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新しい価値を創る〜新たなコンセプトを持つ製品・サービスを社会に広めるには〜【SORACOM Discovery 2022】

新しい価値を創る〜新たなコンセプトを持つ製品・サービスを社会に広めるには〜【SORACOM Discovery 2022】

新たな製品・サービスが、暮らしをより便利に、豊かに変えつつあります。IoT=つなげる技術は、ここでも活用されています。本セッションでは、家庭用ロボットとの生活という新しい価値観を打ち出した「LOVOT(らぼっと)」を開発するGROOVEXの林社長と、道路交通法の改正案も可決され、いよいよ全国展開を視野に入れている電動キックボードシェアアプリ「LUUP(ループ)」を提供するLuupの岡井社長をお招きして、新しいコンセプトを持つ製品・サービスを創り、世の中に拡げていく方法を伺います。

GROOVE X株式会社 代表取締役社長 林 要
株式会社Luup 代表取締役社長兼CEO 岡井 大輝
株式会社ソラコム ディレクター/ストラテジックセールスチーム 滑川 直人

SORACOM

July 07, 2022
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Transcript

  1. お客様事例:GROOVE X 様 SORACOM Air for セルラー のグローバル向け plan01sを 利用

    LOVEをはぐくむ 家族型ロボット「LOVOT」に SORACOMを採用
  2. LUUPとは 9 街じゅうの電動マイクロモビリティを、スマホひとつで 好きなポートで借りて好きなポートに返せるシェアリングサービス ・ご利用方法:スマートフォンアプリから 1. 乗りたいポートを見つける 2. モビリティのQRコードを読み取る 3.

    目的地ポートを予約する 4. 安全にライドを開始 ・料金:ライド基本料金50円、時間料金1分あたり15円(税込) ・ポート数:全国 1,800ポート以上 ・モビリティ台数:全国 5,000台程度(キックボードと自転車を合わせて) ・ご利用条件:①免許証の登録、②道路交通法の確認テスト満点合格 が必須 サービスの基本情報
  3. 11 2018年7月 2019年 4月 2022年2月 10月 2020年 5月 10月 2021年

    4月 創業 全国5自治体と連携協定を締結 私有地内の電動キックボード 実証実験を開始 「規制のサンドボックス制度」 認定のもと 横浜国立大学内の擬似公道で 実証実験を開始 小型電動アシスト自転車を 用いたシェアリングサービスを 提供開始 「新事業特例制度」認定のもと 公道での電動キックボード 実証実験に参加 (原付として&レンタル形式) 「新事業特例制度」認定のもと 公道での電動キックボード 実証実験に参加し シェアサービス開始 (小型特殊自動車として) ロゴを刷新し 新しい電動キックボードを発表 50ポートから 現在約1,800ポート Luupのこれまで 2019年 6月~ 全国30箇所以上の私有地で 実証実験を実施 2019年 5月 マイクロビリティ 推進協議会を設立 会長に就任 2022年7月
  4. 12 背景 • 海外の提携工場にてODMで車体・IoTデバイスの生産を行っている • 事業を高速に立ち上げるためには、短期間でハードウェアとソフトウェアの開発を同時に進める必要があった ◦ テスト用車体を用いてソフトウェア開発 => 本番車体調達後すぐにテストしてリリース

    ◦ デバイスの通信周りに不具合があっても、工場に送り返して検証することはコストが高い 結果 • SORACOM Air for セルラー のグローバルSIMを利用したことで、スムーズに進めることができた ◦ 工場にSIMを送付してデバイスに組み込み動作確認 => そのまま日本に送って利用できた SORACOM IoT SIM Mobility IoT API Server App Server User App SORACOMを活用したことによる恩恵の例 グローバル対応の SORACOM Air for セルラーのおかげで、 車体開発/ソフトウェア開発にそれぞれ集中し、難易度の高い短期間での事業ローンチが実現できた。
  5. 今後の展望 13 改正道路交通法の施行に向けて、より安全で便利なサービスを提供できるよう 新しいルールの啓発やさらなる安全対策の実施に取り組んでまいります。 現行法 (個人所有の車両など) 特例電動キックボード (LUUP など) 道路交通法改正後

    位置付け 原動機付自転車 小型特殊自動車 特定小型原動機付自転車 速度制限 1種:30km/h、2種:60km/h ※原動機付自転車に準ずる 15km/h 車道:20km/h 歩道:6km/h 走行場所 車道のみ 車道 +普通自転車専用通行帯 +自転車道 +自転車が走行可能な一方通行 路 車道 +普通自転車専用通行帯 +自転車道 +自転車が走行可能な一方通行路 最高速度が6km/hに制限された車両は、歩道も走 行可に 免許 必要(原付免許) 必要 不要、年齢制限あり ※16歳以上のみ乗車可 ヘルメット 必要 任意 任意 バックミラー 必要 必要 不要となる見込み ナンバープレート 必要 必要 必要 ウィンカー 必要 必要 必要
  6. このセッションの内容 • 新たな製品・サービスが、暮らしをより便利に、豊かに変えつつありま す。IoT=つなげる技術は、ここでも活用されています。 • 家庭用ロボットとの生活という新しい価値観を打ち出した「LOVOT」 を開発するGROOVE Xの林社長 • 道路交通法の改正案も可決され、いよいよ全国展開を視野に入れている

    電動キックボードシェアアプリ「LUUP」を提供するLuupの岡井社長 • このお二人をお招きして、まずは自社のサービス概要をお話し頂きます。 • その後、新しいコンセプトを持つ製品・サービスを創り、世の中に拡げ ていく方法をQA方式で伺っていきたいと思います。
  7. SORACOM の願い クラウド ⇒ 多くの Web サービス SORACOM ⇒ 多くの

    IoT システム 日本から、世界から、たくさんの IoT プレイヤーが生まれますように