2019年11月28日に行われた下川町のオープンデータ勉強会における占冠村の事例紹介です
オープンデータの取り組み占冠村占冠村 企画商工課情報・庁内LAN担当 係長 佐々木
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佐々木 智猛(ささき としたけ)1977 出身:釧路町出身2012/01 占冠村役場入庁2012/01~2013/03(1年3ヶ月)総務課 税務・総務2013/04~(6年8カ月)企画商工課 企画・情報わたしについて
【企画商工課】7人企画/商工/観光/労政/広報/統計【企画】1人(嘱託さん1名)総合計画/過疎計画/山村計画/(総合戦略)/定住自立圏/移住・定住/ 空き家/ふるさと納税/地域おこし協力隊/JR/リゾート/水資源/ファイターズ/・・・【情報系】情報システム関係/IRU(光ケーブル)業務内容
総務省公表職員数(一般行政+教育(学校除く))※平成30年度4月1日現在北海道: 13,811人下川町: 110人西興部村: 44人占冠村: 48人職員数
・職員数が多い自治体はいいよ。普段の業務もあるし、オープンデータは無理!・「北海道」も「総務省」も「内閣官房」も取り組んで!って言ってくる。・「世界最先端デジタル~推進基本計画」(平成30年6月15日閣議決定)で、平成32年(2020)度までに取組率を100%に。・道の地方版総合戦略(改定版)も市町村100%・で、何すればいいの?できないよ
・とりあえずやってみよう。・まずは情報収集(勉強会等に参加)→手順がわからなかっただけだった。→受けた研修が「オープンリーダー育成研修」だった。・役場内協議→国もやる方向で動いている。やっていいですか。→ダメな理由もないし。→でも、きっと他の職員はやらない。→仕事ではあるけど、自習的にやろう。→既にあるデータを推奨データセットに入力。→毎朝30分。→1ヶ月で5個はデータをアップしよう。よくわからないけど
調べてみた・推奨データセット(フォーマット)があるものは、入力する事が決まっているので簡単っぽい・他自治体を真似してもいいみたい・独自のデータでもいいらしい(でも、なるべくなら統一されたデータの方がいいし、使いたい人にとっては活用できるし利用価値がある)・URLのリンク、PDFやEXCELの添付でもいい・要は何でもいい!
STEP1 まずは・どうやら、ホームページで宣言すればいいらしい。占冠村http://www.vill.shimukappu.lg.jp/
STEP2 つぎは・データ整備 政府CIOポータルからフォーマットを入手政府CIOポータルhttps://cio.go.jp/
STEP3 さいごに・データを公開占冠村、北海道オープンデータポータル 2つに掲載占冠村http://www.vill.shimukappu.lg.jp/北海道オープンデータポータルhttps://www.harp.lg.jp/opendata/
公開データ(2019年10月末)CSV・指定緊急避難場所・AED設置施設・公衆無線LANアクセスポイント・医療機関・保育園保育所・人口データExcel・村勢要覧(資料編)URLリンク・土砂災害警戒区域等・広報
リアクションが速い・思ったよりも活用されていて、アクセスが多いデータは避難所、AED、要覧資料、人口・何に使われているんだろう→スマホのアプリが多い(公開当日にマップに載った)左:AEDマップ©日本全国AEDマップ右:避難所ガイド1st Media Corporation
やってて良かった・議会から、避難所について一般質問(令和元年9月定例会)→観光客への避難所案内等、看板などが足りないのではないか回答→観光客が避難所を探すにはスマホ→避難所情報についてオープンデータで公開している→実際に避難所アプリで表示されているので、看板などコストをかけることは不要と考える→誰かがデータを活用してくれる
これから・まだまだ活用できるデータ公開が不足している例えば今日のルート①パターン(バス&JR)5時間 乗継考慮なし占冠村→(バス)→富良野駅→(JR)→旭川駅→(JR)→名寄駅→(バス)→下川バスターミナル②パターン(自動車)3時間30分占冠村→(道央道)→下川町※バスの情報は、ほぼない(特に自治体運営)
最後に・誰かがやることで、誰かが便利になる・やって損することはない・データさえ提供すれば誰かがやってくれる・宣言も他市町村をマネる・身近なデータを生かしたいバス時刻消防水利(水槽、消火栓)ランデブーポイント(ドクヘリ)
ご清聴ありがとうございました