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ICH Q1E 安定性試験の評価

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August 09, 2020

ICH Q1E 安定性試験の評価

ICH Q1Eは安定性試験の評価についてのガイドラインです。主にリテスト期間・有効期限決定時における外挿の利用について記載されています。

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August 09, 2020
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  1. ICH Q1E 安定性試験の評価 2020/7/26 Ver. 1.0

  2. 安定性試験の評価 リテスト期間・有効期限決定のための外挿について • 外挿を利用可能である条件を決めている • Q1Aでは有意水準0.25での回帰を実施するとされている • 複数の条件を含む安定性試験について記載される • 基本的には常温でのリテスト期間・有効期限決定が対象

  3. 一般的事項 リテスト期間・有効期限と統計 • 最小3バッチの安定性試験で期間を決める必要がある • リテスト期間・有効期限はすべての生産ロットで同一 • 個々の結果のバラツキを考慮する必要がある

  4. 定量値と試験項目 定量値と物性の安定性 • 試験開始時に定量値が100%でなければ、補正が必要 • 物理・化学・生物学的安定性を考慮する必要がある • 重量の減少がないことを確認する • 各種要素の安定性を期間中十分に確保できるようにする

  5. Appendix Aと期間の決定 Appendix Aは期間決定に至るフロー図 • 安定性試験の結果、変化の大きさから期間を決定する • 外挿を使える場合と使えない場合を指定する • 冷蔵・冷凍も含んでいるため、複雑

    • 量的な化学変化は直線式で表される
  6. Appendix A すべての項目について 個々に評価する 加速6Mで 変化あり 冷蔵保存 加速3Mで 変化あり 中間条件

    で変化 あり 長期は 統計解析 できる 長期は 変化・ バラツキ が小さい 加速は 変化・ バラツキ が小さい 長期は 統計解析 できる YES NO YES NO NO NO YES 外挿しない 統計解析は必要 外挿しない 統計は場合により必要 X+3Mまで 1.5Xまで(< X+6M) 2Xまで(< X+12M) (冷凍のとき)1.5X まで(< X+6M) NO 統計で補償されるなら 左と同じ 1.5Xまで(< X+6M) (冷凍のとき)X+3M まで YES YES NO YES NO NO YES X: 長期試験で補償される期間 青の箱はリテスト期間・有効 期限の期間を示す
  7. データの示し方 データは適切な形で示す • テーブル、図、文章で表す • 評価についても説明する • 数値データは全部のデータを数値で示す • 使用した統計手法、結果を適切に説明する

  8. 外挿 入手済みのデータから未来の予測を行うこと • リテスト期間・有効期限の決定に用いる • 加速で変化がないときに適用できる • 統計解析による正当化が必要 • 長期試験での確認が必要

  9. 統計解析の手法 主にリテスト期間・有効期限の決定のために用いる • 量的データは基本的に直線回帰する • 期間は95%信頼範囲と規格から決定する • 試験デザインに統計モデルを組み込む必要がある