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How to Create a Corporate Culture

How to Create a Corporate Culture

環境の変化が激しい今だからこそ、企業として基盤となる文化(カルチャー)が重要です。

アジャイル開発支援サービス事業などを行っているクリエーションライン株式会社では、「みんなが幸せに働ける職場」を創るべく、数年をかけて企業文化形成のために様々な施策を実施してきました。
代表の安田氏を中心として企業文化形成の取り組みをはじめ、その結果、8年間で業績も飛躍的にアップし、組織の大きさも約3倍となりました。その取り組みは、企業文化形成のモデルとして業界から注目を浴びています。

そして今もクリエーションラインは、事業活動を支えるバックオフィスチームの体制や仕事の進め方についても、「みんなが幸せを感じることができる職場」を目指しさらなる取り組みを始めています。

YasudaTadahiro

August 17, 2021
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Transcript

  1. Culture of Creationline 抜粋版 Praise(褒める) 私たちは、チームメンバーを褒めることを⼤切にしています。みんなの前で褒めることは、その⼈のためだ けでなく、周りの雰囲気も良くします。周りのメンバーをふるふるするほど褒めましょう。 Make Mistaks Fastr(許可を求めるな謝罪せよ)

    「すばやくたくさん間違えよう」という考え⽅を持ち、常に主体的にスピード感を持ちアクションし続けま す。迅速に結果を出すためには、時折ミスをすることを恐れずに受け⼊れる必要があります。誰もが間違い を犯すことがありますが、重要なのは、その間違いを迅速に修正したり解決したりすることです。 (この項⽬ タイトルの「Make Mistaks Fastr」もスペルミスしています。ミスをすることを恐れる必要はありません。) Transparency(透明性) できるだけ多くのことをオープンにしましょう。情報を公開することで、貢献の敷居を低くし、コラボレー ションを容易にすることができます。 ⾃律的に動くために情報が必要です。性善説をもって情報を公開し、クリエーションラインで働く全メンバ ーが同様に同じ情報を得ることができます。 私たちは、透明性の⽅向性について、時々間違いを犯すことが あることを受け⼊れます。透明性を維持するためSlackチャンネル作成時は、パブリックチャンネルで作成す ることを標準としましょう。 Zatsudan(雑談) スペースとノイズは、チームがチームワークの魔術を引き起こす機会を作るための重要な要素です。会話が 関係を作り、関係が新しい価値を創りだします。チーム間のコラボレーションを⽣み出すために、週に⼀回 のWeekly朝会で30分間の雑談を⾏います。
  2. チームワークの7つの段階 (参照元︓ワークコラボレーション・レビュー http://www.scholar.co.jp/workcollaboration/level/ Know each other Level 1 知っている Share

    casual conversations Level 2 話をする Understand one another Level 3 理解する Share common goal Level 4 共通のものをもつ Consult across domain Level 5 相談する Deal with conflict Level 6 協⼒する Create new value Level 7 新しい価値を共に⽣みだす 雑談
  3. 社内アンケート結果 • 他チームとの交流ができるので続けたいです。普段会話しやすくなるので。 • 他のチームの⼈のことを知れる機会になった。 • 新しい考え⽅、趣味の開拓など⾃分の知らない分野に興味が持てるようになった。 • 雑談で得たつながりが、仕事でのつながりになった。 •

    仕事上、接点がない⼈と会話出来るようになった。 • 他のチームと話す機会ができて、話しやすくなった⼈も増えた • 業務でなかなか関われない⼈と会話が出来るので、雑談した⼈に話しかけやすくなった • 業務であまり関わりのない⽅とも話す機会があるので、全体的に⾝近に感じられるようになった。 • 「**検討ミーティング」というよりも「**ザッソウ」というと最初は雑談から始まり、フラット な感じで⾊んな⼈から⾊んな意⾒が出ることが多い気がする。 • 普段話せない⼈と何気ない会話をするチャンスを与えてくれたと思います。ただ⼈によっては雑談は 雑談、と割り切る⽅もいらっしゃるようなので業務の延⻑線上になるんだという意識がすり込めれば 尚良いのかなと思いました。 • 「コミュニケーションを重要視している」という安⽥さんのメッセージが形になっているので、他の 業務でもコミュニケーション(⼀⾒無駄話に⾒えるかもしれないことでも)を取りやすくなった。 • ⼊社が浅い⾃分を快く受け⼊れてくれて、スベっても⼤丈夫な環境を提供してくれたおかげで勇気が もらえました。よかったと思います。
  4. 社内アンケート結果 • 他チームとの交流ができるので続けたいです。普段会話しやすくなるので。 • 他のチームの⼈のことを知れる機会になった。 • 新しい考え⽅、趣味の開拓など⾃分の知らない分野に興味が持てるようになった。 • 雑談で得たつながりが、仕事でのつながりになった。 •

