Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
みんながフィードバックをくれないから自分からフィードバックを貰いに行く話.pdf
Search
Jun Nakajima
November 23, 2019
Business
1
180
みんながフィードバックをくれないから自分からフィードバックを貰いに行く話.pdf
社内でやった個人的に取り組んでみた内容のLT資料です
Jun Nakajima
November 23, 2019
Tweet
Share
More Decks by Jun Nakajima
See All by Jun Nakajima
アジャイルの知見の少ないメンバーの多いチームづくりの1年半をふりかえる
jnuank
1
540
より協力的なペアプロを促すには どうするかを考える
jnuank
9
2.2k
そのプランニングに意思、乗せていますか?
jnuank
1
1.7k
スクラムを実践していた私がXPの現場に来て感じたこと
jnuank
2
820
エヴァンス本輪読会お疲れ様会を楽しむために / DDD輪読会での差分とこれから
jnuank
0
140
3つの概念で覚えるLinuxの世界
jnuank
0
21k
1週間ですら見積もれなかったからイテレーションを1日にしてみた
jnuank
0
670
正しくつくるための設計を学ぶ_最終報告
jnuank
1
140
Event Storming Big Pictureを試す
jnuank
0
820
Other Decks in Business
See All in Business
Cobe Associe: Who we are? /コンサル・市場調査・人材紹介のCobe Associe
nozomi
6
18k
東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
290
もしドラッカーがアジャイルコーチになったら / If Drucker Were an Agile Coach
fkino
2
410
kubell COMPASS Ver 1.0.0
kubell_hr
0
3.7k
株式会社Rehab for JAPAN会社概要
rehabrecruiting
4
67k
パーキング・チケット 発給設備のキャッシュレス化
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
280
SaaS開発における手戻りを減らすためのリファインメントの実践
bicstone
3
630
Company deck
tricera
0
500
会社案内資料
mkengineering
1
160
【Otegami】「月経期間のパートナーとのすれ違いを軽減する」
hinalin
0
670
サーキュレーション会社説明資料
circulation
2
18k
BrainPad_AC_202411
brainpadpr
2
9.1k
Featured
See All Featured
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.5k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
180
21k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
1.9k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Designing for Performance
lara
604
68k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
47
2.1k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
370
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
52
4.9k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
665
120k
Transcript
みんながフィードバックをくれないから 自分からフィードバックを貰いに行く話 11/19(火) #learning_lunch_lt Jun Nakajima
内的自己認識 外的自己認識
内的自己認識 外的自己認識
今回、このフィードバックを 貰いにいく話をします
そもそも自己認識とは? • 自分のことをどれだけ正しく認識出来ているかの力 • 自己認識は「仕事や人間関係のカギ」とも言える • 自己認識は「内的自己認識」「外的自己認識」の2つに分けら れる
「内的」「外的」を一緒に高めることで、初めて うまくいく • 内的自己認識は「自分が自分のことをどう思うか」 ◦ これが自己理解だと多くの人が思っている • だが社会的生活を行う人間にとって「相手が自分のことをどう 思うか」という外的自己認識も必要不可欠 •
2つの自己認識の高さには相関関係がない
リーダーの85%が、自己認識できていない • insightの著者、組織心理学者のターシャ・ユーリックの研究 では、リーダーの85%が、正しく自己認識できていないと言っ ている
という話を聞いて 自分も自己認識できてないと感じた
外的フィードバックが欲しい
半期ごとの評価フィードバックは? • それはそれで必要 • だけど評価者(大体は上司)からのフィードバックしか貰えな い ◦ 横からも、下からも欲しい • フィードバックの頻度はもっと多くていい
開発がアジャイルなんだから フィードバックもアジャイルでいいじゃない
欲しいのは、こまめなフィードバック • 評価と畏まらず、気軽なものでいい • 自分の日々の振る舞いについて、皆がどう思うかを、 気軽に聞きたい • 他者からのフィードバックは自身を映す鏡 ◦ 鏡が無かったら身嗜み整えられない
つまり、こういうこと
こういうフィードバックくれる 王様が欲しい
じゃあどうするか? • 360度評価をする? ◦ 皆のコストが掛かる ◦ 意外と本音を書いて評価してくれない ◦ 評価として数値化される為、具体性が無い時も •
本音を訊きやすくするため、飲みの席で訊く? ◦ 良いかな思ったけど、飲み好きじゃない人もいる
思いやりのある批判者から フィードバックを貰う
思いやりのある批判者とは • 相手に対して成功してもらいたいと思っており、オブラートに 包まず真実を伝えてくれる人のこと
思いやりのある批判者をどう探すか • 自分自身の仕事とか人柄をある程度知っている人 • ある程度公平な目線でアドバイスしてくれそうな人 • 出来る限り、同僚や部下など、横or下の関係の人からフィード バックを貰う ◦ 上からの評価は、それこそ評価面談で貰うため
フィードバックを貰いに行く • 1on1形式で30分〜1時間くらい • ランチ食べながらで ◦ ご飯食べながらの方が積極的に意見が出やすい • 求めているのは承認ではなく、フィードバックなので思ったこと 意見して貰うようお願いする
質問の仕方は考える • 適切な質問の最も重要な特徴は具体的であること • そして、自分がどうなりたいかという理想像があること ◦ 「リーダーとして上手くチーム運営をしたいが、それに 関する取り組みで貢献できている、もしくは足を引っ 張っているところはあるか」など
結果
None
自身へのフィードバック(一部抜粋) • G:行動+アウトプットを周りに伝えている • G:言動と行動が一致している • B:タスクの分解がまだ弱い • B:タスクを他人へ割り振る能力が弱い
やった感想 • 自分以外の視点での批判も貰えたので良い気付きとなった (自分は出来ているつもりだったので特に) • 複数人からのGoodで、「行動をしている」が挙げられたので、 評価される行動とは何か?という問いを深めるきっかけにも なった
• 課題を他人に上手く割り振ること • 感情のコントロールがある程度出来るようになること • 一人で頑張りすぎない。周りを巻き込むこと。 • 人によっては当たりがキツくなるので、そこを緩和する 今後のカイゼン点
まとめ
• 誤解を恐れずに言うと、自己認識を高めることは、自身のス テータスを知ることに繋がる • どんな武器を持っているのか ◦ 自分は剣が得意だと思ってるが、 他人から見たら槍が得意なのかもしれない • 自分がいまどこを歩いているのか
◦ 砂漠なのか、海なのか、町なのか 自己認識≒自分のステータスを知ること
自分から聞きに行くフィードバック 結構いいかも? • 自身の行動が正しいのかどうか、ずっとフィードバックが欲し かった • ある程度気楽に、相手へのコストを掛けずに自身の行動が客 観視ができそう • 可能なら定期的に実施をしていきたい
参考にしたもの • 仕事で成果を出すためには自己認 識が必要であり、その自己認識は 「内的」「外的」の2種類に分かれる ことを説いた本 • フィードバックの貰い方、思いやり のある批判者の話などを参考 insight(インサイト)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07T1HDC8J/ref=dp-kindle-redi rect?_encoding=UTF8&btkr=1
おわり Thank you! みなさんのフィードバック、お待ちしております !!