Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DXに順応する組織の本質と人材育成
Search
あやなる
November 18, 2020
Education
0
970
DXに順応する組織の本質と人材育成
20201118 Agile Japan
https://2020.agilejapan.jp/session.html#session-14
あやなる
November 18, 2020
Tweet
Share
More Decks by あやなる
See All by あやなる
未来を語り合うふりかえり
ayanaru512
0
1k
外国籍のエンジニアと働く心構え
ayanaru512
0
170
アジャイルの基本から学ぶ現場の巻き込み方
ayanaru512
0
860
人事によるふりかえり活用事例『アジャイルな研修開発と人を巻き込むパターン』より
ayanaru512
0
2.4k
オンラインでもできる!エンジニアの研修・イベント・コミュニティ育成
ayanaru512
1
2k
楽天の多国籍部署における異文化研修と人材育成
ayanaru512
0
390
アジャイルな研修開発と人を巻き込むパターン
ayanaru512
2
1.8k
VUCA時代を生き抜く人材育成と異文化マネジメント
ayanaru512
0
620
リモートワーク中に部署異動したけど、メンバーとめっちゃ仲良くなれた話
ayanaru512
0
640
Other Decks in Education
See All in Education
オープンソース防災教育ARアプリの開発と地域防災での活用
nro2daisuke
0
150
Qualtricsで相互作用実験する「SMARTRIQS」入門編
kscscr
0
300
RSJ2024学術ランチョンセミナー「若手・中堅による国際化リーダーシップに向けて」資料 (河原塚)
haraduka
0
210
(2024) Couper un gâteau... sans connaître le nombre de convives
mansuy
2
120
MLH Hackcon: Keynote (2024)
theycallmeswift
0
180
Canva
matleenalaakso
0
400
Padlet opetuksessa
matleenalaakso
4
12k
SQL初級中級_トレーニング【株式会社ニジボックス】
nbkouhou
0
17k
PSYC-560 R and R Studio Setup
jdbedics
0
510
XML and Related Technologies - Lecture 7 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
2.5k
小学生にスクラムを試してみた件~中学受検までの100週間の舞台裏~
ukky86
0
320
世界のオープンソースロボットたち #1
shiba_8ro
0
130
Featured
See All Featured
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Designing for Performance
lara
604
68k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
404
65k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
Faster Mobile Websites
deanohume
304
30k
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.4k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
250
21k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
8.9k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.2k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
180
21k
Transcript
DXに順応する組織の本質と⼈材育成 Nov 18th, 2020 Ayana Chandler CTO Office, Global Technology
Supervisory Department Rakuten, Inc.
2 ⾃⼰紹介 研修を作ったり、ミートアップを開いたり。 エンジニアの成⻑を⼿助けしたい⼈。 現在は、⾃部署の社員育成と ⾃部署のプロダクトのユーザーサポートを担当。 (研修、広報、コミュニティ運営など) 企画運営した研修歴 n 語学研修︓TOEIC対策、英会話、⽇本語研修
n 新⼈研修︓新卒向けスクラム n 異⽂化研修︓マネジメント、コミュニケーション n 技術研修︓クラウド、セキュリティー、アジャイルなど 楽天最⼤の技術カンファレンスのリードーオーガナイザーも やってました。 チャンドラー彩奈 あやなる (twitter@rtechconf_ayana) Agile Japan 実⾏委員 Agile Tech EXPO オーガナイザー
3 楽天Tech Divisionの社員構成 ▪多国籍チーム ▪英語が公⽤語 Tech Division 外国籍の割合 海外拠点数 約60%
世界7か国 10地域 コロナ以前から ▪リモート会議 ▪リモートマネジメント
4 Agile DX HR Diversity Global https://unsplash.com/
5 楽天とアジャイル ▪半数以上が外国籍のため、当 たり前にアジャイルなエンジニ アが⽇本⼈だけの企業より多い ▪ 10年以上前にアジャイル開発 を本格的に導⼊し、アジャイル コーチの採⽤やアジャイル研修 の実施に取り組む
▪元から社⾵がアジャイル https://unsplash.com/
6 楽天主義: 成功のコンセプト https://corp.rakuten.co.jp/about/philosophy/principle/ https://unsplash.com/ ▪常に改善、常に前進 ▪ Professionalismの徹底 ▪仮説→実⾏→検証→仕組化 ▪顧客満⾜の最⼤化
▪スピード!!スピード!!スピード!!
