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SageMakerから学ぶ時系列情報の予測に機械学習を適⽤するコ ツ

SageMakerから学ぶ時系列情報の予測に機械学習を適⽤するコ ツ

2019年9月22日に開催された「第8回 Amazon SageMaker 事例祭り」にて発表した資料です。

NAVITIME JAPAN

September 22, 2019
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Transcript

  1. 自己紹介 • 早川 拳人(はやかわ けんと) • 経歴 ◦ 2017 新卒として入社、現在3年目 ◦ 2017-18

    地図データの運用・改善 ◦ 2018- 交通情報に関わる開発 • 機械学習のスキル ◦ 大学で講義をとってた ◦ 今年の4月から本で独学
  2. 従来の手法の課題 • 過去の速度しか予測に用いていない • 曜日ごとの周期性に合わないパターンが存在する ◦ 天気 ▪ 雨だと視界が悪いため自動車の速度が落ちる ◦

    イベント ▪ お祭りによる交通規制によってその周辺が混雑 • 直近2か月分しかインプットデータに使用していない
  3. 決定木 例)自動車の制動距離を予測する 60km/h以上出ていたか No Yes 20m 雨が降っていたか Yes No 24m

    40m • 条件分岐によってデータを分割 • 木構造ができ、葉ノードが予測結果にな る • どの特徴が予測に重要か計算できる