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オンラインでもできる!エンジニアの研修・イベント・コミュニティ育成

あやなる
February 19, 2021

 オンラインでもできる!エンジニアの研修・イベント・コミュニティ育成

あやなる

February 19, 2021
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  1. 5 楽天のサービスと企業⽂化 メンバーシップを軸とした楽天エコシステム ◆世界30カ国/地域に広がるビジネス ◆70以上のサービス展開 ◆世界約14億のユーザーが利⽤ ⇒ グローバルテクノロジー統括部は、 全サービスのプラットフォームを統括する部署。 部署の社員は800名程。

    部署のプロダクトの利⽤者は4000名程。 多様でオープンな企業⽂化 ◆社員の出⾝国/地域数70超 ◆Tech社員の約60%が外国籍 ◆2012年〜社内公⽤語英語化 ⇒ 会議もイベントも基本英語で⾏われる。 ⾔葉だけでなく、異⽂化の違いも考慮が必要。 https://corp.rakuten.co.jp/about/ https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/employees/diversity/ 2/18
  2. 6 コロナ以前の私のお仕事 ⼈事: エンジニア向け研修企画運営 ◆語学研修 (英会話、TOEIC、⽇本語) ◆新⼈研修 (スクラム) ◆異⽂化研修 (コミュニケーション、マネジメント)

    ◆技術研修 (クラウド、CI/CD、セキュリティなど) 技術研修は、現場のエンジニアに協⼒してもらいな がら内製でも開発︕ 楽天テクノロジーカンファレンス運営 ◆海外⽀社含む10ヶ所同時開催 ◆2000⼈以上の参加者 ◆150⼈以上のスタッフ エンジニアと⼀緒にイベントを作り上げた︕ https://tech.rakuten.co.jp/photos/ 2/18
  3. 7 コロナ到来時の私の状況 2⽉ 在宅勤務開始 部署異動を控えていた⽮先に在宅勤務に。 ↓ 3⽉ 部署異動 研修やイベントの企画運営等に取り組む予定 だったが、⼈が集まることができなくなった。

    チームメンバーにも会えない。 どん底… ↓ 4⽉ 活動開始 リモートワークの継続を想定し、 オンラインでの企画運営を始める。 https://unsplash.com/
  4. 8 コロナ以降の私の活動 “エンジニアの学びの場づくり” 1) ⾃部署エンジニア⼈材育成 2) 社内ユーザーコミュニティ育成 3) 社内エンジニアコミュニティ育成 4)

    社外アジャイルコミュニティ育成 研修情報の集約や新規研修の企画運営。 ⾃部署のプロダクトのPRイベントの開催、 ユーザーサポートの仕組みづくり。 全社エンジニア向けに幅広いトピックで ミートアップを開催。 Agile Tech EXPO(あじゃてく)の⽴ち上げなど。 https://unsplash.com/
  5. 9 1) ⾃部署エンジニア⼈材育成 社内で提供されている研修情報を集約 ◆各部署が提供の online courseの⼀覧 ◆スキルの⾼いエンジニアの推し ニーズに応じた新しい研修 ◆中途⼊社向け研修

    ◆⾃部署プロダクトの研修⇒録画共有 ◆他社を招いてのワークショップ ◆クラウドアカウント管理担当情報交換会 ⾃分のチーム向けには︓ ◆Coffee Talk (雑談時間) ◆Study Session https://unsplash.com/ ※詳細はあやなるのnoteに掲載
  6. 10 2) 社内ユーザーコミュニティ育成 ⾃部署のプロダクトのユーザーコミュニティ 2020年12⽉〜ミートアップを開催 ◆100名以上の参加者 x 3回 ◆エンジニアによるプレゼンとデモ ◆質疑応答

    ユーザーコミュニケーションの促進 ◆ユーザー同⼠のコミュニケーションプラット フォーム導⼊を検討中 チーム全体では︓ ◆マニュアルの整備 ◆24x7トラブル対応のフロー構築 ◆新規ユーザーへの導⼊サポート など https://unsplash.com/
  7. 11 3) 社内エンジニアコミュニティ育成 Rakuten Developer Meetup 2020年4⽉ 完全オンラインで始動 業務後や昼休みに毎⽉開催し、2020年12⽉までに全15回開催 様々なトピック(右図参照)で実施

