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【ARI】品質よもやま話_#18(ARIのDNA)

 【ARI】品質よもやま話_#18(ARIのDNA)

ARアドバンストテクノロジ株式会社(ARI)で毎月行っている全社朝会(通称”LOVE会”)での、全社員に向けたスピーチ資料です(社内向けスライドは割愛しています)

第18回目は、当社の成長を支えた考え方についてお話しました。

ARアドバンストテクノロジ株式会社(ARI)
https://ari-jp.com/

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中野康雄(ARI)
PRO

August 24, 2021
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Transcript

  1. 品質よもやま話 #18:ARIのDNA LOVE会スピーチ 2020年11月19日 中野康雄

  2. 突然ですが 百獣の王こと武井壮さんの 『大人の育て方』という動画が好きで たまに見ています

  3. 彼の人生と成功哲学を話されている 30分ほどの動画です

  4. ご存じの方も多いかと思いますが 彼は日の目を見るまで 長く苦労されていたみたいです

  5. スポーツでプロとして生きていくことの難しさ お金を稼ぐとはどういうことなのか? など色々と勉強になります

  6. 自分の子供がいたら インドに行かせるという話が出てきます。 英語と数学、ITという武器が 手に入るというのです。

  7. そしてスポーツは クリケットをさせたいそうです

  8. その理由として クリケットのプロ選手の年棒の話になります 最高年棒 27億円(動画撮影当時) だそうです 日本のプロ野球選手の比ではないですね

  9. なぜか?

  10. それはクリケットが 世界で2番目に競技人口が多いスポーツ だからです

  11. インド人は12億います もっと多いかもしれません その国の国技なんですよね

  12. 日本の10倍です 日本のプロ野球とは マーケットの規模が違うのです

  13. そこから その商品の価値はクオリティではなく どれだけの人を喜ばせたかどうかだ という話になります

  14. スポーツマン/アスリートとしての完成度と プロとしての経済的成功は 全く別物であることに気づいたそうです

  15. そして、そこから 人を喜ばせることができるようになりたい ということで 芸能の道を志した という話に繋がっていきます

  16. アスリートとしての 完成度や美学にこだわりすぎることが 経済的な成功に直結するわけではない

  17. 残酷な現実を真正面から捉えることは キャリアの考え方として参考になると同時に 事業経営を考える意味でも 色々とヒントを教えてくれます

  18. 最近社外の経営に近い人にARIを紹介すると 10年で400人、70億の会社になったことを 褒めてくれることが多いです

  19. まだ大手SIerとの協業も多いとか、 足りていないところが沢山あると 若干自虐的になっているのは自分達だけで そんな話は外部の方ほど気にしていません (どの会社も内情はみんな・・・)

  20. それ以上に、 なぜそんなに組織として成長できたのか? というシンプルな理由に 敬意と関心をもって質問してくれます

  21. 社長の経営の手腕だとか 東西の営業チームの力がすごいとか 早くから採用に力をいれたからとか みんな実直な人が多いとか 色々理由はあるでしょう どれも正解だと思います

  22. ただある方の評価は違う視点でした それは…

  23. 「10年前、まだ未知数だった クラウドという市場を選んだから」

  24. なるほどと思いました。 自分のことほど 客観的に見れないと言いますが まさにそう思いました

  25. キャリアが古い方はご存じだと思いますが 2010年代前半は クラウドはまだおもちゃだと思われていました

  26. AWSの東京リージョンの開設が2011年です。 クラウドはエンタープライズのど真ん中で使える かどうかはわからない そんな風潮でした

  27. また古くからいる方はご存じだと思いますが 実はARIもクラウドの仕事ばかりでは ありませんでした 創業当時はオンプレの仕事の方が 当然多かったでしょう

  28. でもずっと「クラウド」と言い続けてきました

  29. そして高林さんや井出さん、 そして今の幹部陣が仲間として加わるたびに 背伸びで言ってきたことが 少しづつ具現化出来るようになりました 時に失敗もしながら、 結果として会社は成長していきました

  30. これは社長の先見の明や 多くの方の努力の成果と言えるでしょう

  31. この「クラウド」という 看板を掲げていたおかげで 会社全体の価値は 実力以上に引き上げてもらったと 思っています

  32. おかげで優秀な人たちも 集まってきてくれました 初めてのお客様にも 比較的スムーズに 話を聞いてもらうことができました

  33. この当時の「クラウド」という価値は 一体なんだったのでしょうか?

