3232100000 <https://w3id.org/jp-cos/82102A3232100000> <http://purl.org/dc/terms/identifier> "82102A3232100000"; <http://purl.org/dc/terms/source> <https://w3id.org/jp-cos/82V11>; <http://purl.org/linked-data/cube#order> [ <http://purl.org/dc/terms/source> <https://w3id.org/jp-cos/82V11>; <http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#type> <https://w3id.org/jp-cos/Number>; <http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#value> 156 ]; <http://schema.org/description> "ア 事物の仕組みを説明した文章などを読 み,分かったことや考えたことを述べる活動。"; <http://schema.org/edition> "一部改正なし"; <http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#type> <https://w3id.org/jp-cos/Item>; <https://w3id.org/jp-cos/category> "目標及び内容(大項目)"; <https://w3id.org/jp-cos/commentaryPage> <https://www.mext.go.jp/content/20220606-mxt_kyoiku02100002607_002.pdf#page=77>; <https://w3id.org/jp-cos/courseOfStudy> <https://w3id.org/jpcos/Elementary/2017>; <https://w3id.org/jp-cos/courseOfStudyRevision> 6
  4. LODとしての情報提供:機械可読アクセス • リゾルブ機能 個別のURIに Accept: text/turtle ヘッダを付けてアクセス • SPARQLエンドポイント https://dydra.com/masao/jp-cos/@query(学習指導要領LOD)

    RDFデータを検索するためのクエリ言語SPARQLに対応 • ダンプデータ(データの一括ダウンロード) LODサイトのトップページから … https://w3id.org/jp-cos/all-yyyymmdd.ttl.gz https://w3id.org/jp-textbook/all-textbook-yyyymmdd.ttl.gz https://w3id.org/jp-textbook/all-teachingUnit-yyyymmdd.ttl.gz 7
  5. 事例2・教材統合検索システム • 単元を基に関連する教材等を探す横断検索ツール LOD上で関連付けられているS×UKILAM(スキラム)、NHK for School、東京学 芸大学附属図書 館デジタルアー カイブ等を横断 統合検索して、

    ランキング表示 COSコードの構 造を使って、詳 細度・関連度の 高い教材を取得 する手法を提案 大学院生・呂さん(M2)のお仕事 Lyu & 高久. 教育リソースLOD基盤を用いた教材横断検索手法の提案. 10 情報知識学会第34回年次大会, 情報知識学会誌, 36 (2), 224-233 (2026-05)
  6. 今後の展望 • さらなる構造化・情報リソースの拡大 キーワード・メタデータの追加 学習指導要領『解説』についても、データセットの構造化を進めているが、量が多く、 全ての学校種・教科を提供するところまで達していない デジタル教科書等が広がれば、自然と教科書内のテキストからキーワード抽出はやり やすくなっているはず…。 全体構造の把握・確認や、対応付けに使えるリソースが増えることを期待 •

    デジタルアーカイブと学習内容の対応データの収集・集約手法 ある程度、収集から提供までの一貫した枠組みが重要 個別機関が提供するデジタルアーカイブの情報を、教育利用の観点からどの ように集約・接続するか ジャパンサーチ等の既存のシステム連携、独自集約、共通フォーマット化などが論点 • 次期学習指導要領の議論にも注視… 13
  7. まとめ:教育基盤LODの提供と利活用 本発表ではLODを公開するだけでなく、学習内容の把握や教材探索、デジタル アーカイブ活用につなげるための提供の試みを紹介 • これまでに行ってきた、いくつかの工夫 提供(=公開・配布・アクセス維持) 利活用(=利用・加工・再利用) • 教育基盤LOD整備の基本的な方法論は見えてきた! 3つのデータセットの構築:教科書LOD、学習指導要領LOD、単元LOD

    長期にわたる継続的な(永続的な)提供 • 残る課題 さらなる教育基盤情報の関連付け・構造化(学習内容同士、学習指導要領解説、各種 教材、etc.) 架橋のためのプラットフォーム(具体的なデジタルアーカイブの集約・接続) 次期学習指導要領(構造体系が変わっても方法論は継続できるか) 14