    仕事上、接点がない⼈と会話出来るようになった。 • 他のチームと話す機会ができて、話しやすくなった⼈も増えた • 業務でなかなか関われない⼈と会話が出来るので、雑談した⼈に話しかけやすくなった • 業務であまり関わりのない⽅とも話す機会があるので、全体的に⾝近に感じられるようになった。 • 「**検討ミーティング」というよりも「**ザッソウ」というと最初は雑談から始まり、フラット な感じで⾊んな⼈から⾊んな意⾒が出ることが多い気がする。 • 普段話せない⼈と何気ない会話をするチャンスを与えてくれたと思います。ただ⼈によっては雑談は 雑談、と割り切る⽅もいらっしゃるようなので業務の延⻑線上になるんだという意識がすり込めれば 尚良いのかなと思いました。 • 「コミュニケーションを重要視している」という安⽥さんのメッセージが形になっているので、他の 業務でもコミュニケーション(⼀⾒無駄話に⾒えるかもしれないことでも)を取りやすくなった。 • ⼊社が浅い⾃分を快く受け⼊れてくれて、スベっても⼤丈夫な環境を提供してくれたおかげで勇気が もらえました。よかったと思います。
  5. Business platform Team 事業開発 人 事 情 報 シ ス

    テ ム / 総 務 経 理 法 務 コーポレートプランニング スペシャリスト プ ロ ジ ェ ク ト サ ポ | ト ODT - 組織開発(いきいき) 人財育成事業(アジャイル道場) トレーニング事業(社内、社外) オーダーマネジメント コーチング/メンタリング Edit R&Dセンター 製品サポート・カスタマーサ クセス サービスデリバリ プリセールス セールス エンジニアリング マーケティング プロジェクト 支援 SRE DOSS 現在の組織図 今⽇はここの話がメイン
  6. 2021年4~6⽉ OKR 「お互いを知る」 全員でライフチャートを共有 振り返りコメント • ライフチャート共有はとても良い感じだった • ライフチャート、驚きと発⾒の嵐︕すごいなって思った。楽しかった︕ •

    みんなのプライベートが知れて新鮮だった︕ • ライフチャートでみんなでお互いを知ることができて良かった︕ • メンバーのことを良く知れた
  7. 2021年7~9⽉ OKR 「お互いの業務を知る」 全サブチームの業務をVSMで可視化 (7⽉末時点の進捗率 27.2% 33/121) 経理VSM ⼈事VSM 振り返りコメント

    • 効率化をしたい気持ちがあるので、これを元に検討できたら嬉しいです • まだ⾒えるかできていない業務も、⾒える化するのが楽しみです • 業務の全体的な流れを把握できると仕事するときも、困ったときに誰に聞いて・何を 参照すればいいのかわかりやすくて良いと思いました︕ • 可視化して業務の流れが更に理解できた • 全ての業務を⾒える化したときに、効率化したり、作業のお⼿伝いをできるようにな ればいいなと思います
  8. ・新しい働き⽅(=リモートワーク)と⽂化の浸透の両⽴は難しいと考えるが、どのように進めてい るのか︖この両⽴をやろうと思ったきっかけはどんなことがあったのか︖ まだ私たちもそれを両⽴する⽅法を模索中です。リモートワークでも⼀体感をもてるように、以下 のような取り組みをしています。 ・各チームで1on1(週1or 隔週) ・週3⽇以上勤務の全メンバーと対話(2021年7⽉時点対象者約160名) ・ボードメンバーとワイガヤ(中期事業⽬標など) ・オンボーディングガイドブックの整備 ・メンターメンティー制度

    ・社内交流を促進するためのコミュニケーション費⽤補助 ・リモートワーク補助費 両⽴することができれば、世界中のどこからでもメンバーを募ることが可能になる。 もっと⾊々なことに挑戦することが可能になる。 と思ったことが、そのモチベーションでした。 既にリモートワークになってから⼊社した⽅が37%程度になってきました。 現時点では良い⽂化の維持は継続できているように感じています。