ICH M3 非臨床安全性研究 4

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October 25, 2020

ICH M3 非臨床安全性研究 4

ICH M3は非臨床試験(安全性研究)についてのガイドラインです。3では小児臨床、免疫毒性、光安全性、依存性の内容をまとめています。

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October 25, 2020
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  1. ICH M3 非臨床安全性研究 4 2020/10/16 Ver. 1.0

  2. 小児臨床研究 成人の安全性研究の結果を反映する可能性が高い • 小児特有の疾患では成人の結果がない場合もある • 開始前に動物での薬理学・遺伝毒性研究を完了させる • 生殖毒性研究も重要な要素となる

  3. 小児臨床研究 成人・動物実験で不十分であれば、幼動物の使用を検討する • げっ歯類の検証で十分な場合が多い • 短期間の小児への薬力学的影響の検証には向かない • 長期投与研究前には完了させておく必要がある • 発がん性が疑われる場合は実施しないことを推奨

  4. 免疫毒性研究 ICH S8に従う • 毒性研究・免疫毒性研究で免疫毒性を検証する • 新薬では評価が必要 • 免疫毒性研究の追加を行う場合は、第3相前に行う

  5. 光安全性研究 実施の是非と実施時期は 1. 有効成分の光化学的特性(光安定性など) 2. 光化学反応による毒性発発現の可能性 3. 有効成分の体内局在 4. 非臨床・臨床的な観察結果

    により決定する
  6. 依存性の検証 中枢神経系に影響がある有効成分では考慮が必要 • 非臨床研究で依存性の臨床評価をサポートする • 臨床試験前の非臨床研究で早期の依存傾向を検証する • げっ歯類で十分な場合はその他の哺乳類は使用しない

  7. その他の毒性研究 臨床・非臨床で見つかった特定の毒性を検証する • 分解産物・類縁物質はQ3A・Q3Bにしたがい評価する • 類縁物質の毒性研究は第3相までに完了させる • 毒性の懸念がある場合は第2相までに行う

  8. 配合剤の毒性研究 1処方単位に2種以上の有効成分を含むものについて • 複数の製剤を同時投与するときの研究も含む • 毒性の兆候がないときは配合毒性研究を推奨しない • 第3相、もしくは長期臨床試験前に実施する • 臨床初期段階の有効成分では早期の非臨床研究を推奨

  9. 配合剤の毒性研究 1処方単位に2種以上の有効成分を含むものについて • 複数の製剤を同時投与するときの研究も含む • 毒性の兆候がないときは配合毒性研究を推奨しない • 第3相、もしくは長期臨床試験前に実施する • 臨床初期段階の有効成分では早期の非臨床研究を推奨

  10. 配合剤の毒性研究 単剤の臨床、配合剤の非臨床安全性研究で安全性を担保する • 90日間投与の臨床試験と同等の非臨床研究を行う • 哺乳類1種で行い、予想外の結果が出た場合に1種追加する