$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »

飛鳥③

 飛鳥③

田中

TANAKA TAKASHI

May 31, 2018
Tweet

More Decks by TANAKA TAKASHI

Other Decks in Education

Transcript

  1. Ⅲ 大化の改新
    飛鳥時代

    View Slide

  2. 1 改新までの経緯
    622 聖徳太子 没
    626 蘇我馬子 没
    馬子の子 、大臣となる
    蝦夷
    630 第1回 遣唐使
    643 蝦夷の子 が、太子の子の
    とその一族を滅ぼす。
    入鹿 山背大兄王

    View Slide

  3. 入鹿暗殺
    2 のクーデター
    645年
    が中心
    乙巴の変
    (いっしのへん)
    蝦夷自殺 蘇我一族滅亡
    中大兄皇子 中臣鎌足

    View Slide

  4. View Slide

  5. 僧 旻
    3 結果
    ① 年号 大化
    ② 人事
    国博士
    内臣
    皇太子
    天皇
    右大臣
    左大臣
    ③ 遷都 難波宮(長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)
    )
    中大兄皇子
    阿部内麻呂
    天皇の後ろ盾
    で娘婿
    天智・天武の母である皇極天皇の弟
    中臣鎌足
    高向玄理
    孝徳天皇(軽皇子)即位
    蘇我倉山田石川麻呂
    そがのくらのやまだのいしかわのまろ

    View Slide

  6. 4 改新の詔(かいしんのみことのり)
    其の一に日く、昔在(せきざい)の天皇等の立てたま
    へる子代(こしろ)の民,処々の屯倉(みやけ)、及び別
    には臣・連・伴造・国造・村首の所有ある部曲(かき
    べ)の民、処々の田荘(たどころ)を罷(や)めよ、仍り(
    より)て食封(じきふ)を大夫以上に賜ふこと各差あら
    む。降りては布帛(ふはく)を以て官人、百姓に賜こ
    と差有らむ。
    律令制で貴族・社寺に支給した戸。その戸の租税
    が収入となる制度。
    各々の地位に応じて給付する
    繊維製品の総称
    五位以上の男性官吏を指す称号

    View Slide

  7. ①第一条 公地公民制の実施
    豪族には公民の戸を支給す
    る食封制度(じきふせいど)を
    実施
    全ての土地と人民は天皇に帰属するとした制度。

    View Slide

  8. 4 改新の詔(かいしんのみことのり)
    其の二に日く、初めて京師(けいし)を修め、畿内国司
    ・郡司・関塞(せきそこ)・斥候(せっこう)・防人(さ
    きもり)・駅馬(えきば)・伝馬(でんま)を置き、及び
    鈴契(すずしるし)を造り、山河を定めよ。
    関所
    偵察隊

    北九州の防備に
    当たった兵士
    使者や物資を馬で運ぶ交通制度
    駅伝制で駅に配置した馬
    駅馬・伝馬の使用や
    軍隊の移動をすると
    きの証明

    View Slide

  9. ②第ニ条 全国を五畿七道・国・郡に分ける

    View Slide

  10. 其の三に日く、初めて戸籍・計帳(けいちょう)・
    班田収授の法を造る。・・・・
    「租」という税金を課すべき人
    民の管理・掌握のための基本
    台帳,6年に1度作成
    人頭税(庸調)をかすための台
    帳,毎年作成
    人民に耕地を分割する法

    View Slide

  11. ③第三条 戸籍・計帳の整備
    班田収授法の制度が制定
    人頭税(庸調)をかすための台
    帳,毎年作成
    人民の管理・掌握のための基
    本台帳,6年に1度作成

    View Slide

  12. 其の四に日く、旧の賦役を罷(や)めて田の調を行
    ふ。

    View Slide

  13. ④第四条 新税制の実施

    View Slide

  14. 5 改新政治の進行
    ① の廃止
    品部
    ②新しい (12階→13階→19階)
    冠位の制
    大化の改新前、特定の職能をもっ
    て朝廷に仕えた人々の集団

    View Slide

  15. ① (647)・
    淳足柵
    6 東北経営・・・ 征討
    蝦夷
    (648)の設置
    磐舟柵
    ② の東北遠征(658~660:斉明朝)
    阿部比羅夫
    ぬたりのさく いわふねのさく
    あべのひらふ

    View Slide