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事前検証で実装コストをかけずに解決策の精度をあげる方法
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DAITO TANAKA
November 27, 2021
Business
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事前検証で実装コストをかけずに解決策の精度をあげる方法
2021/11/27プロ筋Confでの登壇資料です。
DAITO TANAKA
November 27, 2021
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Transcript
事前検証で実装コストをかけずに 解 決策の精度をあげる方法 田中 大登 (@tnkdaito) 2021/11/27 @プロ筋Conf
自己紹介 利便性だけでなく感情的に愛してもらえるようなプロダクトを作っていきたい人 人生のミッションは小さな幸せの認識回数を増やすこと。漫画&ディズニー大好き 田中大登 (たなか だいと) • Product Manager •
プロダクト全体の体験設計を担当 • いろいろnoteで発信してます SNSアカウント • 全部「tnkdaito」です • Twitter / Facebook / note https://user.retty.me/3946697/
1. [前提] 解決策の確度は環境/フェーズ変化で下がる 2. [行動] 事前検証で解決策の精度をあげる a. アウトプットの事前検証 b. 期待値(質)の事前検証
c. 拡張性・展開性の事前検証 3. [結果] 事前検証による結果 4. [結論] まとめ 5. 最後に 目次
[前提] 解決策の確度は環境/フェーズ変化で下がる
[前提] 解決策の確度は環境/フェーズ変化で下がる ユーザー数増加→N1の解像度低下→課題も解決策も曖昧という状況に陥りがち プロダクトマネジメントで ①Whyの研ぎ澄まし ・誰が ・どんなペインを抱え ・なぜ自社が解決すべきか ②What/Howのすり合わせ ・解決策の方向性検討
・解決策の具体化 ・解決策の確からしさ検証 ③Howの速やかな提供 などあるなかで、今回は > 解決策の確からしさ検証 をどうやるかの話をします
[行動] 事前検証で解決策の精度をあげる
[行動] 事前検証で解決策の精度をあげる 解決策と目的にあわせて、事前検証の方法を使い分ける
事前検証を行った上でリリースした解決策の具体例 人気店をリニューアルしたので、どう事前検証を行ってきたかをお話しします
アウトプットの事前検証 ユーザーさんに正しく届いているか、届いた上で理解してもらえてるかの確認 具体例 すでにRettyを使ったことがある方へ印象を確認する質問 別アウトプットを出したときの感じる印象との比較元になった
期待値(質)の事前検証 UIから抱くユーザーさんの期待を理解し、その期待値を超えられたか確認する 具体例
拡張性・展開性の事前検証 自分やユーザーさん以外の視点での検証 確認すること/具体例 確認すること ・解決策がプロダクトの中で点ではなく線になっているか ・中長期的に他の機能などとバッティングしないか ・スケールに向けて設計ができているか あ 具体例 「これどう思います?懸念あります?」みたいな会話や、フラン
クに課題解決策を相談できるチャンネルでの会話 ↓
[結果] 事前検証による結果
ブラッシュアップの回数&取り下げが激減し、実装コストは約半分くらい削減できた 事前検証をしてみた結果
まとめ
事前検証を行うことで、実装コストをかけずに解決策の精度をあげられた! まとめ
Retty興味ある人やざっくばらんにお話したい方、こちらからお話ししましょう! 最後に