Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
途上国支援とプロジェクト支援に関わった経験をちょっと語る
Search
ぱいん
July 28, 2018
Business
0
270
途上国支援とプロジェクト支援に関わった経験をちょっと語る
2018/7/28
オンライン飲み会(支援についての話)にて飛び込みLTで発表しました
https://connpass.com/event/94324/
ぱいん
July 28, 2018
Tweet
Share
More Decks by ぱいん
See All by ぱいん
カジュアル面談って、もっとカジュアルに していいの / informal session #jasstnano
pineapplecandy
0
210
アジャイルQA2年生が、過去の自分に伝えたいこと #テストラジオ
pineapplecandy
0
170
PO,SMに送るテスト自動化の8原則に5箇条を添えて / scrumniigata2023
pineapplecandy
2
1.6k
システムテスト自動化スクリプトのレビュー観点を挙げてみたの
pineapplecandy
0
410
E2Eテストのflakyと向き合う / stac2020
pineapplecandy
2
5.6k
しくじり先生ーアジャイルテスト自動化立ち上げ迷走記 #D3QA / Failure teaches success in automated testing development
pineapplecandy
1
3.2k
これからシステムテスト自動化を始める組織のための勉強会(公開用)
pineapplecandy
2
2.7k
#WACATE 2019夏_夜の分科会_情報交換会_公開用
pineapplecandy
0
1.2k
#オンライン飲み会 経験ベースで語るテストエンジニアのための英語術 Ver.0.190113
pineapplecandy
0
970
Other Decks in Business
See All in Business
「アジャイルチームによる目標づくりガイドブック OKRを機能させ成果に繋げるためのアプローチ」のOKR/The OKR of OKR Guidebook
ikuodanaka
3
280
BALLAS 事業紹介資料
ballas_inc
0
400
Artopeer会社紹介資料
dazyk
0
300
AmbientNavi 紹介資料
ambientnavi0329
0
400
(5枚)センスメイキング理論を図解で表現してみた
nyattx
PRO
2
110
PR TIMES 会社紹介資料
prtimes
0
310
株式会社STANDARD_会社紹介資料
std2017
0
130
(3枚)営業のためのマーケティングマネジメントの全体像(コスト検証)
nyattx
PRO
2
1.2k
クラスメソッド_会社紹介資料_202407 / introduction to classmethod for engineers
classmethod_jinji
1
1.3k
CompanyDeck_v5.0.pdf
xid
2
15k
(14枚)仮説思考に必要な5つの能力
nyattx
PRO
1
330
モベンシス会社紹介資料
movensys
0
560
Featured
See All Featured
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
71
8.8k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
178
21k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
25
6.7k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
44
4.7k
How to name files
jennybc
67
96k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
19k
Statistics for Hackers
jakevdp
792
220k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1362
200k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
37
2.2k
How GitHub Uses GitHub to Build GitHub
holman
471
290k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
652
58k
Visualization
eitanlees
139
14k
Transcript
途上国支援とシステム開発支援 に関わった経験をちょっと語る ぱいん @pineapplecandy #オンライン飲み会 2018年7月28日 1
自己紹介 ぱいん@結婚しました 2003-2008 高専情報工学科 2008 あることに気付く(次のページ) 2008-2010 高専電子情報工学専攻 2009 NPOのスタディーツアーでカンボジアへ
⇒途上国の貧困の実態、複雑さを体感する。支援が大事! 2010 大学院国際開発工学専攻入学 ⇒支援でいいのかモヤモヤ。支援よりも自立の方が大事なのでは? 2012 (国際協力分野に行かず)Web系ベンチャー入社 2014 ミャンマー子会社とのブリッジSE/SEPG/テストチームリーダを経験 2017 第三者検証会社へ入社(今に至る) 2
なぜ、途上国支援 を始めたのか? 3 いわゆるシングルマザーの貧困世帯で育つ 大卒まで学校の授業料を1円も払わず卒業できた 高3の時に「授業料なくても高等教育を受けられるのは 日本だけ?先進国だけ?」 ⇒学校にいけない子どもが5800万人 (リンク) もし途上国に生まれた私と同じような境遇子どもたち
をサポートできれば、彼らが世界を変えるかもしれない 「僕は世界を変えるために一歩を踏み出した」 (鬼丸昌也著)を読み途上国支援のボランティアを始める http://amzn.asia/dxmUTGk
システム開発支援と途上国支援って 根っこは同じ? 【開発プロジェクト支援】 ➢支援する側と支援される側がいる ➢プロジェクト支援チーム ➢開発チーム ➢予算・期間が決まっている ➢支援側が居なくなっても、 サイクルが回ることがゴール 4
【途上国支援】 ➢支援する側と支援される側がいる ➢援助側(先進国) ➢被援助側(途上国) ➢予算・期間が決まっている ➢援助側が居なくなっても、 サイクルが回ることがゴール
支援という意味では システム開発支援でも 気を付けるべきことも同じでは? 途上国支援の場合 → システム開発支援の場合 「魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えよ」 →工数を提供するのではなく、工数を減らす方法を提供する 「受益者の声/状況を聞かない一方的な支援はエゴ」 (e.g.
被災地に要らないものが届きまくる。。。) →相手のニーズを吸い上げたうえで、相手が求めていることをする 援助慣れ(援助されることが普通になってしまう状態) →助けることは一時期大事だとしても、後々は自立させるためところまで 導くのが最重要 支援していると見せかけて、支援されている →開発チームを助けることを通じて見える世界観。 実は支援するチームも得られていることは多い 5
最後に 6 個人的には「支援」という言葉を使いたくない。。。 「助けてあげている」という上からのニュアンスが漂う。。。 だから私は「コラボレーション(協調)」などもっと良い言葉で呼びたい! 募集中! → @pineapplecandy