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「使い方教えて」「事例教えて」じゃもう遅い! Microsoft 365 Copilot を触...

「使い方教えて」「事例教えて」じゃもう遅い! Microsoft 365 Copilot を触り倒そう!

2025/10/11-10/12 に開催された Tech Boost Summit 2025 で登壇した時のスライド資料です。
機能や技術の話ではなく、マインドチェンジの話です。
※登壇時より読むだけで理解しやすいように少し情報を足していますが、それでもセッション用スライドなので読むだけではなかなか伝わりづらい部分も多々あります。

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Taichi Nakamura

October 11, 2025
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Transcript

  1. 元 居酒屋社員 元 ミュージシャン(ギタリスト/アレンジャー) 元 Webデザイナー SharePoint 2007 / 2010

    / 2013 を約7年(運営/構築) Microsoft 365 全般 好き 家族 / ギター / ヘヴィーメタル / クルマ / DIY / 写真 /ガンプラ / ミニ四駆 Microsoft 365 / M365 Copilot / Power Platform / ヒューマンビートボックス / 他… 中村 太一 Microsoft MVP 8年連続受賞 ( Microsoft 365 大好きオジサン ) ta1nakamura @artbreak_taichi taichi.nakamura @Home365 / @Art-Break https://art-break.net/tech 主催・主宰(現在はほぼ終了…)
  2. Copilot のレポートを一部抜粋 導入目的の違い: 生成AI活用による効果に関する意 識調査では、日本では「業務効率化や人員不足解消 につながる」が最大の期待効果として挙げられまし た。一方、米国・中国・ドイツの企業は「ビジネス の拡大」「新たな顧客獲得」「新たなイノベーショ ン創出」といった項目を多く挙げる傾向にあります。 つまり、海外では攻めの姿勢で新規価値創造に生成

    AIを活用しようとしているのに対し、日本企業は 守りの効率化志向が強いようです。海外企業のほう が生成AIを競争力強化の武器と捉えて積極投資し ているのに比べ、日本は現状業務の改善ツールとし ての位置づけに留まりがちで、この意識の差が導入 スピードの差につながっています。 出典:「令和7年版情報通信白書」(総務省)および「令和7年版情報通信白書」(総務省)のデータを基に Microsoft Copilot が生成したレポート 生成AIに対する意識の差 海外は攻めの姿勢⇔日本は守りの姿勢
  3. Copilot のレポートを一部抜粋 慎重な企業文化: 総じて日本企業は新技術 導入に慎重で、特に情報漏えいリスクや不 確実性への警戒感が強い傾向があります。 生成AIに関しても、海外では多少のリスク よりメリット重視で試行する企業が多いの に対し、日本ではリスク要因が少しでもあ ると様子見する企業が少なくありません。

    例えば「社内向けヘルプデスクへの活用」 など限定的な用途から慎重に試し始めるの が日本企業で、多くの業務領域にまたがっ て活用が広がっている海外との差が指摘さ れています。 出典:「令和7年版情報通信白書」(総務省)および「令和7年版情報通信白書」(総務省)のデータを基に Microsoft Copilot が生成したレポート ITに対する意識の差 海外は攻めの姿勢⇔日本は守りの姿勢
  4. ザックリ導入事例ができるまで 【顧客】 導入 【顧客】 導入定着という事 実 【メーカー】 顧客に導入事例化 のオファー 【顧客】

    社内確認・OK 【両者】 打ち合わせ 【両者】 インタビュー・撮 影 【メーカー】 ライティング・編 集 【顧客】 原稿チェック 【メーカー】 Web化 【顧客】 チェック 【両者】 編集 導入事例公開 導入定着成功から導入事例が公開されるまでは かなり時間がかかっている。 導入事例を参考にしている時点でもう遅い!
  5. 生成AIにおいては メーカー ベンダー ユーザー企業 IT部門 ユーザー企業 エンドユーザー 教えてもらって 当然! 教えてもらって

    当然! 私たち自身も模 索中なので一緒 に考えましょう。 作ったメーカー ですら自分達で 模索中だから。 ギャップ ギャップ
  6. 生成AIにおいて理想は? メーカー ベンダー ユーザー企業 IT部門 ユーザー企業 エンドユーザー 一緒に考えま しょう! 一緒に考えま

    しょう! 私たち自身も模 索中なので一緒 に考えましょう。 私たち自身も模 索中なので一緒 に考えましょう。
  7. 生成AIにおいて理想は? メーカー ベンダー ユーザー企業 IT部門 ユーザー企業 エンドユーザー 一緒に考えま しょう! 一緒に考えま

    しょう! 私たち自身も模 索中なので一緒 に考えましょう。 私たち自身も模 索中なので一緒 に考えましょう。 売る・買うの関係 使ってもらう・使うの関係 「共創」
  8. 社内外コミュニティ ユーザー コミュニティ (メーカー・ベンダー施策) 社内 コミュニティ 社内 コミュニティ 社内 コミュニティ

    社内 コミュニティ ファン コミュニティ 様々なレイヤーで情報共有や意見交換が行われる そしてメーカーの製品サービスのブラッシュアップ
  9. まとめ ⚫ 情報通信白書を読むと「日本は生成AI後進国」だけど「伸びしろがある」状態。 ⚫ 企業が活用方針やガイドラインを策定しないと「シャドーAI」のリスクが高まるよ。 ⚫ 生成AIを利用しない理由は第一歩を踏み出さないから。 ⚫ 生成AIに対する意識は「海外は攻め」「日本は守り」。 ⚫

    「導入事例おしえて」→「自分が導入事例になろう!」 ⚫ 「利用シーンおしえて」→自分の事は自分が一番知っているものだから、「自分達で考えましょう!」 ⚫ クレクレ マインドの「IT過保護」から脱却しましょう。 ⚫ 社内コミュニティはもはや必須。 ⚫ Copilot は「触り倒そう」。 ⚫ 利用シーンに困ったら、日常の「ググる」を「コパる」に変えてみよう。 ⚫ Microsoft 365 Copilot では、自分にとって便利なボタン一つで小さな成果が出る機能を触り倒して探そう。 ⚫ 共有し合う、称賛し合う文化を社内外のコミュニティで楽しもう。 使う人間側のマインドチェンジが必要!