7 例1 部署A アジャイルが完全に浸透。 全チームが同じ概念を持てるように、 同じアジャイルの本を読み、 同じアジャイルの研修を受講。 全チームスクラムで開発。 ペアプロやモブプロ、 新しい⼿法を次々と積極的に導⼊。
社外カンファレンスにも積極的に参加 事例紹介で登壇するメンバーも多い。 https://unsplash.com/
8 例2 部署B アジャイルとTPS(トヨタ⽣産⽅式)を 組み合わせ、⽣産性を改善。 リグレッションテストの導⼊で テストを完全⾃動化。 細かくリリース。 ベストプラクティスは別チームにも展開。 https://unsplash.com/
⼈事や組織が できること https://unsplash.com/ アジャイルの取り⼊れ⽅は 現場によって様々 https://unsplash.com/
10 例3 部署C ビジネス側からの新機能要望や 開発チームがやりたいシステム改善は 2週間スプリントでスクラム開発。 しかし、⼤きいプロジェクトは昔と同じ。 四半期ごとにリリース。 ビジネス側と前年度にスケジュール確定。 要件定義とリリース判定は役員承認。
https://unsplash.com/
11 例4 部署D アジャイルの経験が浅いメンバーも多く、 取り⼊れられることから少しずつ導⼊。 やり⽅は各チームで決める。 カンバンで管理しているチームが多い。 ミーティングの持ち⽅もチームごと。 https://unsplash.com/
各チームに合った⽅法を ⾃分たちで考えて取り⼊れている https://unsplash.com/
https://unsplash.com/ では、組織を動かす⽴場や ⼈事ができることは︖
14 確かなビジョンと多様性の尊重 組織の⽅針 A B C D 組織の⽅針 C D
A B どのチームも同じように、 同時に変えられるのが理想︖ ⼈事のサポート ⼈事のサポート 同じ⽅針/ビジョンのもとに 多様性があってもいいのでは︖ 部 署 部 署
多様性を尊重した研修提供 トレーニング 本・Eラーニング ミートアップ カンファレンス https://unsplash.com/ レベルやトピックも幅広く、 様々な種類の学びの場を提供する 社員は必修で受けさせられるのではなく 必要とするものを選択する
内製する場合は、ノウハウだけでなく、 ベストプラクティスを多く盛り込む
16 ⼈事が現場に近づく ヒアリング 現場のニーズを吸い上げる n どんな研修が必要︖ n メンバーに求めるスキルは︖ n 解決したい問題は︖
n 困ってることなんでも話して︕ 1対1だと、いろんな⽴場や視点で、 それぞれの状況や考えが⾒えてくる https://unsplash.com/
例)コーチング https://unsplash.com/ ヒアリングをして、 特別な研修が必要だとわかったら、 チーム別に特別な研修を企画する アジャイルコーチを招いて プロにコーチングしてもらうことも
18 DXそのものも迅速に柔軟に アジャイル n ⼩さく始める n 素早くフィードバック n 繰り返し改善 アジャイルのマインドが、
組織変⾰にも役⽴つ https://unsplash.com/
19 まとめ DXもアジャイルに進めていこう︕ 経営者︓ビジョンを⽰し多様性を尊重する ⼈事︓各チームに寄り添い、サポートする 各チーム︓⾃分たちで考え、 ⾃分たちにあうアジャイルを⾒つけ、 ⾃分たちにあう⽅法でDXを進める。 全て変わるとは限らない チームにあっていれば、
変えないこともあっていい https://unsplash.com/
20 https://2020.agilejapan.jp/index.html
21
None