  34. それは 「インパクトの大きいちょっと先の新しさ」 という価値だったと思います。

  35. SFDCやAWSをはじめとする クラウドベンダーの進化と普及のスピードは 多くの予想以上でした

  36. オンプレ技術の 熟練のエンジニアの方々と同様に、 1年生でもいいからAWSを 触れるエンジニアが欲しい というニーズが出てきました

  37. SEとしての地力が優秀であるということと 市場で求められること(つまり単価)は 必ずしも相関しませんでした

  38. クリケット選手の最高年棒の選手と 日本のプロ野球選手の間で 運動選手として完成度に それほど大きな差があったとは思えません

  39. 技術者としての完成度と 市場価値は必ずしも比例しないのです

  40. 事業ドメインをクラウドに選んだことだけが ARIをこのステージまで運んできてくれた というわけではないですが 1つの重要な要因であったという見方が 多くの気付きを与えてくれると思います

  41. 「インパクトの大きいちょっと先の新しさ」 を信じることが 我々の成長の源泉であったとすれば それは今の我々に 何を示してくれるのでしょうか?

  42. これからARIは第二次創業期とも言える 変革を迎えようとしていると思っています

  43. 「クラウド」という看板で培ったものを 前向きに再統合し これまでやってきた点と点をつなぎ 新たなストーリーを紡ぎなおすタイミングに きていると思っています

  44. クラウドはシステム開発における 「選択肢の1つ」から もはや「前提」になりました

  45. 「クラウド」の次に我々がコミットすべき 「インパクトの大きなちょっと先の未来」とは いったい何なのでしょうか?

  46. ビックデータ? AI? xR? ブロックチェーン? 量子コンピューティング? それ以外? これから是非皆さんと ディスカッションをしていきたいと思います

  47. 誤解があるといけないのですが、 技術は何でもカンでも新しければそれでよい とか 短期的に売れる技術だけやればよい とか 地道に基礎スキルを積むことが無意味 とか 今あるビジネスを捨て何かに全ハリする ということを言っているわけではありません!

  48. ビジネスは継続性が最も重要であり 常にゾーンディフェンスです それぞれに大事な持ち場があることは 言うまでもありません

  49. ただ実力を実力以上に見せてくれる レバレッジ(掛け算)の要素は 絶対に忘れてはなりません

  50. クラウドへの強みは もはやスポーツにおける「体幹力」と 言ってもよいでしょう

  51. ベースとなる体幹は引き続き鍛えつつ より可能性の広がる 新しい競技への挑戦に備えよう というのが私の提案です

  52. そして

  53. 「インパクトの大きいちょっと先の新しさ」を 信じることが我々ARIのDNAであるならば 新しい技術への興味と関心は 我々の生命線であるはずです

  54. 新しい技術を勉強すべきなのは 何も若手だけではありません むしろ我々幹部陣の方が その重要性は高いと言えるでしょう

  55. 技術幹部陣への期待は 今の部下のメンバーの適正を踏まえ どのドメインが最も価値にレバレッジを 掛けられるのか?を考えて頂くことです

  56. 一方で若手陣は 世間の動向をウォッチし 貪欲に自らの市場価値を高める努力を してください

  57. 自分は今46歳ですが 50の手習いとはよく言ったものです

  58. 実は今 2年前にとったAWSの資格が 年末で失効するため こっそり更新の勉強中です #新卒達には負けてられません

  59. きっかけは 資格でも、案件でも、単に面白そうでも 何でもいいと思います

  60. オンラインを活用して多くの人と出会い 新しいことに興味を持って頂きたい

  61. ネットには有益なリソースが溢れています とにかく触れて、手を動かしてみましょう

  62. そしてそれをアウトプットして シェアしてみましょう きっと理解が深まるはずです

  63. 是非共に学びましょう! 顧客の問題解決と社員の幸せを創造し 社会の未来発展に貢献する方法は それしかないと信じています

  64. 早く行きたいなら、一人で行け 遠くまでいきたいなら、みんなで行け by アフリカのことわざ

  65. 品質よもやま話 #18:ARIのDNA LOVE会スピーチ 2020年11月19日 中野康雄 今日の感想など 遠慮なく気軽に ChatWorkもらえたら うれしいです