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Rの基礎 3 ベクターの操作
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xjorv
January 17, 2021
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Rの基礎 3 ベクターの操作
Rの基礎3では、Rでデータを取り扱う場合の基礎となる、ベクター(Vector)の作り方や使用方法を説明します。
xjorv
January 17, 2021
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Transcript
Rの基礎 3 ベクターの操作 2020/8/5 Ver. 1.0
ベクターとは? 数値・文字列、もしくはその集合のこと “a” 1 c(1, 2) c(“a”, “b”, “c”) 文字列はベクター
数値もベクター 数値のまとまりもベクター 文字列のまとまりもベクター c()は“combine”の略で、数字や文字を”結合する”ための関数
ベクターの作り方 基本的にcを使うが、他の方法もある :(コロン)を使うと連続した数を生成できる repやseq関数で繰り返しベクターを生成できる
ベクターのインデックス ベクターにはインデックスがあり、中身をインデックスで指定できる ベクター 1 2 3 2 4 6 インデックス
代入された数値 インデックスは[]に挟んで記入する *他の言語で配列(array、list)と呼ばれるものに近い
ベクターの演算 ベクターは演算可能で、結合もできる
ベクターと関数 ベクターを引数にできる関数を使えば、演算ができる mean()は平均値 sd()は標準偏差 max()は最大値 min()は最小値 median()は中央値 を求める関数
ベクターから条件にあったものを取り出す 条件式から、Boolean(真偽値)が得られる 3と等しいものの真偽値 4より小さいものの真偽値
ベクターから条件にあったものを取り出す []内に条件式を書けば、真になるものだけ取り出せる 3と等しいものだけ取り出す 4より小さいものだけ取り出す
ベクターの要素の名前 ベクターの要素には名前を付けることができる names()は名前の取り出し/代入のための関数
名前で要素を取り出し ベクターの要素を名前で取り出すこともできる a[names(a) == “cat”]と同じ 名前と要素を結び付けてデータを引き出せる *名前と要素を結び付けるのは他言語でHashやDictionaryと呼ばれる型に当たる
まとめ • ベクターは数値や文字列の集まりのこと • ベクターは演算できる • ベクターの要素はインデックスで取り出せる • ベクターの要素には名前を付けることができる