Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

活性化エネルギーを下げ、インパクトを増幅する —— EMという「触媒」の仕事と効果

活性化エネルギーを下げ、インパクトを増幅する —— EMという「触媒」の仕事と効果

2026-03-06
イタンジ株式会社 × ファインディ株式会社
EMConf JP 2026 非公式サブイベント「私が考える、増幅と触媒」
https://connpass.com/event/381993/

More Decks by みきてぃ / きたはら (mkitahara)

Other Decks in Business

Transcript

  1. 名前 • みきてぃ / きたはら (mkitahara) X:@mikity01985 所属 • Fintech

    企業 ◦ ⼊社直後は、モバイルアプリチームチーム責任者 ◦ 202410から、新規事業(のいくつかを)の0→1⽴ち上げを担当 役割 • エンジニアリングマネージャー / テックリード / PM / 採⽤、広報⾒習い • Androidアプリエンジニア 経歴 • 理学部化学科 → 物質化学専攻(修⼠)→ 未経験でIT業界へ • SES‧受託企業で「なんでも屋」を経験(約6年) • EdTech企業で急成⻑組織を経験。Androidエンジニア‧PM‧PO etc.(約6年) ⾃⼰紹介 2
  2. ロジックモデルで捉えるEMの介在価値 5 • 「触媒」の役割と「増幅」 ◦ 投⼊と活動の「変換効率」を最⼤化し、質の⾼いアウトプットを安定供給する ◦ ⽣み出したアウトプットを適切なターゲットにぶつけ、ビジネス成果(アウトカム) を最⼤化する ※2

    マーク‧J‧エプスタイン (著), クリスティ‧ユーザス (著), 鵜尾雅隆 (監修), 鴨崎貴泰 (監修), 松本裕 (翻訳), 社会的インパクトとは何か ― 社会変⾰のための投資‧評価‧事業戦略ガイド (10 14, 2015) ※1 W.K.Kellogg Foundation, Logic Model Development Guide (2004) Impact (社会経済的変化) (波及効果) Activity (活動) Target (⼈‧周囲) Input (投⼊資材) Output (結果) Outcome (成果)
  3. ロジックモデルで捉えるEMの介在価値 6 • 「触媒」の役割と「増幅」 ◦ 投⼊と活動の「変換効率」を最⼤化し、質の⾼いアウトプットを安定供給する ◦ ⽣み出したアウトプットを適切なターゲットにぶつけ、ビジネス成果(アウトカム) を最⼤化する。ひいては社会的経済にまで影響する マーク‧J‧エプスタイン

    (著), クリスティ‧ユーザス (著), 鵜尾雅隆 (監修), 鴨崎貴泰 (監修), 松本裕 (翻訳), 社会的インパクトとは何か ― 社会変⾰のための投資‧評価‧事業戦略ガイド (10 14, 2015) W.K.Kellogg Foundation, Logic Model Development Guide (2004) Impact (社会経済的変化) (波及効果) Activity (活動) Target (⼈‧周囲) Input (投⼊資材) Output (結果) Outcome (成果) 触媒による 量と質の強化 Output (結果) Output (結果) 増幅 Outcome (成果) Outcome (成果) 増幅 触媒による 量と質の強化
  4. EMがもたらす「効果」の定義 7 「チームの成果」+「メンバーの成⻑」の総和が、EMの効果である • 顧客への価値提供 ◦ チームが⽣み出すアウトカムを最⼤化し、顧客に届ける • 働きやすさと事業貢献 ◦

    メンバーが迷いなく、最⼤のパフォーマンスを発揮できる環境(⼟壌)を作る • 持続的な成⻑ ◦ ⼀時的な勝利ではなく、組織がどんどん成⻑し続けるサイクルに寄与する
  5. 問題を解くための「4つのステップ」 16 G.ポリア著『いかにして問題をとくか』:問題を解く型を提⽰して、負荷を減らす • 問題を理解する ◦ 例えば:本当に邪魔をしている「壁」はどこか? • 計画を⽴てる ◦

    例えば:どんなサポートがあれば、壁を越えやすくなるか? • 実⾏する ◦ 例えば:実際に動いてみて、反応を助ける。 • 振り返る ◦ 例えば:前よりもスムーズに仕事が進むようになったか?
  6. EMの仕事 = チームを勝利へ導く「⽩魔道⼠」? 23 • 味⽅への強化魔法(バフ): ◦ 【個⼈の才能を伸ばす】チームの基礎⽕⼒を底上げする。 ▪ コーチング、強みの引き出し、適切な権限委譲

    etc. • 敵への弱化魔法(デバフ): ◦ 【課題を単純化する】敵(問題)を戦いやすいサイズに変える。 ▪ 課題の単純化、外部ノイズの遮断、仕様の結晶化 etc. • 回復魔法: ◦ 【組織を整える】何度でも⽴ち上がれる⼟壌を作る。 ▪ 組織コンディションの整備、⼼理的安全性の確保、負債解消 etc. • 攻撃魔法: ◦ 【直接介⼊する】最終⼿段。⾃ら道を切り拓く。 ▪ 最終⼿段としての意思決定、ボトルネックの直接排除、実装 etc.
  7. EMの仕事 = チームを勝利へ導く「⽩魔道⼠」? 24 • 味⽅への強化魔法(バフ): ◦ 【個⼈の才能を伸ばす】チームの基礎⽕⼒を底上げする。 ▪ コーチング、強みの引き出し、適切な権限委譲

    etc. • 敵への弱化魔法(デバフ): ◦ 【課題を単純化する】敵(問題)を戦いやすいサイズに変える。 ▪ 課題の単純化、外部ノイズの遮断、仕様の結晶化 etc. • 回復魔法: ◦ 【組織を整える】何度でも⽴ち上がれる⼟壌を作る。 ▪ 組織コンディションの整備、⼼理的安全性の確保、負債解消 etc. • 攻撃魔法: ◦ 【直接介⼊する】最終⼿段。⾃ら道を切り拓く。 ▪ 最終⼿段としての意思決定、ボトルネックの直接排除、実装 etc.
  8. 変化する課題に、変化し続ける触媒になる 26 • 触媒としてのEMの仕事 ◦ 現場の活性化エネルギー(壁)を下げ、チームと個⼈の成果を統合し、 インパクトへと⼤きく増幅させる。 • EMがもたらす効果: ◦

    顧客に価値が届き、メンバーが働きやすく、事業と組織が成⻑し続ける 「⼟壌」を作ること • 最終的なゴール ◦ 「⾃分がいなくても、チームが勝⼿に、最⾼の速度で正しい⽅向に⾛り続ける」 • 課題は形を変えて現れるけれど...... ◦ EMが「変化し続ける触媒」として、新たな問題や脅威に対し、適切に対処(介⼊) していけば、組織は何度でも最⾼の価値を顧客に提供し続けることができます。