Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

【ARI】品質よもやま話_#11(未来の自分の救う)

 【ARI】品質よもやま話_#11(未来の自分の救う)

ARアドバンストテクノロジ株式会社(ARI)で毎月行っている全社朝会(通称”LOVE会”)での、全社員に向けたスピーチ資料です(社内向けスライドは割愛しています)

第11回目は、学び続けることのメリットについてお話しました。

ARアドバンストテクノロジ株式会社(ARI)
https://ari-jp.com/

657ac87f75c375156e5f79cdadebed4d?s=128

中野康雄(ARI)
PRO

August 24, 2021
Tweet

Transcript

  1. 品質よもやま話 #11:未来の自分を救う LOVE会スピーチ 2020年1月16日 中野康雄

  2. 今週のお話

  3. ある知り合いの 若い頃の話

  4. 彼の新卒最初の仕事は アプリケーションの保守

  5. 時代は90年代後半 クラサバ全盛 Java/Webがようやく 使われだした走りの時代

  6. 彼が使っていた言語は

  7. Developer/2000という Oracleの4GL言語

  8. 画面イベントを PL/SQLで書くという なかなかのマニアックさ #アプリエンジニア以外の方すみません

  9. いつの間にか 市場から消えていた・・・

  10. すみません Developer/2000は 忘れてください

  11. そこで丸2年間

  12. 画面と帳票の 不具合修正や追加改修に 明け暮れていた

  13. そのPJに 1歳上の先輩がいた

  14. その先輩は超体育会系& 成長意欲の高い人で 彼はかわいがってもらっていたらしい

  15. 「俺は最速でMCSEを取る」 「お前も取れ」

  16. その先輩には 以下の3つの答えしか 許されていなかった

  17. 「はい」 「YES」 「よろこんで」

  18. 「はい、わかりました!」

  19. MCSEとは マイクロソフトの 認定資格を 6個とると 得られる称号

  20. なんかよくわからないけど 1年ぐらいかけて なんとか6個揃えた (1個多い)

  21. 「先輩、MCSE取れました!」

  22. 「ようやくか。遅いな」

  23. 「よくがんばったな、とかないんか・・・」

  24. 「俺はOracleMaster 勉強中や」 「お前も取れ」 ※当時は商用オープンシステムで使うDBといえばほぼOracleだった

  25. 答えはもちろん

  26. 「はい、よろこんで」

  27. ちなみに調べてみたら

  28. 結構たいへん・・・

  29. 「俺は3ヶ月でPlatinumまで取るから お前は半年ぐらいでいけるよな?」 「・・・・はい」

  30. その現場の卒業間近で なんとか取得できた

  31. 「先輩、Platinum取れました!」 「そうか、遅かったな」

  32. 「まぁ期待通りやな・・・」

  33. 「先輩、ちなみにこれ 今後役にたつんでしょうか?」

  34. 開口一番 先輩が言った言葉は

  35. 「そんなもんしるか」

  36. 「資格ごとき武士のたしなみやと思え」

  37. なんやと・・・ 土日もがんばったのに・・・

  38. 俺の新婚生活を返せ・・・

  39. そんなこんなで次の現場へ

  40. そこはこれまでとはうって変わって ITコンサルティング案件

  41. 大手製造業での IT全面スクラッチ刷新の 全体構想立案

  42. 自分のミッションは このPJにおける システム開発標準プロセスの策定

  43. 「私、画面と帳票の保守しか したことないんですけど・・・」 #しかもDeveloper/2000やし(言いたいだけ)

  44. 社内の先輩に頼み 他のPJのフォーマット かき集めたり

  45. 方法論の本などを むさぼったが

  46. リーダーのお眼鏡に かなう成果物は 出せなかった

  47. 若干そりがあわない部分もあり

  48. 風当たりもきつくなる

  49. 精神的にきつい時期が しばらく続いた

  50. そんなとき他のPMが 声をかけてくれた

  51. 「うちのPJでDBAさがしているんだけど 君はOracleMasterもってるんだよね?」 #DBAとはデータベース管理者(DBAdministrator)

  52. 「!!!」 「はい!持ってます!」

  53. 「だったらうちのPJに来る?」

  54. そのPMは今のリーダーに掛け合ってくれて PJを異動することになった

  55. 実は声をかけてくれたPMのPJに 彼の新卒同期がいて

  56. 別のPJで疲弊してる奴がいるから うちで使えませんかね?と 声をかけてくれていたらしい #同期大事

  57. 新しいPJでは上司や仲間にも恵まれ プロジェクトは成功 個人としても DBAとして物理から論理まで ゼロベースでの DB設計構築を経験できた

  58. そのPJから一つづつ SEやITコンサルとしての経験が重なり

  59. 今では渋谷のあるIT企業で じゃない方として がんばってるそうです

  60. ということで 何が言いたいのか

  61. 最近キャリアに悩む 若手の声を聞く

  62. 自分はこの道でいいのか? もっと向いていることがあるのでは?

  63. これは私から言わせれば 健全な悩みで大いに結構

  64. むしろ悩まないほうがおかしい

  65. 以下、私なりの見解

  66. これをやらずに死んだら 一生後悔するという 明確なやりたいことが無い限り

  67. 最初は誰かの小さな期待に 答えることから重ねてはどうか?

  68. その期待に答えることが 自分のキャリアにどれだけ貢献するか? そんなことは誰にもわからない

  69. ただ何をやるかに悩む時間は 正直もったいない

  70. もちろん 自己分析も踏まえた 戦略的なキャリア設計 はとっても大切

  71. ただ敢えて極論すると

  72. 人生としての幸せな成功 という観点でみれば

  73. 何をやったかよりも 本気で努力したことがあるかないか の違いの方が大きいと 感じている

  74. 何かのきっかけに勝手に意義を見出し のっかってみるのがお勧め

  75. やらなければならないことを がんばることは 実は本気の努力じゃない気がする

  76. 本当の努力とは やらなくてもいいことを 報われる保証がないのにやること

  77. 今日の努力は いつ報われるかわからない

  78. 今すぐには成果は 出ないかもしれない

  79. でもその姿を 陰ながら見てくれている人が あなたの周りにはきっといる

  80. その努力が 未来の自分の窮地を救ってくれる そう信じてがんばってほしい

  81. 時には馬鹿になって がむしゃらに何かに打ち込んでみるのも 悪くないと思う

  82. 特にその努力の対象にアテがないなら 「資格」でいいと思うし 何より本業を全力で取り組むなら もちろんそれも良し

  83. そしてその真の努力をした経験は

  84. 人の上に立った時にこそ 役に立つ

  85. 苦労しても報われない経験がある人は そんな人の心にも寄り添うことができる

  86. 優しく、時に厳しく 人を勇気づけることができる

  87. リーダーの皆さんには 是非若手たちに そんな影響を与えてあげてほしい

  88. ARIは本気で努力したい人にとっても 今はゆっくり波を待ちたい人にとっても 優しい会社でありたい

  89. その努力が 未来の自分の窮地を救ってくれる そう信じてがんばってほしい

  90. 私もその一助になれるように 努力を続けたいと思う

  91. 早く行きたいなら、一人で行け 遠くまでいきたいなら、みんなで行け by アフリカのことわざ

  92. 品質よもやま話 #11:未来の自分を救う <完> LOVE会スピーチ 2020年1月16日 中野康雄 今日の感想など 遠慮なく気軽に ChatWorkもらえたら うれしいです