爬虫類愛好家の停電対策と住宅用蓄電池システムニーズに関する実態調査レポート
[独自レポートVol.17]『爬虫類愛好家の住宅用蓄電池ニーズは?』万が一の停電…爬虫類愛好家の78.0%が停電への備えとして「太陽光・蓄電池の導入」に興味 71.6%が、爬虫類を飼育する上で「停電への不安」を実感 〜特に電気代が生じている設備は?〜
●調査概要
調査名称:爬虫類愛好家の停電対策に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年4月22日〜同年4月24日
有効回答:爬虫類を飼育している109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪調査結果の利用条件≫
1.情報の出典として「エネがえる運営事務局調べ」を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.enegaeru.com/
●飼育している爬虫類の種類、「カメ」や「ヘビ」など
「Q1.あなたが飼育している爬虫類の種類を教えてください。複数飼育されている場合は、当てはまるもの全てにお答えください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「カメ」が59.6%、「ヘビ」が45.9%、「トカゲ」が37.6%という回答になりました。
●1ヶ月あたりの電気代、「5,000円以上8,000円未満」が25.7%で最多
「Q2.1ヶ月あたりの電気代を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「5,000円以上8,000円未満」が25.7%、「10,000円以上15,000円未満」が19.3%という回答になりました。
●爬虫類の飼育で、特に電気代が生じている設備、「紫外線ライト」や「パネルヒーター」が上位に
「Q3.爬虫類の飼育で、どのような設備に特に電気代が生じていますか。(上位3つ)」(n=109)と質問したところ、「紫外線ライト」が45.9%、「パネルヒーター」が42.2%、「保温ライト」が38.5%という回答になりました。
●71.6%が、爬虫類を飼育する上で「停電への不安」を実感
「Q4.爬虫類を飼育する上で、停電への不安を感じたことはありますか。」(n=104)と質問したところ、「何度もある」が44.1%、「数回程度ある」が27.5%という回答になりました。
●停電が起こってしまった時の、爬虫類の飼育に関しての不安、回答者の57.0%が「照明設備の停止により、昼夜のリズムが乱れる」と回答
Q4で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q5.停電がもし起こってしまったら、爬虫類の飼育に関してどのような不安がありますか。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「照明設備の停止により、昼夜のリズムが乱れる」が57.0%、「温度管理ができなくなり、体温調節に必要な環境が維持できない」が50.0%、「加湿器や除湿器が停止し、適切な湿度が保てない」が43.0%という回答になりました。
●「水道が使えない」や「酸素」などの不安も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6. Q5で回答した以外に、停電の影響で不安があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「水道が使えない」や「酸素」など31の回答を得ることができました。
●爬虫類の飼育に関して、27.5%が、停電への対策が「できていない」と回答
「Q7.爬虫類の飼育に関して、停電への対策が十分にできていると思いますか。」(n=109)と質問したところ、「あまりそう思わない」が15.6%、「全くそう思わない」が11.9%という回答になりました。
●停電に対しての対策、回答者の57.3%が、「断熱材の使用」と回答
Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q8.停電に対してどのような対策をしているのか教えてください。(複数回答)」(n=75)と質問したところ、「断熱材の使用」が57.3%、「バッテリー駆動の機器の利用」が46.7%、「保温ボトルの準備」が42.7%という回答になりました。
●災害時に停電した際、仮に24時間前後(約1日)一部の設備で電気を使えるようになるとしたら、爬虫類を飼育する上での停電回避対策として払える年額、「5,000円未満」が22.1%で最多
「Q9.災害時に停電した際、仮に24時間前後(約1日)一部の設備で電気を使えるようになるとしたら、爬虫類を飼育する上での停電回避対策として年間にいくら払えますか。」(n=109)と質問したところ、「5,000円未満」が22.1%、「1万円以上3万円未満」が22.0%という回答になりました。
●78.0%が、停電への備えとして、太陽光パネルや蓄電池の導入に「興味がある」と回答
「Q10.あなたは、停電への備えとして、太陽光パネルや蓄電池の導入に興味がありますか。」(n=109)と質問したところ、「ややある」が40.4%、「かなりある」が37.6%という回答になりました。
●まとめ
今回は、爬虫類を飼育している109名を対象に、爬虫類愛好家の停電対策に関する実態調査を実施しました。
まず、飼育している爬虫類の種類として、「カメ」(59.6%)や「ヘビ」(45.9%)などを飼育している方が多いことがわかりました。また、爬虫類の飼育において電気代が特にかかる設備として「紫外線ライト」(45.9%)や「パネルヒーター」(42.2%)が上位に挙げられました。さらに、71.6%が、爬虫類を飼育する上で、「停電への不安」を実感しており、具体的には、「照明設備の停止により、昼夜のリズムが乱れる」(57.0%)や「温度管理ができなくなり、体温調節に必要な環境が維持できない」(50.0%)などの不安があるようです。一方で、爬虫類の飼育に関して、停電への対策が「できていない」と27.5%が回答しています。最後に、太陽光パネルや蓄電池の導入に興味があると答えた人は全体の78.0%に上りました。
今回の調査では、特定の設備に依存する爬虫類飼育の現状と、それに伴い生じる電気代などの実態が明らかになりました。爬虫類を飼育する上では、温度や湿度管理などの飼育環境の維持が不可欠であり、災害時の停電への備えが必要です。太陽光パネルや蓄電池の導入が、大切なペットを守る備えとしても、家計を支える手段としても期待できるのではないでしょうか。
「エネがえる」のビジョンは“むずかしいエネルギー診断をかんたんにカエル”です。エネがえるは、住宅用から産業用まで太陽光パネル・蓄電システム・EV(電気自動車)・V2H(Vehcle to Home)販売に関わる営業担当者が、誰でもカンタンに需要家・施主向けの提案書を自動作成できる経済効果の試算ツールです。計算が難しい太陽光・蓄電システム、またEV・V2Hの経済効果を誰でも専門知識なしにシミュレーションできるエネルギー診断特化型クラウドサービス(SaaS形式/API形式の2タイプ)として大手電力会社や有名太陽光・蓄電システムメーカー・国内TOPクラスの販売施工店まで全国700社以上に提供しています。
国際航業、日本リビング保証と業務提携/太陽光発電・蓄電システム「経済効果シミュレーション保証」の提供開始~予測分析を活用し、性能効果をコミットする「シミュレーション保証」分野を強化~ | 国際航業株式会社 https://www.kkc.co.jp/news/release/2024/04/30_21021/
太陽光発電・蓄電システム 販売動向白書 2024 エネルギー | 脱炭素 https://enegaeru-hakusyo.jp/