Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Rの基礎 3 ベクターの操作
Search
xjorv
January 17, 2021
Education
0
250
Rの基礎 3 ベクターの操作
Rの基礎3では、Rでデータを取り扱う場合の基礎となる、ベクター(Vector)の作り方や使用方法を説明します。
xjorv
January 17, 2021
Tweet
Share
More Decks by xjorv
See All by xjorv
コンパートメントモデル
xjorv
2
5.5k
コンパートメントモデルをStanで解く
xjorv
0
440
生物学的同等性試験 検出力の計算法
xjorv
0
3.4k
生物学的同等性試験ガイドライン 同等性パラメータの計算方法
xjorv
0
6k
粉体特性2
xjorv
0
2.4k
粉体特性1
xjorv
0
2.8k
皮膜5
xjorv
0
2.3k
皮膜4
xjorv
0
2.2k
皮膜3
xjorv
0
2.2k
Other Decks in Education
See All in Education
著作権と授業に関する出前講習会/dme-2025-05-01
gnutar
0
200
JOAI2025講評 / joai2025-review
upura
0
160
演習問題
takenawa
0
5.8k
JPCERTから始まる草の根活動~セキュリティ文化醸成のためのアクション~
masakiokuda
0
180
Webリテラシー基礎
takenawa
0
5.8k
2025.05.10 技術書とVoicyとわたし #RPALT
kaitou
1
220
プログラミング教育する大学、ZEN大学
sifue
1
540
諸外国の理科カリキュラムにおけるビッグアイデアの構造比較
arumakan
0
320
実務プログラム
takenawa
0
5.8k
Course Review - Lecture 12 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
1.7k
ThingLink
matleenalaakso
28
4.1k
OpenSourceSummitJapanを運営してみた話
kujiraitakahiro
0
710
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
39
1.9k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
299
21k
It's Worth the Effort
3n
185
28k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
3.9k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.4k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
331
24k
Practical Orchestrator
shlominoach
188
11k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
44
2.4k
Embracing the Ebb and Flow
colly
86
4.7k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Transcript
Rの基礎 3 ベクターの操作 2020/8/5 Ver. 1.0
ベクターとは? 数値・文字列、もしくはその集合のこと “a” 1 c(1, 2) c(“a”, “b”, “c”) 文字列はベクター
数値もベクター 数値のまとまりもベクター 文字列のまとまりもベクター c()は“combine”の略で、数字や文字を”結合する”ための関数
ベクターの作り方 基本的にcを使うが、他の方法もある :(コロン)を使うと連続した数を生成できる repやseq関数で繰り返しベクターを生成できる
ベクターのインデックス ベクターにはインデックスがあり、中身をインデックスで指定できる ベクター 1 2 3 2 4 6 インデックス
代入された数値 インデックスは[]に挟んで記入する *他の言語で配列(array、list)と呼ばれるものに近い
ベクターの演算 ベクターは演算可能で、結合もできる
ベクターと関数 ベクターを引数にできる関数を使えば、演算ができる mean()は平均値 sd()は標準偏差 max()は最大値 min()は最小値 median()は中央値 を求める関数
ベクターから条件にあったものを取り出す 条件式から、Boolean(真偽値)が得られる 3と等しいものの真偽値 4より小さいものの真偽値
ベクターから条件にあったものを取り出す []内に条件式を書けば、真になるものだけ取り出せる 3と等しいものだけ取り出す 4より小さいものだけ取り出す
ベクターの要素の名前 ベクターの要素には名前を付けることができる names()は名前の取り出し/代入のための関数
名前で要素を取り出し ベクターの要素を名前で取り出すこともできる a[names(a) == “cat”]と同じ 名前と要素を結び付けてデータを引き出せる *名前と要素を結び付けるのは他言語でHashやDictionaryと呼ばれる型に当たる
まとめ • ベクターは数値や文字列の集まりのこと • ベクターは演算できる • ベクターの要素はインデックスで取り出せる • ベクターの要素には名前を付けることができる