Cultural Capital Theory in Software Engineering

Cultural Capital Theory in Software Engineering

ソフトウェアエンジニアリングを支える組織のように職人の集まった組織には、無意識に持っている「好き嫌い」の性向がある。

これをハビトゥスという。

これは「好き嫌い」であるので、思ったまま口にすると独善的に聞こえ、幼稚な印象を与えてしまう。

このような「好き嫌い」という性向に基づいて、習慣的な行動がうまれ、それが同じような性向を持った人々を引き寄せるようになる。

この習慣的行動は、当初から合理的に説明可能なものばかりではない。
そうであるがゆえに、「当たり前」だと感じるものしか、取り入れられない。

そのため、当たり前の距離、常識の距離が遠くなればなるほど、
文化資本を組織に身につけにくい。

一方で、当たり前の距離を縮めることに成功した企業は、
徐々にエンジニアが事業部門に溶けていくことになる。
当然、衝突もあるが、融和も果たす。

これは水と油が溶け合っていく現象
「エマルション」に似ている。

ソフトウェアエンジニアが事業部門に溶けていくと、
組織のケイパビリティとソフトウェアの機能が一致し始める。
これによって、システムのコントロール(つまりは文化的な資本)を失いにくい組織になる。

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hirokidaichi

June 23, 2019
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