    社内外からスピーカーを発掘 講義形式、事例共有LT形式、座談会形式など 10名程で⼩さく始まったが、 徐々に参加者が増えて現在は100名前後に。 ※詳細はあやなるのnoteに掲載
  8. 12 4) 社外アジャイルコミュニティ育成 開催⽉ イベント名 構成 参加者(推定) 使⽤ツール 2020年04⽉ Agile

    Japan EXPO 2時間半 1講演, 5LT 200 Remo 2020年10⽉ Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 0 - 終⽇ 3講演, 10+LT 600 Zoom, Discord 2020年11⽉ Agile Japan 2020 2⽇間2トラック 32講演 500 EventHub 2021年01⽉ Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 1 - 終⽇2トラック 12講演, 10+LT 500 Zoom, Discord 2020年4⽉に、まずは初のオンラインイベントを⼩さく開催 その後、5⼈の仲間と Agile Tech EXPO(あじゃてく)を⽴ち上げた。
  9. 14 1) 場所の広がり 運営者は、 物理的な場所の予約が不要になった︕ ⼩規模開催であれば1〜2週間で準備可能 準備事項が減り開催数が増加 参加者は、 どこからでもリラックスして 最前列で参加できるようになった︕

    家で飲⾷しながら部屋着で参加する⼈が増加 家事や育児の途中の“ながら参加者”も急増 気になるところだけ参加でき、出⼊りも⾃由に https://unsplash.com/
  10. 15 2) 参加者と登壇者の広がり 参加者と登壇者が ⽇本中、世界中から集まるようになった︕ 例︓ •社内イベントでインドやヨーロッパからの参加者 が増加 •社内イベントでロシアのEC企業のエンジニアが 登壇

    •コミュニティイベントでは北海道から沖縄まで、 ⽇本中から参加者が増加 •あじゃてくにはアメリカからも登壇 このような例をたくさん聞けるようになった︕ https://unsplash.com/
  11. 20 TIPS 1 愛⽤しているツールたち ◆講演: Zoom ◆コミュニケーション: Discord ◆質問回収: Slido

    ◆感想共有、意⾒交換: Miro ◆動画配信 : YouTube / Microsoft Stream Zoomは特に慣れている⼈が多く、使いやすい。 ただし、2トラックになるとリンク迷⼦になるの で要注意。 最近は参加者もオンラインに慣れている⽅が 圧倒的に増えた︕ https://www.sli.do/features-questions
  12. 21 TIPS 2 当⽇の運営分担 事前準備 ◆ZoomやDiscordの環境準備・案内 ◆タイムスケジュールと全員の役割の⼀覧 ◆休憩時間の確保 ◆運営チーム連絡⼿段の把握 当⽇の役割(※⼩規模開催時は1⼈複数役)

    ◆司会 ◆ Zoomホスト ◆ Discord等テキストチャットの対応 ◆ SNS対応 ◆問い合わせ対応 ◆(質問部屋や部屋の分割があるなら) 各部屋にファシリテーター https://unsplash.com/
  13. 25 STEP 2 ⼩規模開催 最初は⼩さく始めよう。 具体的には ◆20名以下の参加者 ◆1,2名の登壇者 ◆2時間位のイベント ◆1ヶ⽉くらいの準備期間

    これだと運営2⼈で開催しても無理がない。 まずはやってみれそうな規模から始めよう。 https://unsplash.com/
  14. 27 STEP 4 ゲリラ相談 たくさんの⼈と個別に話をしよう。 1on1 のヒアリングがオススメ。 本⾳が聞けるし、深い話ができて良い。 ◆参加者 ◆登壇者

    ◆協賛企業担当者 ◆運営経験者 ⾊んな視点からの意⾒が聞けて視野が広がる。 相談すると親⾝になってくれ、⽀援者が増える。 https://unsplash.com/