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Azure のサービスを利用して Windows Server を運用管理する / opera...

Azure のサービスを利用して Windows Server を運用管理する / operation and management of windows server by Azure service

kongou-ae

June 11, 2020
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  1. 自己紹介 松本雄介 • 三井情報株式会社 • Azure と Azure Stack Hub

    を担当 • プリセールスから保守運用までの全てのフェーズを技術支援 • Microsoft MVP for Microsoft Azure(2019/05~)
  2. 本日のセッションのゴール オンプレミスの Windows Server を Azure に接続したくなる • なるほど、こういうものなのかー •

    便利だなー • よーし、検証環境を Azure に接続してみよう • よーし、本番環境での使い方を考えよう
  3. 本日のデモ環境 Windows Server 4台を Azure に接続済み Log Analytics Monitor Security

    Center Update Management Arc for server azs-win001~004 Microsoft Monitoring Agent Azure Connected Machine Agent Dependency Agent
  4. Log Analytics ログ収集・ログ分析 as a Service • Windows だけでなく Linux

    にも対応 • エージェントがサポートする OS であれば、サーバの稼働場所は関係な し。オンプレ や AWS も OK • 専用クエリ言語 Kusto を使って、ログを効率的に検索・可視化できる
  5. Log Analytics 注意点 • ログの取り込みがリアルタイムではない • ログを受信してから取り込むまで2分から5分ほどかかる場合がある • ログの取り込み時間に対する SLA

    はなし • GB単価が高め • ¥374.08/GB。何も考えずに長期間ため込むとそれなりの費用になる • 必要に応じてデータの種類ごとに保存期間を調整
  6. Azure Monitor 監視と通知 as a Service • メトリクスとログを条件にしてアラートを発火 • メールやSMS、Webhook

    など様々な通知方法をサポート • メトリクスを可視化する Azure Monitor for xxx シリーズ • 自前のダッシュボードを作れる Workbook
  7. Azure Monitor 監視と通知 as a Service Monitor Monitor 5分間の平均CPU使用率が 90%を超えたら

    Log Analytics 運用担当に メール送信 5分間にログイン失敗が 3回あったら セキュリティ担当の Teams に Webhook
  8. Azure Monitor 注意点 • Log Analytics を使うため、障害発生から通知までの時間が長くなる CPU 90% CPU

    90% 1m 2m CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% CPU 90% 3m CPU 90% 4m CPU 90% 5m CPU 90% 6m CPU 90% 7m CPU 90% 7m CPU 90% 9m CPU 90% 10m CPU 90% 11m CPU 90% 12m CPU 90% 13m 5分間の平均CPU使用率が 90%を超えたら =アラート発火せず ログ取り込みの待機時間 5分間の平均CPU使用率が 90%を超えたら =アラート発火!!
  9. Update Management パッチ適用 as a Service • Windows と Linux

    にセキュリティパッチを自動適用 • グルーピングや適用するパッチの種類の選択、適用・除外するパッチの 選択、定期実行などの基本的な機能を有する • パッチ適用後の再起動を制御できる
  10. Security Center セキュリティ管理 as a Service • Azure リソースだけでなく OS

    内部をチェックする機能がある • OS 内部のチェック機能は、エージェントさえ動けばサーバの稼働場所 を問わない。オンプレ や AWS も OK